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海外研修15日目となり、日本へ帰国します。朝生徒たちがホストファミリーに送ってきてもらい、それぞれがお別れの言葉を交わしていました。ポートランド空港に到着し、日本に向かいます。これから約10時間のフライトの後、日本へ着きます。
海外研修14日目を迎え、アメリカで過ごす最後の1日となりました。語学研修では、昨日シニアセンターで録音させていただいた利用者の方々との英会話を文章に起しました。英語を聴く力が試され、生徒同士で話し合いながら文章に起していました。続いて、「ワカモレ」の調理方法を英語で学びました。ワカモレとはメキシコ料理で、アボカドソースを使ったサルサを指します。その次に日本の酢の物の調理方法を生徒たちが英語で説明しました。その後、生徒たちは実際に調理しました。ワカモレと酢の物をそれぞれ実食し、特にワカモレは生徒たちに人気でした。授業の最後には「ラザー・ビー」をカラオケバージョンで歌いました。
午後はナイキの本社を訪れました。今回は一般の方が案内されないところも特別に案内してもらいました。広い敷地内には陸上競技場やサッカー場、バスケットボール場、トレーニングジムなどと言ったスポーツ施設が多くありました。世界的なアスリートたちが実際に目の前で練習に励んでおり、生徒たちは強い関心を示していました。アカデミックセンターに戻って来てからは、夜のさよならパーティーの準備を行いました。会場を綺麗にデコレーションしようと生徒たちは時間ギリギリまで頑張っていました。
そして夜の6時からさよならパーティーが始まりました。パーティーの冒頭で生徒たちが語学研修の先生へお礼の品を渡すとともに、先生からは授業の修了証を受け取りました。そしてホストファミリーと夕食を楽しみました。パーティーの中盤からは生徒たちが考えた出し物が行われました。まずは「旅立ちの日に」を合唱し、涙をにじませてる生徒もいました。その後は那須野巻狩踊りをホストファミリーたちと踊りました。生徒たちがホストファミリーへ踊り方を教え、ともに楽しく踊りました。続いてフルーツバスケットやダルマさんが転んだと言った日本のゲームをホストファミリーと楽しみました。ホストファミリーの中にはゲームに参加し、生徒たちと一緒になって盛り上がった方もいました。最後に、生徒たちが授業で学んだ「ラザー・ビー」と童謡「ふるさと」を合唱しました。ホストファミリーからは拍手が送られ、生徒たちとのさよならパーティーを楽しんでもらえました。
14日間に渡った海外研修も、遂に明日帰国の途につきます。体調を崩す生徒も出ずみな元気にアメリカでの最後の夜を過ごしおります。そして日本時間で3月22日金曜日の夜8時ごろに黒磯南高校に到着予定となります。
午後はシニアセンターを訪れました。配慮の行き届いた設備に生徒たちは興味を示しておりました。見学後は、センターの利用者の方々と交流しました。折り紙の紹介では、一緒に鶴や兜を折り、楽しんでもらいました。習字では利用者の方々の名前に漢字を当てて書き、喜んでもらいました。日本のお菓子の紹介では、生徒が持参したお菓子を食べていただきました。「もっと食べたい」と好評でした。日本の文化を紹介する、手作りカルタで遊びました。最後に、童謡「ふるさと」を全員で歌い、利用者の方々から拍手をいただきました。
明日はホストファミリーを招いてのさよならパーティーが行われます。ホストファミリーへ感謝の気持ちを伝えて、楽しく過ごしてもらいたいです。
午後のフィールドワークではアカデミックセンター近くの家具屋へ訪れました。家具を用いた英会話では、自分の考えを発表したり、家具を説明したり、徐々に英語を話せるようになってきてるのが実感できました。
アカデミックセンターに戻ってからは、英語で書かれた漫画を日本語に訳しました。中には日本の漫画もありましたが、いざ訳すとなると物語や登場人物の言動も考慮しないといけないので、生徒たちは英単語をよく確認しながら訳していました。
最後に、「ラザー・ビー」の歌詞を起しました。本日でようやく1番が終わり、2番へと入りました。生徒みんなで楽しく歌って歌詞を確認していました。
また調理を行うセクションでは牛丼やシュウマイの良い香りがして、生徒たちはお腹を空かせていました。見学後には、工場で作られた冷凍食品を実際に試食しました。海老シュウマイや牛丼、日本では売られていない鶏肉の餃子など美味しい冷凍食品をいただきました。
アカデミックセンターに戻ってからは、サンドウィッチの作り方の動画をもとに、調理方法を文章におこしました。生徒たちは単に英文を書くだけでなく、どのような調理をしているのかイメージを膨らませながら活動していました。
また地図からポートランドの観光地を探す活動では、生徒同士で教え合う場面もありました。授業の後半では、アカデミックセンターの外に出てフィールドワークを行いました。先生が看板や張り紙などの屋外にあるものを英語で説明し、また生徒にもその説明させる事で理解を深めていました。明日以降も現地の英語に親しむフィールドワークは続きます。
消防署では、まず日本では見ないほどの大きな消防車を間近で見せてもらいました。それから消防署内の司令室やキッチン、滑り棒を見学させてもらい、生徒たちも興味津々でした。消防士の皆さんも、私たちを快く迎え入れて、署内の案内や質問への回答も気さくにしてくださりました。見学中にも実際に緊急出動したりと、地域の安全の為に活躍する消防士の方々を目の当たりに出来たことは、生徒たちにとって良い経験となりました。
アメリカでは明日から週末を迎えます。週末はホストファミリーと過ごす時間となります。生徒たちにはリフレッシュしつつも、ホストファミリーとの楽しい思い出を作ってきてもらいたいですね。
昼食後はポートランドのもう一つの観光名所のピトックマンションへ訪れました。素晴らしい西洋建築に加えて、ポートランド市内を一望出来る景色を満喫しました。
ポートランド市内をバンで移動しながら眺めた後に、アカデミックセンターでホームステイ直前のオリエンテーションが開かれました。生徒たちはコーディネイターの方々の説明を受けて、日本とアメリカの文化の違いを改めて認識しました。そしてホストファミリーが迎えに来て、ホームステイが始まりました。
一行は成田空港に到着し、17時15分発の飛行機に搭乗予定です。約10時間のフライトの後、ポートランドに到着します。初めて成田空港に来た生徒もおり、思い思いの時間を過ごしながら搭乗待ちしております。