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- 平成24年度 栃木県教育研究発表大会
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- 部会テーマ:児童生徒の将来の社会的自立に向けた取組
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不登校の解決や未然防止に向けて、中学校の取組をはじめ、地域社会、関係機関等との綿密な連携による二つの教育委員会の実践事例の発表がありました。学校経営及び学級経営の在り方、児童生徒一人一人に寄り添ったきめ細かな指導・援助の在り方等について考えるよい機会となりました。
発表1 児童生徒が生き生きと活動できる魅力ある学校づくり
-不登校未然防止への取組-
不登校の未然防止を推進するため、生きる力を育成する魅力ある学校づくりについて調査・研究を行った中学校の取組の紹介や成果の発表がありました。
発表2 不登校対策における関係機関とのネットワークを生かして
-不登校出現率4割減少への取組-
不登校対策ネットワーク事業の取組の紹介や、不登校の出現率を約4割減少させた成果、今後の課題等についての発表がありました。
発表3 児童・生徒指導における関係機関との連携
不登校の解消を目指し、市教委が中心となり、全市的に関係機関が連携している実践についての紹介や成果についての発表がありました。
研究協議・指導助言
研究協議では、学校種間の連携について、中学校説明会や宿泊学習での交流等の提案、教育委員会と学校との報告書のやりとりの手法等について質問がありました。また、「不登校を未然に防止するための取組」について情報交換をしました。
最後に、県教育委員会学校教育課の小倉克則副主幹から総括した指導助言をいただきました。
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- 参加者の感想
- 組織や部門の役割分担などが、各教委には参考になった。
- 問題行動への対応として、様々な機関や人が連携できる場の設定が必要だと感じた。また、未然防止の重要性を感じた。
- 不登校に対して、集団づくりを基盤とした未然防止、関係機関とのネットワークを生かした取組、各協議会における不登校や準不登校への対応、赤ちゃん訪問など将来を見据えた取組など参考になった。
- 一人一人の子どもを支えるために、教職員や保護者がつながって組織として動くことが校種や規模に関わらず大切であることを改めて実感できました。
- 不登校対策の具体的な取組が参考になった。自校で取り入れられる点、参考にすべき点を共有して生かしていきたい。