具体的な教材や事例を紹介しながら、国語と算数の実践発表がありました。発表後は、グループに分かれて、感想や疑問点などを中心に実践化に向けた研究協議を行いました。最後に、県教委事務局学校教育課の清水久美子副主幹から総括した指導助言をいただき、参加者にとって有意義な部会となりました。
発表1 学びを生かす子どもをはぐくむための学習指導の在り方
-単元全体を通した効果的な算数的活動を中核に-
算数的活動について、単元レベルでどう取り組むのかを具体化し、教材や教具などを提示しながら、わかりやすい発表がなされました。また、情報機器を効果的に活用した事例についても紹介がありました。
発表2 「聞くこと」の指導法の工夫
-「聴き合える」子どもたちの育成を目指して-
聴き合える子どもの育成を目指すための「聞くこと」の指導について、内地留学の研究成果に基づく発表がありました。コミュニケ-ションの基本となる「聞くこと」の指導について実践例が紹介されました。
研究協議・指導助言
4~5人でグループをつくり、発表に対する感想や、日頃感じている疑問点などについて、熱心に話合いが行われました。
その後、県教育委員会学校教育課の清水久美子副主幹から、今回紹介された教材・教具や指導法の有効性とともに、PDCAに加えR(児童の実態や学校・学級の実態把握)が重要であるとの助言をいただきました。。