令和7年度 総合的な探究の時間
【今年度の重点目標】
様々な分野から興味・関心のあるテーマを見つけ、
課題設定や仮説、立証、発表する過程を経験することで、
将来の生き方を考え、自らの主張を適切に表現し、
継続的に自己実現する力へつなげていく。
さらに、今年度は生徒のテーマ設定に生かすため、テーマ設定の手助けとさせるために、様々な講演会を実施しました。
【実施内容】
○6月2日(月)7時間目 【宇都宮大学内留中の本校教員より講演】
「探究」を学ぶ君たちに期待すること 〜「探究」って何をすればいいの?〜
○6月9日(月)7限目【地域の方々からのお話(含・学校運営協議会委員)】
①15:25~15:45 (20分)
講師: 宇賀神 一晃 様(学校運営協議会委員・PTA書記)
題目: 笑顔ある未来のために ~愛するまち『人・郷・未来』を創造する~
②15:45~16:05 (20分)
講師: 加藤 美智子 様(仁神堂自治会長・菊沢こども食堂 森のこびと代表)
題目: こども食堂とフードロスについて
③16:05~16:25 (20分)
講師: 名塚 久貴 様(学校運営協議会委員・元中学校長)
題目: 「街歩きの視点から」
○6月30日(月)7限目
アントレプレナーシップ推進大使派遣事業(文科省主催)
講師:大塚 雅一 様(学校法人自然保育学園 風と緑の認定こども園)
○7月7日(月)7限目 足利大学より講師2名(文型1・理型1)派遣
①14:55~15:25 (30分)
講師: 工学部 創成工学科機械分野 准教授 飯野 光政 先生
題目: 「知られていないこと」を探究する研究者の視点
ー波力発電の研究を通してー
②15:30~16:00 (30分)
講師: 共通教育センター 教授 嶋田 和成 先生
題目: その「なぜ?」が探究のはじまり
──英語教育学・言語学の「なぜ?」を通して
さらに、2学期は、県より令和7(2025)年度 探究学習実践支援事業 が承認され、その一環として、以下の2つの講演会を実施しました。
○10月6日(月)7限目
講師:タオグラフィクス代表 中島 孝明 様
題目: 『脳科学×創造力×編集力』 ~ 人ってなんだろう!? ~
○12月1日(月)7限目
講師:日本両棲類研究所 所長 篠崎 尚史 様
題目: 『サイエンスの力でイノベーション』
昨年度、どのようなテーマにしたら良いか分からない、自分は何について探究するべきか迷っている、という生徒が多かったため、その反省を踏まえて、いろいろな立場の方々から、講演内容は講師にお任せする形で、(ただ、探究活動に生かせるような内容を意識していただいて) 講演を依頼させていただきました。
これらの講演会を聴くことで、生徒たちはテーマ設定のみならず、将来の自分の進む道(文理選択や、進路関係等)についても、自分の知らない分野を初めて知ることで、少なからず影響を受けていました。今後のフィールドワークや、発表準備においても、良い参考になりました。
講師の先生方、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。