平成24年度 学校経営研修(高等学校、特別支援学校)第1日
目 的 | 教頭として、今日的な教育課題に対応した学校経営の在り方等について理解を深め、実践的な学校経営能力の向上を図る。 |
日 時 | 平成24年6月8日(金) 9:30~16:00 |
対 象 | 高等学校、特別支援学校の教頭経験2年目に該当する者 |
研修内容 | 1 講話「教職員評価制度」 2 研究協議「教職員評価制度を活用した教職員の育成」 3 講話「教職員のメンタルヘルスケア」 4 講話・研究協議「教育の情報化への対応」
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講 師 | 県教委事務局教職員課副主幹兼管理主事 三楽病院精神神経科部長 真金 薫子 総合教育センター職員
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研修の様子 | 講話「教職員評価制度」 | 研究協議「教職員評価制度を活用した教職員の育成」 | 講話「教職員のメンタルヘルスケア」 | 講話・研究協議「教育の情報化への対応」 |
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研修評価・振り返りシートから | 0 研修の満足度、研修へのニーズ ①満足度 | 満足 | | 不満足 |
②研修ニーズ
- 学校評価と学校評議員の積極的な利用についての研修
- 教育法規についての研修
- 災害時に対する危機管理に関する研修
- カウンセリングについての研修 等
1 講話「教職員評価制度」 【研修の目標】 「教職員評価制度」を活用した教職員の資質、能力、意欲の向上を図るための支援の在り方について、理解を深める。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】
- 評価制度を活用して人を育てるという観点が重要であると思いました。
- 個人に目標を設定してもらうとき、組織の構成員であるという自覚を持たせ、学校全体の目標との関連性を明確化させることによって、教員一人一人の資質・能力の向上や勤務意欲につながるとともに、学校の活性化という見えにくい部分について評価制度が活用できると思いました。
- 教職員一人一人と管理職が向き合い、相互のコミュニケーションを深めることで、教員個々の長期的な成長に向けて指導・助言することが重要だと思いました。
2 研究協議「教職員評価制度を活用した教職員の育成」 【研修の目標】 「教職員評価制度」導入の目的である「能力開発」、「資質向上」という趣旨を踏まえ、実施上の課題を共有するとともに、教職員の資質、能力、意欲の向上を図るための具体的な活用について考えることができる。 |
【研究協議に参加しての主な意見・感想】 - 次年度に向けてPDCAサイクルをしていくように評価制度の活用をしたいと思います。
- 先生方一人一人の重点目標と具体的手段を一覧表にまとめます。
- 一人一人の重点目標をしっかり把握して、日常から頑張っていることや気になることをその都度伝えていくことをこれまで以上に実践しようと思いました。
- 面談時に管理職としての期待を伝え、教員の意欲向上に努めたいと思います。
3 講話「教職員のメンタルヘルスケア」 【研修の目標】 職場における教職員のメンタルヘルスについて理解を深め、管理職として必要な知識を身に付ける。 |
【講話を聞いての主な意見・感想】 - 異動後1,2年目の教職員に受診者は多く、休職率も高いということが分かりました。
- 管理職として教職員のストレス軽減や予防のために具体的にどうしたらよいかということが理解できました。
- 精神疾患に対する病気と健康の判断は難しいので、今後とも研修に取り組む必要性を感じました。
4 講話・研究協議「教育の情報化への対応」 【研修の目標】 教育の情報化が求められている背景、推進するための管理職の役割を理解するとともに、管理職としての取組について考えることができる。 |
【講話・研究協議を通しての主な意見・感想】 - 情報担当教員以外の教職員や生徒向けに、情報モラルや情報セキュリティに関する研修会を実施したいと思います。
- 校内研修体制の充実を図り、ICT活用を進めていきたいと思います。
- 校長、教頭が率先してSA@Schoolを活用し、校内の情報の共有化に努めたいです。
- HPの更新作業と内容を充実させ、学校のPRを進めていこうと思います。
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