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研修

  • 平成29年度 幼児期の特別支援教育研修第2日


特別な支援が必要な幼児の保育の在り方と教師の関わり及び園における支援体制の在り方についての理解を深め、指導力の向上を図る。

平成29年11月7日(火) 9:30~16:00

幼稚園、保育所、幼保連携型認定こども園、小学校、特別支援学校 教職員



1 実践報告・協議「視点のチェンジ~新たな気付きを共有しよう~」
2 演習「子どもの側に立つこととその課題」
3 講話「2日間の研修を振り返って~子どもとつながる、子どもをつなぐ、特別支援教育~」

宇都宮大学大学院教育学研究科 准教授 司城紀代美 氏
幼児教育センター職員




実践報告・協議「視点のチェンジ~新たな気付きを共有しよう~」
演習「子どもの側に立つこととその課題」 ~ワールドカフェスタイルで~
「今回の気付きを生かせない『壁』は何か?」
「その『壁』を乗り越えるためには?」
~意見交換を終えてのそれぞれの誓い~ 講話「2日間の研修を振り返って」














0 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
  未回答
満足度・活用度 8(72.7%) 3(27.3%) 0(0%) 0(0%) 0(0%)
14(73.7%) 5(26.3%) 0(0%) 0(0%) 1(5.0%)
11(78.6%) 2(14.3%) 1(7.1%) 0(0%) 0(0%)
1(100%) 0(0%) 0(0%) 0(0%) 0(0%)
2(66.7%) 1(33.3%) 0(0%) 0(0%) 0(0%)
全体 36(75.0%) 11(22.9%) 1(2.1%) 0(0%) 1(2.2%)

1 実践報告・協議「視点のチェンジ~新たな気づきを共有しよう~」
【研修目標】
 実践報告・協議を通して、自分及び自園・校の教育・保育を振り返り、新しい気付きを生かし、今後の実践に見通しをもつ。

【研修者の声】
  • 本人の力、周囲の子の力、それを信じていくことの大切さを感じた。そこへ目を向けていくことが自分の視点のチェンジになった。
  • 障害のある子に対して、「○○したら○○になる」という考えは、実はそれほど有効でないことに、目の前の子どもが教えてくれた。
  • 発達を「させる」のではなく、「するもの」と考え、日々の保育を見直していきたい。子ども自らが「楽しい!」「満足!」する保育を一つでも多く取り入れたい。
  • 他園の保育者も同じような悩み、疑問があることを知り、まず安心した。そして、悩みや疑問が生まれるのは、一生懸命に子どもに対して接しているからだと思った。今日得た学びを園全体で共通理解できるように、園内で発信していく。


2 演習「子どもの側に立つこととその課題」
【研修目標】
 これまでの研修で、気付いたこと、学んだことを継続的に実践するために必要なことについて確認する。

【研修者の声】
  • 厳しい現状を整理しグループで共有できたが、そのことは、子どもたちには正直関係ない。今できることを少しずつ、心から子どもとつながる保育を目指す。
  • 他園の支援体制を聞き、今までの園でやっていた行事や保育内容などを最初から見直してみることをやってみたい。
  • 「特別支援」の壁になっているものを乗り越えていくためには何をすればよいのか、新たな考えを知ることができた。
  • 日頃感じていることの共通点及び園によっての違いを認識できた。自園でこれから取り組むべきことが明確になった。


3 講話「2日間の研修を振り返って~子どもとつながる、子どもをつなぐ、特別支援教育~」
【研修目標】
 今までの研修内容を振り返り、幼児期における特別支援教育に求められるものを再確認する。

【研修者の声】
  • 「障害対応マニュアルがあるわけではない。目の前の子どもの姿に即してとらえることが大切」という言葉が、ジレンマと闘ってきた自分を安心させてくれた。
  • 必ずしも同じことをさせることがよい保育でないことに気付いた。もちろん、働きかけは必要だが、その子の気持ちと状況に寄り添って保育していきたい。
  • 今まさに自分が悩んでいることを司城先生に話してもらい、すぐには結果が出ない仕事であるが、子どもが好きでやっているこの仕事をあきらめずに続けていこうと思う。
  • 「今子どもに言った一言が未来のその子を支えることもある」という言葉を忘れないようにしたい。



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