平成24年度 新任校長研修(高等学校・特別支援学校)第1日
目 的 | 校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。 |
日 時 | 平成24年4月16日(月) 9:30~16:00 |
対 象 | 高等学校、特別支援学校の新任校長 |
研修内容 | 1 講話「新任校長への期待」 2 講話「人権教育と校長の役割」 3 講話「校長の使命と職務」 4 講話「学校経営に関する諸問題 -指導関係-」 5 講話「学校経営に関する諸問題 -服務関係-」 |
講 師 | 県教委教育次長 県教委事務局総務課人権教育室長 県立栃木女子高等学校長 県教委事務局学校教育課長補佐 県教委事務局教職員課長補佐 |
研修の様子 | 講話「新任校長への期待」 | 講話「人権教育と校長の役割」 | | 講話「学校経営に関す諸問題」 |
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研修評価・振り返りシートから | 0 研修の満足度、研修へのニーズ ①満足度
| 満足 |  | 不満足 |
②研修ニーズ
- 具体的・実践的な事例研究
- 情報教育について
- 法規研修について など
1 講話 「新任校長への期待」 【研修の目標】
本県教育の今日的課題を再確認するとともに、校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 自信と誇りをもって教職員が仕事に専念できるよう、校長として何をすべきかを見据え、人材育成の視点を大切にしながら、具体的に取り組みたいと思います。
- 新任校長としての資質・能力の部分において示された3点が、特に重要であると思い、参考になります 。
- 経営ビジョンは、ただ自分の理想を掲げるだけではなく、地域や保護者の意見に耳を傾け、生徒の実態を良く見て検証したうえで、見直しも必要だということを再認識させられました。
2 講話「人権教育と校長の役割」 【研修の目標】
学校における人権教育の推進について理解を深め、学校運営の責任者として果たすべき役割や在り方を理解することができる。 |
【 講話を聞いての主な意見・感想 】
- 自分の言動を含め、教職員の言動についても常に人権意識が必要だと感じました。
- 学校、家庭、地域がともに人権教育を推進していくための具体的な方策が理解できました。
- 学校内での教職員の雰囲気作り、環境作りの大切さが理解できました。
3 講話「校長の使命と職務」 【研修の目標】
具体的な事例に基づき、明確な経営方針の設定方法や学校経営の在り方、教育課程の編成やその運用におけるリーダーシップの在り方、教職員評価制度に基づく人材育成や服務の管理、危機管理、保護者対応などについての理解を深め、校長としての役割を理解することができる。 |
【 講話を聞いての主な意見・感想 】
- 教職員との話をする時間を確保し、意向を取り入れながら風通しの良い職場作りをしたい。教職員が元気ならば生徒も元気になれると思う。
- 学校現場では、様々なことが起こりうることを真摯に受け止め、迅速適正に対応するためのネットワークづくりに取り組もうと考えました。
- 『校長は企業に例えると営業である』このことばをしっかりと受け止め、自ら地域、保護者に働き掛けて意見に耳を傾けていこうと思います。
- 体験をもとに具体的な講話で大変参考になりました。熟慮してブレずに行いたいです。
4 講話 「学校経営に関する諸問題-指導関係-」 【研修の目標】
教育改革と新学習指導要領について熟知するとともに、本県における指導関係の取組と課題について理解し、学校経営方針の構築に生かすことができる。 |
【 講話を聞いての主な意見・感想 】
- 新学習指導要領を踏まえ、校長なりの経営ビジョンを持ち、教育課程の編成に生かしていきたいと思います。
- キャリア教育・職業教育の在り方についての中教審答申を参考に、高等部生の進路指導のより一層の充実を図りたいと思います。
5 講話 「学校経営に関する諸問題-服務関係-」 【研修の目標】
校長の職務、人事・服務、危機管理、教職員評価制度等についての理解を深め、人材育成、人事管理、服務管理、危機管理における校長としての資質の向上を図る。 |
【 講話を聞いての主な意見・感想 】
- 危機管理部分をもう一度見直し、昨年度末本校で作成されたマニュアル集約版を十分に検証し、より実効性のあるものとしたい。
- リスクマネジメントの視点からも人材育成に力点を置きたい。その時々に適正な判断が求められる場面が学校には少なくない。年齢構成バランスが比較的良い本校の利点を生かし、現職教育を充実させ、真の組織的対応を心がけたい。
- 服務管理について改善を図っていきたいと考えました。
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