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部会長からのご挨拶
栃木県高等学校教育研究会理科部会長
(栃木県立さくら清修高等学校長)
渡 辺 徹
渡 辺 徹
私は、令和2年度から栃高教研理科部会長を務めています渡辺徹と申します。本部会は発足当時より、県内公私立高等学校及び特別支援学校の理科教員・実習教員で組織され、本県の理科教育の発展に大きく寄与してまいりました。微力ではありますが、歴史と伝統のある本部会のさらなる発展に向けて尽力したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、新型コロナウイルスの危機に全世界が直面してから3年目を迎えています。各学校では、新型コロナウィルス感染症対策を徹底させながら、生徒達の健やかな学びを保障するため、様々な取り組みを進めています。このようななか栃高教研理科部会の運営も、どのように進めていくのが最も適切なのか難しい判断が続いています。
一方で、平成30年3月に新学習指導要領が告示され、令和4年度から年次進行での実施が始まりました。「高等学校の各学科に共通する教科・科目等及び標準単位数」では、「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」となり、教科「国語」に「古典探究」、教科「地理歴史」に「地理探究 」・「日本史探究」・「世界史探究」と「探究」という言葉が付された科目が多く設けられました。理科においても、これまでの「理科課題研究」がなくなり、新設される教科「理数」に「理数探究基礎」・「理数探究 」が設けられました。これは、「探究活動」をとおして「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成」を強化し、「予測困難な時代に、一人一人が未来の創り手となる」という、新学習指導要領の目指す方向性が端的に示されたものだと考えます。このような状況を踏まえると、日頃より「主体的・対話的で深い学び」の視点から、実験・観察等の授業や部活動指導等において「探究活動」を実践し、そのノウハウを熟知している理科教員に対しての期待は、今後益々高まるものと思います。また、新型コロナウィルス感染禍での教育の在り様から、国の「GIGAスクール構想」をはじめとする「教育の情報化」が加速化することは必至であり、ここでも理科教員が果たす役割は大きくなると考えます。
このように「学びの質」が大きく変わろうとしているなか、「深い学び」の実現に向けた授業改善、あわせて、教育課程編成やICT化など学校運営面においても、各学校で理科教員がその中心的な役割を担っていただくことを期待しています。そして、それを支える栃高教研理科部会でありたいと思います。
さて、新型コロナウイルスの危機に全世界が直面してから3年目を迎えています。各学校では、新型コロナウィルス感染症対策を徹底させながら、生徒達の健やかな学びを保障するため、様々な取り組みを進めています。このようななか栃高教研理科部会の運営も、どのように進めていくのが最も適切なのか難しい判断が続いています。
一方で、平成30年3月に新学習指導要領が告示され、令和4年度から年次進行での実施が始まりました。「高等学校の各学科に共通する教科・科目等及び標準単位数」では、「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」となり、教科「国語」に「古典探究」、教科「地理歴史」に「地理探究 」・「日本史探究」・「世界史探究」と「探究」という言葉が付された科目が多く設けられました。理科においても、これまでの「理科課題研究」がなくなり、新設される教科「理数」に「理数探究基礎」・「理数探究 」が設けられました。これは、「探究活動」をとおして「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成」を強化し、「予測困難な時代に、一人一人が未来の創り手となる」という、新学習指導要領の目指す方向性が端的に示されたものだと考えます。このような状況を踏まえると、日頃より「主体的・対話的で深い学び」の視点から、実験・観察等の授業や部活動指導等において「探究活動」を実践し、そのノウハウを熟知している理科教員に対しての期待は、今後益々高まるものと思います。また、新型コロナウィルス感染禍での教育の在り様から、国の「GIGAスクール構想」をはじめとする「教育の情報化」が加速化することは必至であり、ここでも理科教員が果たす役割は大きくなると考えます。
このように「学びの質」が大きく変わろうとしているなか、「深い学び」の実現に向けた授業改善、あわせて、教育課程編成やICT化など学校運営面においても、各学校で理科教員がその中心的な役割を担っていただくことを期待しています。そして、それを支える栃高教研理科部会でありたいと思います。
栃木県高等学校教育研究会理科部会運営規則
第2条 この部会は、事務局を部会長在任校に置く。但し、事務の都合上変更することは差し支えない。
第3条 この部会は次の事業を行う。
1.研究会、発表会、講習会、採集見学の会
2.他の研究団体、他部会との連絡
3.その他
第4条 この部会は、栃木県内の高等学校、中等教育学校及び特別支援学校の理科関係職員で組織する。
第5条 この部会には、次の機関を置く。
1.総会(年1回以上開いて、決算報告、予算の決定、年間行事の決定、その他重要事項の決議を行う。)
2.委員会(事業計画等の立案、総会決議事項の執行をする。)
3.分科会(物理、化学、生物、地学の4分科会)及び研究会(科学、実習教員の2研究会)を設け、第3条に規定される事業を行う。
第6条 この部会を次の6支部に分ける。
1.宇都宮支部
2.塩那支部
3.上都賀支部
4.下都賀支部
5.芳賀支部
6.佐野足利支部
第7条 この部会には次の役員を置く。
1.部会長 1名
2.副部会長 若干名
3.分科会長 各分科会1名
4.研究会長 各研究会1名
5.委員 物理・化学・生物の各分科会と実習教員研究会ごとに各支部より1名(但し、宇都宮支部は2名ずつ)。地学分科会は2名。
6.庶務・会計 若干名、部会長が委嘱する。
7.監事 2名、会員の互選による。
8.顧問 総会において推薦委嘱する。
第8条 役員の任務は次の通りとする。
1.会長はこの部会を代表し、会議を開いて議長となる。
2.副部会長は、部会長を助けて部会長事故あるときはこれに代わる。
3.分科会長及び研究会長は、部会長・副部会長を助けて部会及び分科会・研究会の企画に参加する。
4.委員は、支部会の企画運営を図り分科会長・研究会長を助けて部会及び分科会・研究会の企画に参加する。
5.庶務・会計は、この部会の庶務及び会計事務を処理する。
6.監事は、この部会の会計を監査する。
第9条 この部会の経費は、配分金及び補助金、その他による。
第10条 この運営規則は、部会の総会によって変更することができる。
但し、運営規則の変更は、高等学校教育研究会長に届け、理事・代議員会の承認を得る。
附 則
この規則は、昭和57年5月20日から実施する。
平成6年6月2日より一部改正実施。
平成8年6月4日より一部改正実施。
平成16年6月15日より一部改正実施。
平成18年6月5日より一部改正実施。
平成25年7月4日より一部改正実施。
平成27年6月19日より一部改正実施。