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平成24年度 新任教務主任研修(高等学校、特別支援学校)第2日

目  的学校教育の当面する諸課題と教務主任の職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。
日  時平成24年6月14日(木) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教務主任
研修内容1 講話「特別支援教育の概要」
2 講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」
3 講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」
講  師県教委事務局特別支援教育室長補佐
県教委事務局学校教育課長補佐
県教委事務局教職員課長補佐
研修の様子
講話「特別支援教育の概要」
講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」
講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」



研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度80.0 %20.0 %



1  講話「特別支援教育の概要」

  【研修の目標】
 喫緊の課題の一つである特別支援教育の概要について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮した、特別支援教育コーディネーターを中心とする組織的な特別支援教育の在り方を知る。

【主な意見・感想、参考になったこと】

 <校内研修・校内体制に関して>
  • 特別支援教育に関する職員研修会を設定したいと思います。
  • 特別な支援を必要とする生徒に対して、教育相談係・クラス担任・学年団等が連絡を取り合い、対応する必要があると思いました。
  • 特別支援教育、特に個別の指導計画を作成し、全校的に共通理解をもって指導に当たるべき生徒の認定・認知から始めるべきだと感じました。コーディネーターと情報を共有し、対応できる体制を整えたいです。
 <中学校との連携について>
  • 中学校との連携(引き継ぎ文書・要録写し等の適切な処理、情報交換会参加の奨励)を強化したいと思います。
 <職員に対して>
  • 特別支援教育の委員会を昨年度から立ち上げてすでに動いてますが、職員間の理解・意識に、かなり温度差があります。まずは、職員間の共通理解を図ることが必要だと思いました。
  • 本校では「気になる子ども」への組織的取組ができていないと思いました。情報を共有しながら、学校全体としての対応ができるようにしていきたいです。

2 講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」
【研修の目標】
 国・県の教育改革の流れや、本県教育の指導関係の実態及び諸課題について理解する。また、教務主任として、特色ある学校づくり、教育課程の編成やその実施、危機管理等の具体的な場面における適切な対応方法について理解する。

【主な意見・感想、参考になったこと】
 <学業指導に関して>
  • 学業指導という視点は、学習・生徒指導上とても大切な考え方だと思います。職員の意識の共有化する必要があると思いました。
 <学校評価に関して>
  • 学校評価については、外部に公表するものとして、必要十分な内容をもつと同時に、できるだけ「分かりやすい」ものにしたいと思います。
 <入試・特色選抜に関して>
  • 特色選抜に向けて、共通理解や選抜方法の手順・シミュレーションその他、早めの対応をしようと思います。
  • 特色選抜については、具体的な実施方法も含め、推薦入試とは異なる様々な想定をしつつ、さらに議論していかなければならないと思っています。
 <その他>
  • 国や県の施策の流れや少子化に伴う課題を踏まえ、先を見据えた校内体制の在り方について、教務としての立場から考えていく必要性について確認できました。

3 講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」
【研修の目標】
 本県教育の服務関係の実態及び諸課題について理解する。また、法令等に基づいた適切な教育活動を実施する手立てや、その際の教務主任としての役割について理解する。

【主な意見・感想、参考になったこと】
 <職員に対して>
  • 服務一般の内容が大変参考になりました。新たな職場づくり(人間関係)の構築に取り組んでみたいと思います。
  • 学校組織全体をできる限り把握し、各校務分掌において後継の人材を作っていけるような気配りをするように努力したいです。
 <危機管理に対して>
  • 危機管理マニュアルを再点検したり、職員研修を実施したりしたいです。
 <管理職との連携に関して>
  • 教務主任として学校全体をどうみるか法的に理解することができました。校長、教頭をサポートできるように頑張りたいです。
  • 学校全体を見渡し、主幹教諭や部長との連携をさらに深められるよう努力したいです。
 <その他>
  • 学校で行う教育活動や服務は全て法令で規定されたものであることを再確認しました。