日誌

2020年12月の記事一覧

全国大会参加報告 (第15回 HEnDA高校生英語ディベート全国大会)

12月26日(土)~27日(日)に「第15回全国高校生英語ディベート大会」がオンラインで開催され、本県からは、宇都宮高校・宇都宮女子高校・佐野高校の3校が参加してきたので、ご報告致します。



★予選(6戦)結果 
 宇都宮高校        10位   84304907ポイント   
 宇都宮女子高校    11位  84304205ポイント 
 佐野高校              5位  94504609ポイント 
 

 佐野高校の生徒の皆さん(オンライン上で熱戦が行われています)

★大会を終えて

  今回は、全国大会のレベルは年ごとに上がっている中で、佐野高校の活躍が本当に素晴らしかった。県大会を3位で通過した時から徐々に力をつけ、予選6試合においては見事に堂々たる5位。
 惜しくも決勝トーナメントには行けなかったが、本当に素晴らしい成績を収めた。やはり、多くの練習会やセミナーを経て、栃木全体で力を高めていった結果に他ならない。
 栃木県全体としての活躍も見逃してはならない。
宇高・宇女も全国大会上位の常連校。どちらも10位, 11位と健闘した。 全国にチーム栃木を轟かすことになったことは言うまでも無い。
(参加したチームの都道府県全体の成績では、おそらく堂々の全国トップであろう) 
 
 このような成績を収めることができたのは、本県の英語部会を陰ながら応援してくださっている方々のご尽力に他ならない。この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。それにしても、3校ともよくがんばりました!

全国大会参加報告 (第6回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会)

12月19日(土)~20日(日)に「第6回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会 in Zoom」が開催され、本県からは、宇都宮高校・宇都宮東高校・佐野高校・作新学院高校の4校が参加して参りました。



今大会は、文部科学省後援、一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)主催による、高校生のための即興型英語ディベート大会で、今年度で6回目を迎えます。全国より66校がオンラインで集結し、日頃の授業や部活動で培った、英語の実践的コミュニケーション能力を競い合いました。

なお、栃木県においても、春季と冬季に2回、同じPDA形式で県大会を開いております。

★予選(4戦)結果 
 佐野高校       4勝         160 speaker point   予選4位 → 決勝ラウンド進出!
    作新学院高校  2勝2敗    153 speaker point   予選29位
    宇都宮高校     1勝3敗    147 speaker point   予選47位 
    宇都宮東高校 1勝3敗    125 speaker point   予選56位

★結果  
   優勝     聖光学院高等学校   (神奈川)
   準優勝    湘南白百合高等学校(神奈川)
   3位    神大附属高等学校 (兵庫)   
   4位         城ノ内高等学校     (徳島県)
  ベスト8   筑波大学付属駒場(東京)
                  佐野高校(栃木)
     盛岡第一(青森)
     富山国際(富山)
(個人賞)*本県のみ 
    ベストディベーター 佐野高校より1名
 POI賞                      作新高校より1名
 授業導入賞    宇都宮高校、宇都宮東高校、佐野高校、作新学院高等学校
    (Breaking Judges(教員)  宇都宮東高校、作新学院高等学校より1名ずつ)


★Motion (論題)
予選1:Wearing a mask should be mandatory.
予選2:The media should not report on suicide. 
予選3:Infertility treatment should be free.
予選4:Class-size reduction in elementary schools does more good than harm.
準々決勝: Tuition fees for university STEM departments should be free.
準決勝:Prevention of COVID19 should be prioritized over boosting economy
              in developing countries.
決勝:Japan should introduce a basic income. 


★大会を終えて
 栃木県としては決勝トーナメントに佐野高校が進出したが、惜しくも準々決勝で敗れ、世界大会出場までもう一歩であった。全国的にも強豪校が連なる中で、予選での4勝は見事としか言いようがない。その他の学校も追いつくようにがんばってもらいたい。
 
 栃木県全体としては首都圏だけでなく、全国的に生徒の発信力がどんどんレベルアップしている中で、参加した4校とも、「授業導入賞」を受賞することができた。これは、普段の授業でディベート活動を行っている学校の授業報告を基に評価されるもので、日頃の成果が認められ、良い結果となった。
 
 今後新たに導入される「論理・表現」の授業においては、スピーチやプレゼン、ディベートによる発信力強化が望まれる。ぜひ、このような大会を通じて授業力をさらに磨いていきたい。

生徒の皆さん・顧問の先生方、大変お疲れ様でした。
また、来年、がんばりましょう!

令和2年度 冬季即興英語ディベート練習会第1回

12月6日(日)オンライン(Zoomソフト使用)により、第1回冬季英語ディベート練習会が行われました。今回から即興型のパーラメンタリーディベート(論題発表から20分で準備してディベートする形式)について全4回に渡って、冬季練習会を行っていきます。

参加校数  9校+1校(神戸大附属がゲスト参加)
(宇高、宇東、宇女、大女、矢東、栃女、佐野、宇短附、作新)
参加生徒数 112名

この練習会は、来年の3/13(土)宇都宮女子高校で開催される栃木県英語ディベート冬季大会に向けての練習会です。また、第3回の練習会では、HPDU連盟杯の栃木県予選会も開催されます。皆さんが楽しみにしていた、パーラの季節到来!ですね。
午前の部ですが、今回お忙しい中にも関わらず、大学生が7名も参加して頂き、貴重なお言葉を頂くことができました。

その後、簡易的な講義(ルールやロール確認、アーギュメントの作り方の確認)をして、2部門(Asian部門、PDA部門)に分かれて、モデルディベートをジャッジ練習。(ディベートした論題は、AsianがTHW ban tobacco. PDAがTHW ban violent video games. 大学生と宇東の皆さん、ご協力ありがとうございます!) 
ここで午前終了。

午後には2~3試合練習を行っていきました。
ディベートした論題(Motion)は以下の通りです。
Asian部門
THW legalize organ transplant for profit.
THW make test to be eligible for voting.

PDA部門
THW separate students according to their academic ability. 
THBT AI does more harm than good. 
THW legalize the trade of organs for profit.

久しぶりにパーラメンタリーディベートをした生徒や、まだパーラを始めたばかりの初心者の生徒も多いのですが、それぞれ生徒は切磋琢磨しながら英語力を高めているようでした。

さて、次回は、来年の1月11日(月)オンラインで第2回の冬季練習会が行われます。
たくさんの生徒・先生方のご参加をお待ちしております。一緒に頑張りましょう!