本小単元では、戦乱の世に幕が閉じられ、徳川氏によって泰平の世を構築し始めた江戸時代初期 に、全国各地で産業や交通が急速に発展していったことを中心的に取り扱う。
・ 江戸時代の百姓と町人(1時間)
・ 農業の発達と都市(本時:1時間)
新田開発などの代表的な事例から農業の発達の様子に関心をもち、意欲的に追究している。
農業の発達から他の産業の発達にも関心を広げ、意欲的に追究している。
当時発達した農具の写真や資料集などを活用することにより、関心を高めさせる。
発言分析
観察
例幣使街道について、資料を活用し、その概要をまとめている。
江戸時代、例幣使街道がはたした役割を調べることにより、現在の生活道路との違いを指摘している。
資料を提示しながら調べるポイントを再確認させ、読み取りのヒントを示す。
1 前時の内容について教 師の質問に答える。
・授業に入る雰囲気作りに努める。
2 学習課題を確認する。
江戸時代の社会の変化を産業・交通・都市の発達から調べよう。
・課題学習を板書する。
3①農具の写真を見て、どのように使用されていたのか考え発表する。
②農具が発展したことにより、農民の生活がどのように変化したのか考える。
・思ったことを自由に発表させ、発言しやすい雰囲気をつくる。
・農業技術の改良が農家の余剰時間を生み出し、商品作物の栽培へと転化していったことに気づかせる。
○写真
◇新田開発などの代表的な事例から農業の発達の様子に関心をもち、意欲的に追究することができる。
(ノート分析・観察)
4 例幣使街道について調べる。
①場所
②名称の由来
③例幣使街道がはたした
役割
④街道が整備されたことに よる各地の影響
・資料を配付する。
・資料が読み取れない生徒に関しては、机間指導をしながらアドバイスをする。
○栃木ふるさと学習資料集
「例幣使街道」
※ワークシート
◇例幣使街道についての資料を活用し、その概要をまとめることができる。
(ワークシート分析・観察)
5 例幣使街道の学習をふまえ、三都の特色と交通路(五街道)について調べ、都市の発達と交通路の関係を考える。
・例幣使街道の例を参考に考えさせる。
・指示されたページが開かれているか、机間指導しながら確認する。
○教科書、ノート
・例幣使街道について補足説明をする。
5 本時のふり返りを行う。
・次時の予告をする。