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とちろうWonderful Days
【小】金銭教育のための講座
12月11日(月)に栃木県金融広報委員会より講師の先生が来校し、「おこづかいゲーム」を行いました。もらったおこづかいをやりくりしながら、買い物をしたり、おこづかい帳をつけたり、銀行に預金したりとゲームを通して、わかりやすくお金の大切さについて学びました。お金を貯めたいけれども、「洋服をすみで汚したので洗濯代1000円」と思わぬ出費をしたり、「窓掃除をしてほめられる おこづかい200円」とうれしい収入があったりいろいろな収支がありました。この品物を買おうか?どうしようか?と悩む姿も見られ、限りあるお金を大切に使おうとする様子が見られました。
【小】先輩ろう者とのふれあいの日
12月8日(金)、先輩ろう者とのふれあいの日がありました。栃木県聴覚障害者協会より3名の先輩たちが来てくださいました。前半は、「せんろはつづく」の大型絵本の読み聞かせと「手話の伝言ゲーム」をしました。絵本の内容を知っている児童が多く、線路がつながっていく手話表現を前かがみで見ていました。伝言ゲームでは、「ネコ」が「甘い」に途中で変わっていき、最後の答え合わせのときは盛り上がっていました。後半は、座談会で「小学部のときの勉強方法は?」「職場でどうやってコミュニケーションをしているの?」と日頃の素朴な疑問を話題にたくさん交流しました。また、2025年に東京で行われる「デフリンピック」についても教えてもらい、聴覚障害をもつ世界のスポーツ選手が集まることに興味津々聞いていました。先輩たちの経験に驚く場面や、たくさんのアドバイスに時間が足りないくらい充実した時間を過ごしました。
【中】星が丘中学校との交流及び共同学習
11月28日(火)に星が丘中学校との交流及び共同学習を行いました。交流では、校内参観、レクリエーション、懇談を実施し、主に交流委員が進行や説明を行いました。校内参観では、学校生活の様子や椅子や机を動かしても大きな音がしない様子を体験してもらうなど聾学校の工夫を説明しました。レクリエーションでは、絵伝言ゲームを行い、班で相談して順番を決めるなど協力して活動する様子も見られました。最後には、全員での写真撮影を行い、楽しい交流となりました。
【全】“輝くとちぎ人”の集い
“輝くとちぎ人”の集いに本校高等部生徒2名が招待されました。これは、直近1年間にスポーツ、文化、学術及び技能の各分野で顕著な功績のあった方々に感謝と激励の意を表し、その功績を広く発信するために開催されるものです。本校女子生徒は、特別全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」において陸上競技の走高跳と走幅跳の2種目で第1位、男子生徒は同大会の1500mで第1位という成績を残し、招待を受けました。二人に感想を聞いてみると、男子生徒は「初めて参加しましたが、いろいろな方とお話しできて楽しかったです。」、女子生徒は「昨年に続いて2度目の招待ですが、来年もここに来られるように頑張りたいです。」とのことでした。集いには、本校卒業生も同大会の卓球1位で通算5度目の招待を受けており、後輩に社会人アスリートとしてのアドバイスをしてくださいました。3人の今後ますますのご活躍をお祈りしています。
【幼】英語に親しもう(年中・年長)
11月27日(月)にALTのビキ先生が幼稚部に来てくれました。ビキ先生の家があるアメリカの写真や自分の家族の写真を紹介してくれたり、色や季節の英語を教えてもらったりしました。年長さん達は「こんにちは→ハロー」「赤はレッド」「青はブルー」など知っている英語があった様子で、積極的に手を挙げて発言していました。子ども達はトナカイの塗り絵をしたり歌を歌ったり、とても楽しそうでした。ビキ先生、ありがとうございました。
オリオンジャズ 風船ギタープロジェクト
11月4日(土)にオリオン通りで第40回オリオンジャズが開催されました。今年はこのイベントに、「風船ギタープロジェクト」を行っているギタリストのTOMOKOさんが出演されるとのことで、聾学校にご案内がありました。「風船ギタープロジェクト」というのは、ギター型の風船に機械を仕込み、それを胸に抱えることで、聴覚障害者にギターのリズムを届けるというものです。 オリオンジャズ初の試みということでしたが、参加した児童は終始笑顔で、風船ギターをエアギターにしてそのリズムを楽しみました。途中で手話ソングもあり、とても楽しい時間を過ごしました。
【給食】郷土料理・ご当地メニューをたべてみよう
9月に幼児児童生徒と職員に投票してもらった日本全国の郷土料理・ご当地メニューの中から人気上位5品が10月の給食に登場しました。
人気投票第5位 鳥中華(山形県)
10月4日の給食で登場しました。デザートは山形県産ラ・フランスゼリーです。
人気投票第4位 みそポテト(埼玉県)
10月12日の給食で登場です。みそポテトは埼玉県秩父地方の郷土料理です。聾学校では、幼稚部に人気の一品でした。
人気投票第3位 タコライス(沖縄県)
10月17日の給食で登場しました。この日は「タコライス」のほか「にんじんしりしり」「沖縄県産シークヮーサーゼリー」と沖縄にちなんだ献立でした。
人気投票第2位 みそ煮込みうどん(愛知県)
10月25日の給食で登場です。愛知県の食文化といえば…味噌を使用した料理がたくさんあります。
人気投票第1位 サンマーメン(神奈川県)
10月30日の給食では人気投票第1位を獲得したサンマーメンが登場しました。その名前から「秋刀魚?」という声も多数聞かれましたが、秋刀魚は使用していません。横浜中華街発祥のラーメンです。
【中】作新学院中等部社会研究部との交流及び共同学習
10月10日(火)に、作新学院中等部にて、社会研究部の皆さんと交流及び共同学習を行いました。校舎の中を案内していただいたり、ジェスチャーで伝える伝言ゲームや懇談をしたりしました。特に伝言ゲームは盛り上がり、楽しい交流を行うことができました。
【小】弦楽四重奏鑑賞会
10月10日(火)の4時間目に小学部で「弦楽四重奏鑑賞会」がありました。
那須地区で活動している【ル・レクチェ】というグループでバイオリン2台、ビオラ1台、チェロ1台の編成です。
「アイネクライネナハトムジーク」から始まり、3年生の音楽で学習するチェロの「白鳥」では、曲想の違いを感じ取っている様子でした。ジブリ3作品では、映像に合わせて聴いたので「知ってる、キキ‼」など児童同士が盛り上がっていました。
体験コーナーでは、思い思いの楽器に触れることができ、楽器の響きを直に実感することができました。
【小】戸祭小学校との交流
10月20日、3年ぶりに戸祭小学校との直接交流を行いました。最初は人数の多さに圧倒され、全員緊張の面持ちでしたが、活動を通して徐々に打ち解け、笑顔が増えていく様子が見られました。交流は児童会長挨拶から始まり、手話ソング歌唱、グループでの自己紹介と名刺交換、手話クイズ、レクリエーション、といった盛りだくさんな内容でした。最後には児童から「戸祭小学校の友達が一生懸命手話や指文字を使って話してくれて感謝の気持ちでいっぱいです。」という言葉がありました。児童同士がお互いに歩み寄ってコミュニケーションをとろうとする姿がとても印象的で、素敵な交流になりました。