葉の断面の観察

操作説明(表示する)

概要(表示しない)

葉の断面組織の観察では切片作りが成功の鍵を握ります。切片を短時間で大量に作ることができる方法とプレパラートの作り方をビデオで紹介しています。また、指導案のほかに、実際の断面の画像で組織の特徴を解説するスライドもあります。

目標(表示しない)

1.葉の構造について観察し、記録することができる。(実験・観察の技能・表現)

具体の評価規準(表示しない)

番号 おおむね満足 十分満足 支援の具体策 評価方法
1

観察に耐えるプレパラートを作成し、特徴を記録することができる。

観察に耐えるプレパラートを作成し、構造の違いについて着目し、記録することができる。

切片づくり、プレパラート作成のやり方を細かく見て指導する。

ワークシート、観察

展開(表示しない)

学習内容 時間 学習活動 指導上の留意点
本時の学習課題を確認する。 5

葉はどのようなつくりになっているか。

・葉脈は維管束が分かれたものであり、形状としては、網状脈と平行脈に分けられることを押さえる。

切片の切り方とプレパラートの作り方を説明する。 10

・スライドで方法と操作のポイントを説明する。
パワーポイントスライド、画像、VTR
パソコン、プロジェクター、スクリーン
・内部構造を、断面観察で直接観察すること、どのような方向で切ったらよいかなどについて話し合い、目的の確認と観察への意欲を高める。

葉の断面を観察する。 25

  1. ワークシートの確認
  2. 切片づくり
  3. プレパラート作成
  4. 顕微鏡準備
  5. 観察、記録(スケッチなど)

ツバキなどの植物の葉、かみそり、ペトリ皿、柄付針、スポイト、ピンセット、顕微鏡、スライドガラス、カバーガラス
顕微鏡テレビカメラなどがあれば、生徒が作った実際のプレパラートを提示して、観察ポイントを確認させたり、観察の意欲を高めたりする。

観察結果のまとめをする。 10

  1. 観察された小さな部屋のようなものを「細胞」ということ。
  2. 断面には組織が密な部分とそうでない部分があること。
  3. 細胞内にみられた緑色の小さな粒を「葉緑体」ということ。  など

・生徒の観察記録を確認しながらまとめていく。

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