本部会は、「人権教育推進の充実を目指して」をテーマに、中学校、高等学校、市教育委員会の３つの発表がありました。
人権が尊重される社会の実現に向け、学校教育・社会教育における推進体制の整備、人権に関する学習や啓発活動の内容・方法等について、実践的な取組の成果が発表されました。
最後に、宇都宮大学教育学部の橘川眞彦教授から、今後の人権教育の方向性等について御指導いただき、とても有意義な部会となりました。
発表１ 学び合いを通して生徒の人権感覚を育む教育活動
－自尊感情を伸ばすコミュニケーション能力の育成－
平成22・23年度に、文部科学省の指定を受け、授業や放課後に生徒同士の学び合いの中から人権感覚を育む教育活動を行ってきました。また、隣接小学校との連携などにも取り組みました。それら実践してきたことについて発表がありました。
発表２ 自立と共生の精神を育む教育
平成22・23年度に県教育委員会から人権教育研究学校の指定を受け、生徒一人一人がよりよい人生を送る一助として、自立と共生の精神を育む教育の研究に取り組みました。授業や学校行事での実践を中心に発表がありました。
発表３ 小さな気づきでみんながつながる
－誰もが愉快に暮らせるまちを目指して－
平成22年度～24年度に文部科学省の人権教育総合推進地域事業の推進地域として指定を受け、上河内地区をモデル地区とし、学校・家庭・地域社会が一体となった人権教育に取り組みました。その取組について発表がありました。
本部会は、「人権教育推進の充実を目指して」をテーマに、中学校、高等学校、市教育委員会の３つの発表がありました。