学校生活[全日制]

令和7年度創立記念式・記念講演会

本日の2時間目と3時間目に創立記念式と記念講演会がおこなわれました。記念式典では校長式辞、同窓会長祝辞で本校の歴史などが紹介されました。校長からは地元の有志による寄付もあって本校が設立されたことや、本校OBでグランドにも胸像が設置されている野澤一郎氏についての話がありました。

野澤一郎氏の紹介において、野澤氏が開発した空間構造技術“ダイヤモンドトラス”にも触れ、本校講堂の屋根もその技術が使われているという説明がありました。

本校グランド南に建つ野澤一郎氏の胸像は野澤氏の強い希望で、生まれた時の姿である裸の胸像というかたちでつくられました。

野澤氏の胸像は校舎の方を向くように建てられ、常に生徒たちを見守っています。

同窓会長の祝辞では、本校開校以来126年の長い歴史の間にあった歴史背景や昭和初期の頃の学校の様子、本校校歌とその作詞家作曲家について語られ、“温故知新”の大切さや、自己確立に励んでほしいという話がありました。

校歌と作詞家・作曲家については当HPのでも紹介しています。

式典後半の校歌斉唱の様子です。

 

記念式終了後は記念講演会となりました。今回は昭和33年度卒業本校第11回期生で陶芸家の神谷紀雄氏に講演をしていただきました。

神谷先生は自身の学生時代の経験を語りながら、若い時は何事においても吸収力が非常に高く、若い時に覚えたことはいつまでも忘れないので、吸収力のある今、色々なものに触れて興味を持ってほしいと話されました。生徒たちには今日の講演の話を今後の生活に生かしてもらえたらと思います。また、今回神谷先生からご自身の作品である“鉄絵銅彩梅文大鉢”を寄贈していただきましたので、そちらも紹介します。

最後に、本校の歴史や明治から昭和にかけての学校の様子については当HPのからもご覧いただけます。是非ご覧ください。