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研修

  • 令和2(2020)年度 合同研修〔幼小〕


幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続を目指して、幼・こ・保・小・義の教職員が子どもの育ちを共有し、接続期の教育を充実させるための資質・能力を養う。

(安足) 令和2年 9月 7日(月)13:30~16:00 足利市生涯学習センター
(河内・芳賀・塩谷南那須) 令和2年 9月 8日(火)13:30~16:00 総合教育センター
(上都賀・下都賀) 令和2年 9月29日(火)13:30~16:00 総合教育センター
(那須) 令和2年10月 1日(木)13:30~16:00 大田原市金田北地区公民館

幼稚園、認定こども園、保育所:年長担当者 等
小学校、義務教育学校:教員



講  話「つなげよう!その子のよさや可能性~主体的に自己を発揮しながら学びに向かう子どもを育てるために~」
協  議「子どものよさや可能性をつなぐ視点から、接続期の教育の在り方を考えよう」

幼児教育センター職員 教育事務所職員


















0 本日の研修は、今後の職務に生かせる内容でしたか。
  そう思う   そう思わない
  未回答
満足度・活用度 17 81.0% 4 19.0% 0 0.0% 0 0.0% 0
40 75.5% 13 24.5% 0 0.0% 0 0.0% 0
69 60.0% 41 35.6% 4 3.5% 1 0.9% 1
246 75.0% 80 24.4% 1 0.3% 1 0.3% 6
372 72.0% 138 26.7% 5 0.9% 2 0.4% 7

1 講話「つなげよう!その子のよさや可能性~主体的に自己を発揮しながら学びに向かう子どもを育てるために~」
  協議「子どものよさや可能性をつなぐ視点から、接続期の教育の在り方を考えよう」

【研修目標】
 接続期の具体的な子どもの姿とその捉えから、接続期の指導の在り方について考える

★研修者の声
 【幼稚園・こども園・保育所】
  • 子どもたち一人一人のよさや可能性を生かすためには、時間をかけて話を聞いたり子どもが主体となるような場面を作ったりすることが大切だと思った。
  • 幼稚園・こども園・保育園・小学校がそれぞれ独立するのではなく、横と縦のつながりを大切にして円滑な接続ができるようにしていくことの大切さを知ることができた。
  • 自ら心を動かして遊べるような状況をつくることや環境を通して行う教育の大切さについて学ぶことができた。
  • 幼児期の先生と小学校の先生が顔を合わせて子どものことやカリキュラムについて話し合い、意見を言い合うことが大切だと思った。
  • 子ども一人一人の可能性を広げるために、子どもの思いや考えに耳を傾け、安心して自己を発揮できるような環境を作っていきたい。
  • 子どものよさや可能性を大切にするために考えることは、幼小で大きな差はなかった。年長担任として、小学校の先生の意見も大事にしながら保育していきたい。
  • 小学校の先生の意見をたくさん聞くことができたため、園全体で共有し、具体的なカリキュラムの作成を進めていきたい。
  • 子どもの豊かな成長には、子どもの自身の主体的な学びが大切だと分かった。規則で子どもの行動を制限するのではなく、可能なことを子どもと一緒に考え一緒に学んでいけるようにしていきたい。
  • “10の姿”を根底におきながら、子どもが「できた」という達成感を味わえるようなワクワクするような保育を積み重ねていきたい。
  • 小学校も幼稚園も子どもに対しての思いは同じなので、子どもの成長への援助を途切れさせるのではなく、小学校へつなげられるよう意識し保育に役立てていきたい。
  • 活動の時間に追われるのではなく、子どもの思いや発想をしっかり受け止め、子どもの発達につなげていきたいと思った。
  • 小学校の先生の話を伺い、幼稚園での経験の積み重ねの大切さを改めて感じた。今年度は、感染症対策等の関係もあり保育内容、教育内容が大幅に変更したので、その点に関しても連携していく必要があると感じた。
  • 子どもたちに何かを提案したり手を貸したりすることは簡単だが、子どもたちの考える力や“できた”という達成感を味わえるような声かけや見守りが大切だと改めて感じた。
  • 小学校の先生と意見交換ができたことで、スタートカリキュラムやアプローチカリキュラムの大切さを実感した。互いが寄り添い合うことで、よりよい接続ができると思う。
  • 小学校に行くからここを直さなければ、という思いが少なからずあったが、まずはその子のよさや可能性に目を向けて保育をしたい。子どもの姿を見る視点が一つ増えた。
 【小学校】
  • 子どものもつ可能性や能力を生かしていくためには、日頃から温かく見守り、子どものよさを見付けていくことが大切なのだと思った。
  • 小学校では、時間の制限やカリキュラムの進度などがどうしてもネックになり、子どもの自発的な学びを待てないことが反省される。余裕をもって対応できるようにしたい。
  • 子どもたちの意欲や発想の豊かさを認め、生かしていくために、教師は臨機応変に指導計画を変更することが大切だと思った。
  • 幼小の円滑な接続を行うために、“10の姿”をイメージしながら入学時の指導にあたるようにしたい。
  • 児童がより主体的に活動したり安心した生活を送ったりできるような指導が必要だと感じた。幼児教育を知ることで、小学校との接続ができると思った。
  • 忙しい日々の中で、目立つ行動をしてしまう子を見ると、すぐ今やるべきことを伝え“指導”してしまっていたが、その裏側にある子どもたちの気持ち等をまずは知ろうと思った。
  • 1年生だと一番下の学年からスタートという意識が強かったが、幼稚園や保育園で学んだ姿からスタートという意識に変えていきたい。
  • スタートカリキュラムの中には、児童が考え、判断し、行動する場面をしっかり入れたいと思った。また、幼・保の経験を生かした取組に留意したいと思う。
  • “スタートカリキュラム”や“幼児期の終わりまでに育ってほしい姿”については、低学年の担任だけではなく、学校全体として理解していく必要があると思った。
  • 大人がなんでも決めるのではなく、子ども主体で進められるよう、話し合いの時間を設けたり子どもの声をきいたりすることが大切だと感じた。
  • 手や口を出しすぎず、子どもたちに任せることを見極められるよう、日々の授業展開や活動内容を吟味していきたい。
  • 思っているよりも、多くのことが子どもたち自身でできるようになってから入学してくるのだと分かった。その経験を生かして小学校の活動につなげていきたい。
  • 学校のきまりを教えるのにも、「~しません」「~します」とただ言うのではなく、「~すればできるね」「~するとかっこいいね」など、伝え方を変えるだけでも、子どもの心に寄り添えると思った。
  • 幼小の接続のためには、互いの指導の様子を見合うこと、子どもの姿をもとに話し合う場をもつことが必要であると感じた。
  • 児童のことを、“できた・できない”で評価するのではなく、「この子のよさは何かな?」「この子はどう考えているのかな?」など、内面を見て、児童のよさを生かし伸ばしていけるような関わり方をしていきたいと思った。
  • 今年度は、コロナのため生活科も実践できないことが多く難しいのが現状だが、今できることは何かをもう一度考え、実践していきたい。

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