日誌

2年生「日光の産業と文化」(二荒山神社中宮祠見学)

 11月18日(月)、保存修理事業中の二荒山神社中宮祠拝殿を特別に見学させていただきました。二荒山神社は疫病や自然災害が相次いだ奈良時代、世界の平和・安穏を願い勝道上人が創建したといわれています。現在の建物は江戸時代元禄期のものですが、当時の職人や祈りをささげた人々が何を考え、どのような祈りを込めて信仰を守ってきたか、その思いを後世に伝えるために、文化財の価値を損なわないよう極めて慎重に作業にあたっていることなどをお話しいただきました。また特別展「名刀御神宝」が開催されている宝物館で国宝・重要文化財指定の名刀の数々を見学させていただき、大変勉強になりました。