栃木県を調べよう(初稿H19)

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概要(表示しない)

本小単元は、栃木県の特色を農業、工業など産業の発達を自然や交通網の発達など  と結びつけてとらえさせる学習活動を行う。                  

 【ふるさと学習との関連】

   栃木県の特色としていちご栽培や、酪農の発展がある。栃木ふるさと学習資料「仁  井田一郎」や「那須の酪農」を用いることで、自然条件や交通網の発達のみならず、  先人の知恵と努力があったことにも目を向けさせ、生徒にふるさと栃木に対する自信  と誇りを持たせたい。

単元計画(表示しない)

1 資料から栃木県の特色を見出そう

2 グループで選択したテーマについて、調べる視点を明らかにして追究し  よう

3 栃木県の特色をポスターにまとめよう

4 調べたことをを発表しよう

目標(表示しない)

1.1 グループで設定したテーマに基づいて、収集した資料をもとに調べる視点を見出す。(関心、意欲、態度)

具体の評価規準(表示しない)

番号 おおむね満足 十分満足 支援の具体策 評価方法
1

自ら調べる視点を見出し、調べたり考えたりしている。

いくつかの視点を関連づけて、必要な資料を収集し、調べたり考えたりしている。

資料の注目すべき点を具体的に知らせる。

観察

発言分析

展開(表示しない)

学習内容 時間 学習活動 指導上の留意点
・本時の学習課題を知る。 5

1 本時の学習課題を確 認する。

グループで選択したテーマについて、調べる視点を明らかにして追究しよう。

・本時の学習の流れを教師が説明する。 

・テーマに関わる情報を集める。 10

2 県の特色としてとら えたことの成因につい て、資料を読み取って 気付いたこと、疑問に 思ったことを端紙に書 き出す。

○栃木ふるさと学習資料集「仁井田一郎」「那須の酪農」

 その他の資料     

・KJ法的な手法を取り入れ、個々の気づきを調べる視点にまとめていくようにさせる。   

・集めた情報を様々な視点ごとに、整理する。 15

3 グループで意見を持 ち寄って話し合い、視 点ごとに分類する。

・いくつかの視点を関連づけて学習を進められるよう助言する。

・3で分類した視点ごとに分担して調べる。 15

4 グループで視点を分 担して、テーマに沿っ て追究する。

◇テーマに沿った視点をグループ内で発表し、いくつかの視点を関連づけて調べ学習を進めることができる。

(観察・発言の分析)

・次時の学習内容を知る。 5

5 教師の説明を聞く。

・調べた内容をまとめ、発表の準備をすることを伝え、意欲付けを図る。

関連ファイル(表示しない)

分類 資料名 種類 概要
指導案指導案本小単元は、中学校学習指導要領 社会 地理的分野の(2)地域の規模に応じた調 査のイ 都道府県 「47都道府県の中からいくつかの都道府県を取り上げ、地理的事 象を見いだして追究し、地域的特色をとらえさせるとともに、都道府県規模の地域的特 色をとらえる視点や方法を身につけさせる。」にあたる。また(内容の取扱い)ウにお いては、「(前略)なお事例として取り上げる都道府県については、学校所在地の都道 府県を含めて選び、それぞれ特色ある視点や方法で追究するようにすること。」と示さ れている。   これをうけて本小単元においては、全国的に生産量が多いいちごや米の栽培、盛んな 酪農、内陸型の工業団地の発展、伝統的な産業などをテーマに、自然条件や交通網の発 達などと結びつけて栃木県の特色をとらえさせたいと考えた。いちご栽培や酪農の発展 においては、栃木ふるさと学習資料集から「仁井田一郎」や「那須の酪農家」の資料を 用いることで、自然条件や交通網の発達のみならず先人の知恵と努力があったことにも 目を向けさせたい。
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