日誌

普通科1年生探究第5・6回「情報モラル①②」


6月2日・9日の探究は「情報モラル」をテーマとして扱いました。

もちろんモラルについて理解を深めてほしい目的もありますが、
探究で行う「情報モラル」には、物事の見方や考え方など、探究に必要なエッセンスが散りばめられています。
今年も、元TBSアナウンサーの下村健一氏考案の「大切な4つのおまじない」を参考に、活動していきました。

4つのおまじない=ソウカナ
ソク断しない、ウ呑みにするな、カたよらない、ナカだけ見るな
この4つに即して、リポーターになりきってみたり、「コロナ禍で騒ぐ若者」について考えてみたりして活動を進めました。
生徒は、デマの信じやすさに驚いたり、自分のSNSの使い方を見直したり、反応はさまざまでした。

【生徒のふりかえりから】
・自分の考えだけで判断すると、他の人にとっては間違っていたり、違う捉え方をされてしまうことが分かった。
・立場が変われば見方が変わって、正解も1つじゃなくなると感じた。
・ニュースを見るときに、画面に映っていないところについても意識しようと思った。

 


(参考:下村健一『10代からの情報キャッチボール入門』岩波書店、2015年)