色の世界を楽しもう(H19初稿)

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概要(表示しない)

このキットは、中学校第1学年指導計画4時間扱いの色彩についての授業のうち、1時間分の指導案を掲載しました。デザインの本格的な学習を前に、生徒に色彩についての興味・関心を高めるために制作しました。動画は、授業の導入時に色の効果を確認するときに活用できます。

単元計画(表示しない)

・色の働きや効果等について理解し、テーマに沿って配色することができる。

・色相環、明度、彩度の色の変化をポスターカラーを使用して制作する。

目標(表示しない)

1.身のまわりの色彩を楽しみ関心を持つことができる。(関心・意欲・態度)
2.色の性質や感情、色の組み合わせを生かした表現テーマを発想することができる。(発想・構想の能力)
3.材料や用具の効果的な技法を生かしながら、より自分のイメージに近づけて計画的・効果的に表そうとすることができる。(創造的な技能)
4.作品に用いられた色彩のよさや美しさを味わうことができる。(鑑賞の能力)

具体の評価規準(表示しない)

番号 おおむね満足 十分満足 支援の具体策 評価方法
1

実験やワークシート

から、色の性質や感情

に与える効果を確認す

ることができる。

色の働きに興味を持

ち、意欲的に実験など

に取り組み、色の性質

を理解することができ

る。

生徒を教卓の周りに

移動させて、全員が間

近で観察できるように

する。

観察

ワークシート

2

自分のイメージを作品としてまとめるために、色の性質や配色効果を自分なりに工夫して表現している。

自分にイメージを表

現するために、色の性

質を考え、心豊かに様々な配色方法を試みている。

机間指導をしながら、

それぞれの作品につい

て、テーマの設定や配

色のおもしろさなどを

認めてあげるよう声を

かける。

作業内容が理解でき

ていない生徒には個別

に声をかけ、確認する。

観察

作品

3

色の性質や混色の仕方を理解して、彩色することができる。

色の性質や混色の仕方を理解し、自分のイメージ通りに彩色することができる。

色の性質や混色の仕方を理解していない生徒には、教師が師範して見せたり、参考作品を用意するなど個別指導を行う。

観察

作品

4

色の世界のおもしろさに気づき、自分の制作過程を素直に振り返ることができる。

色の世界のおもしろさや表現性に気づき、今後の制作に生かそうとすることができる。

グループの友達の意見を参考にさせたり、振り返りカードの自分の頑張ったところやほめられた点、反省点などを活用し振り返らせる。

ワークシート

展開(表示しない)

学習内容 時間 学習活動 指導上の留意点
本時の内容を確認し、色についての関心を持つ。
12

・参考資料を見て、本時

 の課題について知る。

 (色の働き、縞模様の

 効果、膨張色・収縮色、

 明度対比、彩度対比、

 色相対比)

・本時の内容を確認させ、色について関心を持たせるようにする。

色の働きに興味を持ち、その性質について知ることができる。
13

・ワークシートで色の性質について理解する。

・無彩色と有彩色

・色料の三原色(赤紫・青・黄)

・色料の三原色の実験を観察する。

 ①三原色を互いに混ぜて、中間の色相(紫・緑・橙)を作る。

②できた色を輪にして、色相環ができることを確認する。

・色立体を使い、色の三属性(明度・彩度・色相)などについて知る。

・生徒を教卓の前に移動させ、全員が間近で観察できるようにする。

・あまり専門的になりすぎないようにしながら、ワークシートを使い確認させる。 (別紙参照)

色の性質を確認しながら、自分のイメージを膨らませ、配色をすることができる。  5

・本時の活動、今回の課題について振り返る。

・自分なりに考え、工夫した表現ができたかに注意させる。

・次回の制作(ポスターカラーを使い色相環などを作成する)の目標を明確にする。

関連ファイル(表示しない)

分類 資料名 種類 概要
ワークシートワークシート
視聴覚教材色の整理・理解
実践の様子参考作品1
実践の様子参考作品2
実践の様子参考作品3
実践の様子参考作品4
実践の様子参考作品5
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