二宮尊徳
多くの学校に見られる二宮金次郎像(にのみやきんじろうぞう)

二宮尊徳については、少年時代の薪を背負い歩きながら読書する姿が有名です。この姿は明治24年(1891年)刊行の『二宮尊徳翁(にのみやそんとくおう)』〔幸田露伴(こうだろはん)著〕に初めて挿絵として掲載されました。
明治37年(1904年)以降、修身の国定教科書に、少年期の金治郎が模範的な少年として、数多く登場するようになりました。

このことにより昭和(しょうわ)に入ってから全国の学校の校庭に少年時代の二宮金次郎像が次々に建てられました。