とちろうの日常

とちろうWonderful Days

【小】先輩ろう者とのふれあいの日

12月8日(金)、先輩ろう者とのふれあいの日がありました。栃木県聴覚障害者協会より3名の先輩たちが来てくださいました。前半は、「せんろはつづく」の大型絵本の読み聞かせと「手話の伝言ゲーム」をしました。絵本の内容を知っている児童が多く、線路がつながっていく手話表現を前かがみで見ていました。伝言ゲームでは、「ネコ」が「甘い」に途中で変わっていき、最後の答え合わせのときは盛り上がっていました。後半は、座談会で「小学部のときの勉強方法は?」「職場でどうやってコミュニケーションをしているの?」と日頃の素朴な疑問を話題にたくさん交流しました。また、2025年に東京で行われる「デフリンピック」についても教えてもらい、聴覚障害をもつ世界のスポーツ選手が集まることに興味津々聞いていました。先輩たちの経験に驚く場面や、たくさんのアドバイスに時間が足りないくらい充実した時間を過ごしました。

 

 

 

【中】星が丘中学校との交流及び共同学習

 11月28日(火)に星が丘中学校との交流及び共同学習を行いました。交流では、校内参観、レクリエーション、懇談を実施し、主に交流委員が進行や説明を行いました。校内参観では、学校生活の様子や椅子や机を動かしても大きな音がしない様子を体験してもらうなど聾学校の工夫を説明しました。レクリエーションでは、絵伝言ゲームを行い、班で相談して順番を決めるなど協力して活動する様子も見られました。最後には、全員での写真撮影を行い、楽しい交流となりました。

      

      

【全】“輝くとちぎ人”の集い

“輝くとちぎ人”の集いに本校高等部生徒2名が招待されました。これは、直近1年間にスポーツ、文化、学術及び技能の各分野で顕著な功績のあった方々に感謝と激励の意を表し、その功績を広く発信するために開催されるものです。本校女子生徒は、特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」において陸上競技の走高跳と走幅跳の2種目で第1位、男子生徒は同大会の1500mで第1位という成績を残し、招待を受けました。二人に感想を聞いてみると、男子生徒は「初めて参加しましたが、いろいろな方とお話しできて楽しかったです。」、女子生徒は「昨年に続いて2度目の招待ですが、来年もここに来られるように頑張りたいです。」とのことでした。集いには、本校卒業生も同大会の卓球1位で通算5度目の招待を受けており、後輩に社会人アスリートとしてのアドバイスをしてくださいました。3人の今後ますますのご活躍をお祈りしています。

【幼】英語に親しもう(年中・年長)

 11月27日(月)にALTのビキ先生が幼稚部に来てくれました。ビキ先生の家があるアメリカの写真や自分の家族の写真を紹介してくれたり、色や季節の英語を教えてもらったりしました。年長さん達は「こんにちは→ハロー」「赤はレッド」「青はブルー」など知っている英語があった様子で、積極的に手を挙げて発言していました。子ども達はトナカイの塗り絵をしたり歌を歌ったり、とても楽しそうでした。ビキ先生、ありがとうございました。

  

オリオンジャズ 風船ギタープロジェクト

   11月4日(土)にオリオン通りで第40回オリオンジャズが開催されました。今年はこのイベントに、「風船ギタープロジェクト」を行っているギタリストのTOMOKOさんが出演されるとのことで、聾学校にご案内がありました。「風船ギタープロジェクト」というのは、ギター型の風船に機械を仕込み、それを胸に抱えることで、聴覚障害者にギターのリズムを届けるというものです。 オリオンジャズ初の試みということでしたが、参加した児童は終始笑顔で、風船ギターをエアギターにしてそのリズムを楽しみました。途中で手話ソングもあり、とても楽しい時間を過ごしました。

風船ギター(中に機械を入れます)