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生産機械科2年 溶接実習 6週目


生産機械科2年 実習紹介!

 本日、10月27日(火)は生産機械科2年において実習が行われました。今回は「溶接実習」6週目についてご紹介いたします。
 今週は、ガス・アーク溶接において接合した板材を試験機で引っ張り、溶接部の耐久性(引張強さ)を調べる実習を行いました。


 溶接した板材

 引張強さを調べる試験機(引張試験機)に板材を取り付けるときには、万力によって大きな力で挟みます。

 引張試験機に板材を取り付ける様子
 
 引張試験機によって縦方向に引っ張り、破断させます。


 板材が破断した様子
 
 引張試験機に引っ張られた板材が、破断するまでに耐えようとする力を引張強さといい、下図のようなメーターで最大の引張強さを求めます。


 引張強さを測定する様子
 
 下図は教員による手本の例ですが、上手に溶接されている板材は溶接部以外の部分が破断するため、材料本来の引張強さが計測されます。
 

 破断後の板材

 それぞれが溶接した板材の引張強さを求めて、結果を考察し、まとめました。


 生徒が溶接し、試験を行った板材

 次回は10月30日(金)生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。