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生産機械科1年「旋盤作業実習」5週目


生産機械科工業技術基礎紹介

本日11/20(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」5週目の様子をご紹介します。

 「旋盤作業実習」4週目では引張試験に使用する試験片を製作するため、丸棒の端面削りと外丸削りを行いました。5週目となる今回は、バリやピン角を除去するための面取りと、階段(段差)をつけるための荒削りを行っていきます。


  上:試験片 ,下:材料(丸棒)

まず初めに、旋盤の準備と実習内容を確認します。切削加工において金属を削った際に残るバリやピン角は使用者の指や手を傷つける危険なものです。バリやピン角を除去するために面取りは重要な工程となります。


    面取り説明の様子


     荒削り説明の様子

次に階段(段差)をつける部分に印をつけ、目標の寸法になるまで段階的に削っていきます。旋盤で外丸削りを行う際、外径を1mm削りたければ半分の0.5mmが切り込み量となるため、生徒は1回1回考えながら慎重に作業を進めていきます。

    印をつけて削る様子


  階段(段差)が出来上がる様子

材料に階段(段差)をつけたところで5週目の実習は終わりとなります。

      5週目の成果
次回は荒削りした階段(段差)を滑らかに仕上げる作業を行っていきます。

次回投稿は11/24(火)に生産機械科2年生の実習を紹介いたします。