製品の組み立て方を知ろう(初稿H19)

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概要(表示しない)

本キットは、技術とものづくりの指導項目A(3)イ 工具や機器の使用方法及びそれらによる加工技術、について、問題解決的な学習を取り入れた実践例です。この授業では、釘を使って簡単な接合をさせた後、板の割れや傷、釘の飛び出し等、失敗した接合部を観察させ、失敗しない接合の仕方を考えさせるようにしました。上手な接合をするためのアイデアをグループで出し合わせます。また、下穴の加工もペア学習も通して、気づいたことを教え合わせるよう学び合いを進めました。

単元計画(表示しない)

・製品の組み立て方を知ろう。(1時間)

・電気部品の種類や特徴を調べよう。(1時間)

・電気部品を取り付けよう。(1時間)

目標(表示しない)

1.体験学習を通して、組み立ての留意点について進んで学ぶことができる。()

具体の評価規準(表示しない)

番号 おおむね満足 十分満足 支援の具体策 評価方法
1

班の人の意見を参考にしながら、垂直に釘を打つための手立てを考えている。

接合部をよく観察し、垂直に釘を打つための手立てを考え、その解決方法を進んで考え、ワークシートにまとめている。

どこに着目して観察するか確認し、ワークシートにまとめさせる。

観察

ワークシート

展開(表示しない)

学習内容 時間 学習活動 指導上の留意点
学習内容の確認 2

・本時の学習内容を確認する。

・釘を使った接合方法について学習することを伝える。

接合の確認 3

・仮組み立てを行い、どの向きから釘打ちをするか確認する。

・ワークシートの組み立ての例を参考にして、部品を並べて仮組み立てをさせる。

・繊維方向にも気をつけさせる。

釘を使った簡単な接合 10

・配られた材料を使って組み立てを行う。

・「なかなかまっすぐに打てない。」、「打った釘がとび出してしまった。」等の失敗を生かすようにする。

接合部の観察 5

・接合部を観察し、その様子をワークシートに記入する。

※ワークシート

・材料の割れ、材料の傷の有無について観察し、記録させる。

◇評価

発表 10

・グループごとに発表し、上手に接合するにはどうすればよいか話し合う。

・お互いの意見を尊重し合うように声かけをする。

げんのうの使い方と下穴の必要性 5

・げんのうの平面と曲面の使い分けと下穴の必要性についての説明を聞く。

・釘の打ち始めはげんのうの平面で打ち、終わりのみ曲面を使うことを説明する。

・下穴をあけることで釘がまっすぐに打てることを説明する。

下穴をあけ、再度接合 10

・四つ目ぎりを使って下穴をあけ、釘を使って接合する。

・気付いたことをお互いに教え合い、正確な作業ができるように配慮する。

本時のまとめと次時の予告 5

・本時のまとめと次時の学習内容を確認する。

・本時のまとめと、次時の内容を伝える。

関連ファイル(表示しない)

分類 資料名 種類 概要
指導案指導案1
指導案指導案2(展開)
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