下野薬師寺跡
下野薬師寺はどのように変わってきたか


下野薬師寺跡から出土した瓦

平安時代(へいあんじだい)になると、下野薬師寺から奈良(なら)の東大寺(とうだいじ)あてに、建物の修理のための費用を依頼する手紙を出していますが、断られています。


室町時代(むろまちじだい)には足利尊氏(あしかがたかうじ)によって保護されましたが、建物はその後、何度か火災に遭い、最後には無くなってしまいました。

下野薬師寺の跡地は、大正(たいしょう)10年(1921年)に国史跡(くにしせき)に指定され、大切に保存されています。

現在は建物の一部が復元され、自由に見学ができるようになっています。

隣には資料館〔薬師寺歴史館(やくしじれきしかん)〕があり、貴重な資料を見学することができます。


復元された建物の一部