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生産機械科1年「旋盤作業実習」4週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日11/13(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」4週目の様子をご紹介します。

 「旋盤作業実習」1~3週目では旋盤の基本的な準備と操作方法、メンテナンス方法を学びました。後半となる4週目からは旋盤を用いて、引張試験に使用する試験片を製作していきます。(写真上側が作成する試験片、下側が材料となる丸棒)


  上:試験片 ,下:材料(丸棒)

 まず初めに1~3週目の復習としてバイトの高さ合わせから行います。準備が出来たら材料の端面を削り、ハイトゲージで測定しながら長さを合わせていきます。


    バイトの高さ合わせ


     端面切削の様子


    長さを測定する様子

デジタル式のハイトゲージは100分の1mmまで測定することができるので、目標の値になるまで慎重に削っていきます。

  ハイトゲージのメモリの様子


 目的の長さになったところで、丸棒の外径を削っていきます。このときハンドルを回す手動送りでは送り速度が安定しないため、自動送り機能を使用して一定の速度で削っていきます。自動送りは一定の速度で自動的にバイトを送るため、作業者の負担が減るほか、切削後の表面が一定の仕上がりになります。

    自動送りの様子

以上が旋盤実習4週目の内容になります。

次回投稿は11/16(月)に生産機械科3年生の実習を紹介いたします。