校長より

ご 挨 拶

栃木県立那須高等学校

校長  近藤 雅仁

 

栃木県立那須高等学校のホームページにようこそおいでくださいました。

 

本校は、昭和24年4月に栃木県立那須農業高等学校(現:那須拓陽高等学校)の黒田原分校として開校されました。当時は定時制の農業科と農村家庭科にそれぞれ定員20名でのスタートでした。その後、昭和35年に栃木県立那須高等学校として独立し、同年6月2日に独立記念式典を挙行いたしました。以来、脈々と歴史を紡ぎ、地域社会を支える多くの卒業生を輩出してまいりました。そして、令和2年には創立60周年を迎えることができました。

 

本校は、全国的にも数少ない、観光について学べるリゾート観光科と普通科の2学科を有する、県内で最も北に位置する高校です。校庭からは雄大な那須連山を望むことができ、豊かな自然に囲まれて生徒たちは日々、学校生活に精一杯取り組んでいます。

 

しかしながら、中学校卒業者の減少など高校教育を取り巻く社会環境の変化に対応するための高等学校再編計画により、令和2年度には1学級減の3学級特例校、さらに令和6年度からは2学級特例校として新たなスタートを迎えることとなりました。小規模校ならではの利点である、生徒一人ひとりに目の行き届く丁寧な指導と機動性を活かして生徒の成長をサポートしてまいります。

 

また、本校はコミュニティスクールとして学校運営協議会をはじめ、那須町とのパートナーシップ協定により高校魅力化コーディネーターも配置されるなど多方面からのご支援をいただきながら、地域と一体となって魅力ある学校づくりや、地域を支える人材の育成に取り組んでいます。学力および教養の定着、キャリア教育の充実、進路実現を目標に掲げるとともに、自分たちを育む地域の歴史や文化に触れて郷土を理解し、各種ボランティア活動や交流活動に参加することを奨励しています。令和5年度からは、横浜商科大学との高大連携によりさらに学びの可能性が広がりました。

 

今後も地域の方々に信頼され応援していただける学校でありたいと思います。PTA・同窓会、地域の皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。