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野澤一郎像に寄せて
野澤一郎育英会定時評議員会が午前中におこなわれ、関係者が来校しました。野澤一郎氏は本校の旧制中学の2期生にあたります。旧制中学を卒業後、進学、その後巴組鐵工所を創業しました。現在の(株)巴コーポレーションになった企業です。野澤一郎氏は本校に当時500万円を寄付、それを財源に本校を事務局おいた「野澤一郎育英会」を設立しました。当初、奨学金は本校在籍の生徒のみを対象にしていましたが、その後財源が増えたことで、県内の高校生に対象を拡大、現在に至ります。
偉大な功績を残した野澤一郎氏の胸像がグランドの南側に建てられています。野澤一郎氏胸像からの視点で体育の授業風景を紹介します。

さて、本校で生活していると、野澤一郎氏は育英会を立ち上げ、(株)巴コーポレーションを創設したという2つのイメージが強く印象されます。しかし、野澤氏は他にも絵画や書にも精通しています。本校に玄関正面や会議室に野澤氏の絵画作品が飾られています。

上の写真は2枚とも会議室に飾られている野澤一郎氏の作品です。
巴組鐵工所は立体構造建築「ダイヤモンドトラス」の発明・実用化や、「無足場式骨組法」の発明で実績を上げ、成長した企業とされています。野澤一郎氏は発明に関して自由な発想が必要だと述べていたそうです。
「空想は、時には人生の潤いとなり、時には進化の母体となる。人生にはなくてはならぬものの一つに空想がある。古の書道集にも『梅が香を桜の花に香らせて柳の枝に次ぐよしもがな』と見える。梅が香の気高さを桜の花にも欲しくなり、優雅な柳の枝に咲かせてみたくなる」と巴コーポレーション創業者紹介ページでそのことが紹介されています。
さて、本校講堂の入口脇で早春の香りを感じさせていた梅の花は、現在たくさんの実となり、早春とは違ったほんのりと甘い香りを漂わせています。
偉大な功績を残した野澤一郎氏の胸像がグランドの南側に建てられています。野澤一郎氏胸像からの視点で体育の授業風景を紹介します。
さて、本校で生活していると、野澤一郎氏は育英会を立ち上げ、(株)巴コーポレーションを創設したという2つのイメージが強く印象されます。しかし、野澤氏は他にも絵画や書にも精通しています。本校に玄関正面や会議室に野澤氏の絵画作品が飾られています。
上の写真は2枚とも会議室に飾られている野澤一郎氏の作品です。
巴組鐵工所は立体構造建築「ダイヤモンドトラス」の発明・実用化や、「無足場式骨組法」の発明で実績を上げ、成長した企業とされています。野澤一郎氏は発明に関して自由な発想が必要だと述べていたそうです。
「空想は、時には人生の潤いとなり、時には進化の母体となる。人生にはなくてはならぬものの一つに空想がある。古の書道集にも『梅が香を桜の花に香らせて柳の枝に次ぐよしもがな』と見える。梅が香の気高さを桜の花にも欲しくなり、優雅な柳の枝に咲かせてみたくなる」と巴コーポレーション創業者紹介ページでそのことが紹介されています。
さて、本校講堂の入口脇で早春の香りを感じさせていた梅の花は、現在たくさんの実となり、早春とは違ったほんのりと甘い香りを漂わせています。