特色となるものを見つけて県を調べよう(栃木県)(初稿H19)

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概要(表示しない)

本キットは、かんぴょう農家の生活の様子を取り上げ、都道府県の調査の課題追究マニュアルとして、調べる学習活動の確認を行う。栃木県でかんぴょう生産が盛んな理由を気候の条件、農家の人々の生活の様子、機械の発明や歴史的な事象などといった様々な要因から多角的、多面的にとらえさせることにより、生徒の思考力を育成したい。

単元計画(表示しない)

・導入、事実認識(1時間)

・事実認識、課題追究の事例学習(かんぴょう農家)(本時:1時間)

・課題設定、情報収集、追究(3時間)

・発表、まとめ、評価(2時間)

目標(表示しない)

1.分布図や統計資料などを適切に活用し、栃木県でかんぴょうの生産量が多い理由を調 べ、適切に表現することができる。(技能・表現)

具体の評価規準(表示しない)

番号 おおむね満足 十分満足 支援の具体策 評価方法
1

栃木県でかんぴょうの生産が多い理由を、分布図や資料などを適切に活用して調べ、表現している。

栃木県でかんぴょうの生産が多い理由を多角的・多面的に考え、その他の農産物についても応用して考えている。

調べたり考えたりするポイントとして、自然条件として不可欠なこと、栽培に関わる人の努力の2点を示す。

観察

ワークシート

展開(表示しない)

学習内容 時間 学習活動 指導上の留意点
・かんぴょうから本時の学習内容に関心をもつ。
・本時の学習課題がわかる。
8

1 かんぴょうの生産量は栃木県が全国1でおよそ9割を占めることを知る。

2 本時の学習課題を確認 する。

栃木県でかんぴょう生産がさかんなのはなぜだろう。

・かんぴょうを用意し、実際に見ることで本時への意識を高める。

○実物教材(かんぴょう)

・かんぴょう生産量だけにしぼり、資料から気づいたことを発表させる。

・学習課題を掲示する。

・かんぴょう生産がさかんな理由を予想をたてて調べ、発表する。
25

3 かんぴょう生産がさかんな理由を

 ①予想をたてる。

②資料から調べる。

③発表する。

※ワークシート

・気温や降水量といった自然条件、壬生藩主が栽培を奨励したという歴史的事実、かんぴょうむき機の発明といった人々の苦労など多角的・多面的に考えさせる。

◇かんぴょう生産がさかんな理由を予想し、それに基づいて資料を適切に活用して調べることができる。

(観察・ワークシートの記述分析)

・資料から栃木県の農業の特色を読み取る。 10

4 栃木県の農産物でかんぴょう以外にさかんなものを資料から読み取る。

※ワークシート

・学習活動3からでた予想や調べた内容をもとに考えられるよう助言する。

・現在の我が国の農家が抱えている悩みや苦労に気付く。 7

5 資料から現在のかんぴょう農家の悩みや苦労を読み取り、ワークシートにまとめる。

※ワークシート

・県内のかんぴょう農家が抱えている悩みや苦労は、他の農家にも共通することに気付かせ、我が国の農業の課題として一般化する。

関連ファイル(表示しない)

分類 資料名 種類 概要
指導案指導案
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