日誌

人権・福祉教育

地域共生社会のまちづくり

1218日(水)、矢板市社会福祉協議会から講師をお招きして人権・福祉教育を実施しました。「地域共生社会のまちづくり」をテーマに今回は車イスに着目して、「安心して暮らす」とはどういうことか考えるというものでした。

最初に、社会福祉協議会の方から「地域共生とノーマライゼーション」について講話をしていただき、ノーマライゼーションとは何かや、暮らしの中のバリアフリーなどについて考えていきました。普段何気なく過ごしている社会の中で改めて見てみると、多機能トイレの設置や車イスの方でも使いやすいようにお金の投入口が低くなっているものなど、バリアフリーになっているものが沢山あることがわかります。また、バリアフリーにすることだけが誰もが暮らしやすい社会ではなく、一人ひとりが福祉について考えることも大切だというお話をいただきました。
 

後半は「車イスに乗って学校を探検しよう!」をテーマに、実際に12台の車イスを使用して、校舎の1階の通路を移動してみました。また、車イスのまま乗れる福祉車両に乗車する体験もしました。

通路には段差があり、スムーズに移動することが難しい場所もありました。

    

 

 今回の講話や体験をきっかけにして、相手を思いやる気持ちを持ち、誰もが安心して暮らすことができる社会について考えていってほしいと思います。