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研修

  • 平成29年度 中堅幼稚園教諭等資質向上研修 第6日


在職期間が11年を迎える教員が個々の能力、適性等に応じて研修を行い、中堅教員としての指導力の向上を図る。

平成30年1月5(金) 9:30~16:00

在職期間が11年を迎える幼稚園教諭、幼保連携型認定こども園保育教諭



1 実践報告「課題研究の成果と課題」
2 演習「組織力を高める園内研修に向けて」
3 講話「ミドルリーダーに期待すること」

前栃木県教育委員会教育長 古澤 利通




記念撮影「平成29年度受講生」
実践報告「課題研究の成果と課題」
演習「組織力を高める園内研修に向けて」
講話「ミドルリーダーに期待すること」
閉講式 他校種の中堅教員と一緒に














0 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
  未回答
満足度・活用度 18(94.7%) 1(5.3%) 0(0%) 0(0%) 0
14(93.3%) 1(6.7%) 0(0%) 0(0%) 1
全体 32(94.1%) 2(5.9%) 0(0%) 0(0%) 1

1 実践報告「課題研究の成果と課題」
【研修目標】
 課題研究についての協議を通し、今後の実践に生かす見通しを持つ。

【研修者の声】
  • 同じテーマの園同士での報告、情報交換だったので、自分の研究がより豊かなものになった。
  • 研究テーマが違っていても、園内で課題研究を進める際に大切にすることは、園内研修の充実や教職員の日頃からのコミュニケーション等という同じことに行き着くことが分かった。
  • 全員の報告書をまとめた「報告書集」を参考に、今後、園内研修を考え、実施していきたい。
  • 他園の先生方の話を聞き、課題研究や園内研修では、公開保育をして、互いにアドバイスをもらう方法で新しい保育につながることが分かった。


2 演習「組織力を高める園内研修に向けて」
【研修目標】
 望ましい園内研修の在り方について考え、今後の取組に見通しを持つ。

【研修者の声】
  • 園内研修は、年度当初に前もって研修日を確保して職員全員が参加できるようにし、参加できない職員には、コミュニケーションノートを作成して情報共有できるようにしたい。
  • 園内研修について、自園の悩みが他園とも共通であることがあり、演習を通して改善策を見出すことができた。意見を言えない後輩を変えるのではなく、意見を出しやすい環境を整え、研修に臨みたい。
  • 中堅教員である私たちの「一歩」が、園を動かす一歩になるということがとても大切だと感じた。園内研修をもっと充実させようと思う。


3 講話「ミドルリーダーに期待すること」
前栃木県教育委員会教育長 古澤 利通
【研修目標】
 中堅教員としての職務を自覚し、自園における役割や今後の幼児教育への意欲を高める。

【研修者の声】
  • 学校教育に期待される「レジリエンス」、子どもたちが将来、受験や就職につまずいたときに、この力を発揮できるよう幼児期から取り組んでいきたいと思った。
  • 「人を育てるこの職業は、無条件に価値のある職」という言葉が印象に残り、改めて自分が「この仕事が好きだ」と思えた。
  • 今のポジションに定着せず、今後も研修に参加したり、他の職員や保護者の意見を取り入れたりしながら 「保育教諭」としての資質を向上させたい。
  • ミドルリーダーという立場をよく考え、自信を持ちながらも、初心を忘れず、園のため、子どものために役立てるよう、日々勉強し、自分自身を高めていきたい。


4 研修を終えて

【研修者の声】
  • 6日間を終えて、他園の先生方と情報交換したり、協議をしたりする中で、ミドルリーダーとしての役割を考えることができた。園の組織力を向上させるためにも、中堅教員として、園経営や後輩への指導等に使命感と責任感を持ちたい。
  • 他園の話を聞いたり、グループで協議したりすることに大きな意義、学びがあり、研修に参加することが楽しみにもなっていた。この学びを、今後の保育にどう生かすかが重要だと思うので、無駄にせず意識していきたい。
  • 園だけの研修や取組では学べなかったことを発見したり気付いたりすることができた。11年目だからこその意味があったと思う。
  • 初日に聞いた「10年間休まず務め続けた先生方は、アスリート」という言葉が印象に残った。私、アスリートです。長く続ける程、悩みも増え大変だが、子どもが好きな気持ちは10年間変わってないのだと改めて感じることができた。
  • 研修に参加することで、今まで頑張ってきたことが認められた気分になり、誇らしく思えた。大変な毎日だが、プロ意識が更に高まり、余裕をもって頑張っていこうと思えた。
  • 自分の園のやり方が普通だと思っていたことが、今回の研修を通して、自分の園の「ここを変えた方がいい」といういくつかの課題に気付くことができた。
  • 同じ経験年数だからこそ、協議や情報交換等の中で、わかり合えることが数多くあった。研修の場を提供していただいたことや研修に参加させてくれた園に感謝したい。