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- 平成24年度 栃木県教育研究発表大会
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- 部会テーマ:育てる教育相談
-自尊感情に焦点を当てて- -
学校における教育相談において重要なことは、すべての子ども一人一人を対象に、育てる(発達促進的・開発的)教育相談の機能を充実させることです。特に生きる力と関わる自尊感情を育成することは重要です。
自尊感情とは「自分に対する肯定的感情」であり、「自分の短所や欠点も含めて自分で自分を価値あるものとする感覚のこと」です。子どもたちの自尊感情の低下が指摘される中、学校教育において子どもたち一人一人の自尊感情をどのように育んでいくのかについて、総合教育センターの発表、小学校と高等学校の実践発表をもとに考えました。
そして、自尊感情の育成の視点を小学校では「伸ばす」、中学校では「低下させない」、高等学校では「回復させる」というキーワードでまとめました。
発表1 自尊感情を育むために
-伸ばす・低下させない・回復させる-
発表2 学級の子どもたち一人一人の自信を高めるために
-自尊感情という視点をもって-
発表3 教育相談的視点を生かした授業の実際
研究協議
研究協議では活発に質疑応答がなされ、子どもたちの自尊感情を育むための具体的な取組について理解を深めるよい機会となりました。
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- 参加者の感想
- 自尊感情を構造的に分析し、それに沿った取組が大変具体的で参考になりました。
- 内容が精選され、資料提示も見やすく、理解が深まりました。
- 発表者の先生方の実践がよい結果につながっている点は、それぞれの先生方の日々の取組の素晴らしさと努力の継続のたまものであると思います。とてもよい刺激をいただきました。
- 発表された実践はどれも高度な技術や高価な教具が必要なわけではなく、熱意と愛情があれば実践できるもので、とても参考になりました。是非自分の教育活動にも取り入れていきたいと思います。
- 自尊感情を育てるために教員はどれだけ細やかに丁寧に生徒と関われるかが肝要だと実感しました。多忙であっても人数が多くても一人一人を見て、受け入れる努力が必要だと感じました。