小山氏の変遷と中央の動き（初稿Ｈ19）

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本キットは、小山氏の活躍について取り上げ、地域の歴史について調べる学習活動を行う。小山氏は鎌倉時代から活躍した地方豪族から発生する。小山市の地名の由来や城址の変遷を追うことで　郷土に対する愛着をもたせたい。また、中央史との動きの関連を関連させてとらえさせ、城址の変遷が当時の世の中の情勢を表していることを考えさせたい。

・モンゴルの襲来と日本（1時間）

・南北朝の動乱と東アジアの変動（1時間）

・室町幕府と経済の発展（1時間）

・民衆の成長と戦国大名（1時間）

・室町文化とその広がり（1時間）

・小山氏の変遷と中央の動き （本時：1時間）

小山氏への関心を高め興味をもつことができる。

小山氏への関心を高め興味をもつことができる。

小山城落城の時の伝説から姫と家臣とのよい主従関係の深さを感じられる。

ワークシートの記述分析

１　小山市の由来について　考える。

２　本時の学習課題を確認　する。

小山氏の活躍を年表にまとめ、中央史との関連を考えよう。

・小山市に関する話から生徒の興味、関心を高め学習意欲を喚起する。

・小山氏について触れ、小山氏の城の写真などを見せる。

・本時の学習課題を掲示する。

○小山氏城址の写真

３　小山氏の活躍した時代　を年表形式でまとめる。

○栃木ふるさと学習資料集

「小山氏城址」

※ワークシート

・ワークシートを活用し、年表形式にまとめるよう助言する。

４　中央史の動きを年表に追加し、小山氏の城の変化の理由を考える

※ワークシート

・資料から小山氏の館から城への変遷の様子をとらえさせ、変遷の理由を時代背景と関連付けて考えさせる。

・友達の発表をよく聞き、他の意見を認められるような雰囲気づくりをする。◇この時代の小山氏の活躍に関心をもち、中央史と関連付けて意欲的に考えている。(観察、ワークシート分析)

５　小山城落城の時の「実　なし銀杏」の伝説を聞き、　感想を発表する。

・小山城にまつわる「実なし銀杏」の伝説から、時代は変わっても変わらない人の心の温かさを感じられるようにする。