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2013/06/04

平成25年度 新任教頭研修(高等学校、特別支援学校)第1日

| by 栃木県総合教育センター
目  的教頭としての職務や学校経営の在り方等について理解を深め、教頭としての資質の向上を図る。
日  時平成25年4月23日(火) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任の教頭
研修内容1 講話「新任教頭への期待」
2 講話「教頭の職務と学校経営」
3 講話・演習「教頭の職務と人事管理」
講  師県教委事務局教育次長
県教委事務局学校教育課長補佐
県教委事務局教職員課副主幹兼管理主事
研修の様子
講話「新任教頭への期待」
講話「教頭の職務と学校経営」
講話・演習「教頭の職務と人事管理」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度75.0%25.0%



②研修ニーズ

  • 具体的事例に基づく教育関係法規、メンタルヘルス、学校評価 など
  • 実践例に基づく人材育成、教育課程、危機管理 など 

1 講話「新任教頭への期待」

  【研修の目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、教頭としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 教員一人一人とコミュニケーションを図り、校長の考えを浸透させていくとともに教員の意見を吸い上げ、校長へと伝えていきたいです。
  • 学校予算を理解して、重点化し、有効に活用していきたいです。
  • 校長のビジョンを戦略とし、その実現に向けてマネージャーとして戦術をもって取り組むために、職員を適切に把握し、組織として円滑に機能するように努めたいです。
  • 管理職として組織の経営者の一員であることと、教育者であることを常に忘れないようにしたいです。
  • 教員のリーダーとして信頼される学校づくりと人間関係づくりに努め、地域に愛される学校であるために地域の方々との関係づくりを目指したいです。

2 講話「教頭の職務と学校経営」
【研修の目標】
 国や本県の指導関係に関する諸問題と施策について理解を深める。また、特色ある学校づくり、開かれた学校づくり、学校組織の活性化など学校経営に関する教頭の役割について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 先生方の横の関係の意思統一を図ることが活性化につながるので、積極的に情報の共有を図りたいです。
  • 定時制高校として、学びのセーフティーネットの役割を果たし働きながら学ぶ生徒にとって適切な教育課程の編成と実践に取り組み、生徒の社会的経済的自立を援助していくシステムを構築したいです。
  • 特別支援学校においても、何を児童生徒に共通して身に付けさせるのかというコアの部分について検討し、教育課程の充実、指導・支援の工夫を図りたいです。
  • 学校の特色を校長、教員と検討し、全員が同じベクトルで取り組めるよう連絡、調整役となることです。
  • 風通しの良い職場環境づくりを推進するとともに、組織マネジメントの視点で改善を図り、組織の活性化を目指していきたいです。
3  講話・演習「教頭の職務と人事管理」
【研修の目標】
 本県の服務関係の諸問題について理解を深めるとともに、法令等に基づいた適切な教育活動を展開するための教頭の職務と人事管理について理解する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 教職員の服務について理解し、法令等を遵守するなど当たり前と思えることを当たり前に行うことが大切だと感じました。
  • 不祥事に関して近年の状況を教職員に周知し、未然に防止したいです。
  • 危機管理は「事後措置」よりも「予防措置」に重点を置く対応をとること、外部からの厳しいクレームやマスコミ対応についても日頃から想定しておくことが大切だと思いました。
  • 学校における危機管理は「スピードこそ誠意」であり、複数対応と記録の大切さを理解したので実践したいです。
  • 教職員の心身の健康にも心配するために、自らが健康管理に気をつけたいと思います。





15:18 | 専門研修1イ