中世(鎌倉・室町の文化)(初稿H19)

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概要(表示しない)

武士同士の争いから相次ぐ戦乱により社会情勢が不安定となると、人々はこの不安や悩みを解消するために、新しい仏教を信仰するようになっていった。(鎌倉仏教)そのような中、武士階級が 世の中の中心となり、以前の国風文化とは違った素朴で力強い鎌倉文化が育っていった。また、現 代にも受け継がれており、日本の伝統文化を代表する能や狂言、生け花、茶の湯などは、室町時代 に公家や武家、そして民衆の交流の中からつくりだされていったものである。

  本小単元では、この二つの時代の文化を比較させ、その違いに気付かせるとともに、時

単元計画(表示しない)

・鎌倉の文化(1時間)

・室町の文化(本時:1時間)

目標(表示しない)

1.鎌倉文化と室町文化の特色(共通性や違い)について、適切な資料を選択・活用し、 比較しながら表現することができる。(技能・表現)
2.足利学校の歴史に関心をもち、その果たした役割について、主体的に追究する。 (関心・意欲・態度)

具体の評価規準(表示しない)

番号 おおむね満足 十分満足 支援の具体策 評価方法
1

鎌倉・室町文化の代表作を比較し、その違いについて記述している。

鎌倉・室町文化の違いについて、時代背景と関連付けて記述している。

資料集を活用して、それぞれの文化の代表作を調べさせる。

ワークシートの記述分析

2

足利学校について興味をもち、意欲的に資料を活用している。

 足利学校が果たした役割を主体的に追究し、その価値と保護の重要性について言及している。

足利学校の写真を見せたり、論語抄を読むなどして関心を高めさせる。

ワークシートの記述分析、追究活動の観察

展開(表示しない)

学習内容 時間 学習活動 指導上の留意点
・前時の復習

・本時の課題が分かる。
5

1 前時の内容について教師の質問に答える。

2 本時の課題を確認する。

室町時代の文化の特色を調べ、鎌倉時代との共通点や違いについてまとめよう。

・授業に入る雰囲気作りに努める。

・資料集、ワークシートが準備できているか確認する。

・室町文化の特色を調べる。
15

3 室町の文化(北山、東山)の特色と形成された背景を調べ、ワークシートに記入する。

○資料集

※ワークシート

・記入できていない生徒については机間指導をしながら助言する。

・足利学校の歴史について関心をもち、当時果たしていた役割を調べる。
15

4 足利学校がどのような役割をはたしていたのか調べる。

①創建について

②再興について

③足利学校で教えていた学問について

④現在の足利学校について

○栃木ふるさと学習資料集

 「足利学校」

・室町時代の部分に焦点を当て、当時の足利学校の果たした役割について調べさせる。

・足利学校の写真を提示し、関心をもたせる。

・論語の紹介をし、素読をする。

・足利学校について補足説明する。

・鎌倉文化と室町文化の特色を比較する。 10

5 前時で学習した鎌倉文 化と比較することで、二 つの文化の違いを考え、 発表する。

・時代背景と関連づけて考えるよう補足説明する。

◇鎌倉・室町文化の代表作を比較し、その違いをまとめることができたか。

(ワークシートの記述分析)

・本時のまとめを行う。 6

6 本時のふり返りを行う。

・次時の予告をする。

関連ファイル(表示しない)

分類 資料名 種類 概要
指導案指導案
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