日誌

虫眼鏡 真高にもあったヘクソカズラとタデ

今日は暑い中、公仕さんが正門横の土手を草刈りしていました。カタバミやハルジオンなど様々な雑草が繁茂していました。その中にヘクソカズラの姿。

夜の番組で出ていました。漢字で書くと「屁糞葛」と書きます。何とも品のない名前。その名の通り葉や茎に悪臭がある植物です。室町時代の頃はクソカズラという名前だったそうです。江戸時代の頃に今のヘクソカズラという名前になりました。昔から臭い植物として知られ、万葉集やことわざにも出てくる植物です。ヘクソカズラとともに番組で新宿の屋上緑化企画に出ていたのがタデ。本校のグランド西に生えていました。

「蓼食う虫も好き好き」ということわざがあります。タデのような辛い葉を好き好んで食べる虫もいるように、人の好みも色々で、普通では理解しにくい事柄もあるという意味です。「屁糞葛も花盛り」と「蓼食う虫も好き好き」。前者の意味は気になる方は調べてみて下さい。