海外短期研修

海外短期研修

ブリティッシュヒルズ語学研修1日目

1月18日より、1年生15名、2年生17名の計32名で、福島県のBritish Hillsにて語学研修を行っています。


雪道を抜け到着後、まず驚いたのは敷地の広さとそこに並ぶ建造物の美しさです。特に宿舎であるbarrackは、英国の砦がモチーフになっていて、異国情緒を感じさせるとともに、これから3日間への期待で胸がいっぱいになりました。

 
初めての授業は海外出身の2名とオールイングリッシュで行いました。始まるまでの緊張とは裏腹に、明るい先生と楽しい活動内容のおかげで積極的に英語を使うことができました。その後も食後の自由時間などを使い、施設を利用したり、英語のアクティビティを楽しんだりと、充実した時間を過ごせました。


明日は4時間の授業とテーブルマナーの講座を受講する予定です。

We enjoy staying British Hills, and learning English. Through many activities, Our English skill is certainly growing. We will enjoy last 2 days.

 

ブリティッシュヒルズ語学研修3日目

 

語学研修3日目は「Biology Botany」と「Fashion Desigh」の選択授業がありました。

「Biology Botany」のレッスンでは、植物に関する英単語を学んだり、 植物の分類やそれぞれの特徴を友達と推測しました。また、 様々な種類の種が何の種なのかゲームを通して考えました。 学年の壁を越えて話したり、 協力したりするとても良い機会となりました。「Fashion Desigh」のレッスンでは、 服に関するクイズやオリジナルの服をデザインしました。 学校では学ばない服や模様の語彙を知ることができ、 英会話能力を上達させることができました。

閉会式では賞状を1人ずつ受け取り、 先生方に3日間の思い出や出来事を報告しました。

オールイングリッシュの3日間でしたが、 どのレッスンもおもしろく、英語への抵抗感がなくなりました。 また、レッスン内では、 間違えてもスタッフの方が悪いところだけでなく、 よかったところも教えていただき、 積極的に発言することができました。今までは英語を話す前に「 この単語を使うのかな?」と考えていましたが、 この語学研修を通して話しながら英語がスラスラと出てくると感じ ます。この3日間で得た力や感じたことを忘れずに、 これからも楽しく英語を学んでいきたいと思います。

Though many activities, we could learn important of active speaking in English. All staff members give interest lessons we can now make setences and spesk English at the same time.

海外短期研修最終日


最終報告書

 

本日は帰国前日。2回目の日曜日を終日ホストファミリーと過ごし、皆さん登校しました。

日曜日の過ごし方は皆さんそれぞれ。交渉して水族館へ連れて行ってもらったり、念願のビーチで写真を撮ったり、ピーコックウォッチングや映画鑑賞、のんびりとアメリカの日常を体験できた生徒さんもいました。

ドライブ中にはホストとの会話を楽しめた、ということです。質問に答えるだけではなく自分から質問し、会話を広げられるようになったそうです。また、わからない単語があっても別の表現を見付けるなどの対応もできるようになったという報告もあります。

 

授業ではホストへの手紙の書き方(内容や終わり方)を皆で考えたそうです。会話ではなかなか伝えることが難しいこともあるかもしれませんが、手紙ならば時間や辞書を使って自分の気持ちをしっかり伝えられるのではないでしょうか。

 

午後はさよならランチ。ビュッフェスタイルのランチをお腹いっぱい食べました。

その後は最後のショッピングへ。ビーチに行きたいという意見があり、土曜日に多数決を取りました。ビーチが圧倒的に多かったのですが、当日の変更は叶わず、予定通りのSANTA ANITA MALLへ。皆さん、家族やお友達へのお土産を最終的に揃えました。

 

帰りのバスでは「高校2年生から留学するにはどうしたら良いか?どうなるのか?」先生に質問している生徒さん達がいました。とても真剣な眼差しで、素敵な笑顔で、輝いているように見えました。

 

皆さんの成長ぶりには目を見張るものがあります。いろいろなことをどんどん吸収し、いろいろなことを感じ取っています。

私自身、皆さんと接していて、新しい発見があり新鮮な気持ちになり、また初心を思い出し、心が洗われる瞬間も多々ありました。

生徒さんにとって、この海外短期研修は英語の勉強だけでなく、将来の選択肢を大きく広げることができたのではないかと思います。

また、日本を出ることで日本の素晴らしさや良くないところも認識でき、家族と離れることで、家族や親御さんのありがたさも実感できたのではないでしょうか。

ホストマザーに「なりたいものは努力すれば必ずなれる」という素敵な言葉をもらった生徒さんがいます。同意見です。全員に伝えたい言葉だと思いました。皆さんにはたくさんの可能性とチャンスがあります。

この素敵なプログラムを用意してくれた学校と、参加させてくれた親御さんに感謝し、この滞在でのたくさんの出会いを大切に…日本に帰ってからも毎日を過ごしてほしいです。

 

この報告書は本日で最終となります。

明日はスーツケースを持って登校し、ホストとのお別れをします。その後、また新しく到着した生徒さんと共に午前中の授業を受け、クラスの仲間たちともお別れをします。

授業後は担当AGのライアンと共に空港へ。ライアンとフランコにはたくさん担当してもらいました。ライアンも「このAMAZINGなグループを忘れない」とこっそり話してくれました。

ロサンゼルスの空港でライアンとお別れした後は帰国の途に。学校への到着は遅くなり、忙しなくなることが予想され、皆さんの疲労も少なからずあると思いますので、私が生徒さんに何かをお話する機会はないのではないかと…。

学校の皆様への報告書ですが、生徒さん達へのメッセージも含んだものとなってしまいました。

日本でお待ちのご家族の方々、先生方、出発前とは違う、成長した生徒さん達との再会を楽しみしていてください。

最後に、本日最後の担当してくれたAGフランコを中心にして撮った集合写真で、生徒さん達の元気な姿をご確認ください。



海外短期研修14日目


4日目報告書

 

本日は授業なし。終日ロサンゼルス観光の日でした。

今日の担当AGはフランコとバケーションから帰ってきたジェームスBでした。

朝シトラスカレッジに集合し、9時出発。まずはパサデナへ行きました。

パサデナの市庁舎前でフリータイム。カーショーをやっていて素晴らしい高級車が並び、とても賑わっていました。

市庁舎裏で集合写真を撮ってからバスへ戻るとハプニングが…!

バスの調子が悪く、交換することになりました。

待ち時間ができてしまい、追加でパサデナの図書館も見に行った後、バスの近くの芝生でのんびりと待ちました。

ずっと盛沢山だったので、こういう時間も良かったのかもしれません。

カードゲームやお絵描きをしました。担当AGの絵が得意なフランコは生徒さんの似顔絵を描いてくれました。

代わりのバスが来てから出発。パサデナ中心部の高級エリアを散策しました。

その後はロサンゼルスのダウンタウンへ。

まずはグランドセントラルマーケットにてランチタイムです。いつものフードコートとは雰囲気が違い、人も多く混んでいました。オーダーも大変だったようですが、皆さん頑張りました。

そこからはナイスビューと言われ、徒歩にてウォルトディズニーコンサートホールへ。階段をたくさん上がり…たくさん文句を言いました。暑かったですからね…。

コンサートホールの説明を聞き(英語)、トップからの景色を見た後待望のバスへ戻りました。

次にステープルスセンター。ここはコンサートやいろいろな種類のスポーツなどに使われる多目的のイベント会場です。

 

その後はロサンゼルス発祥の地と言われるメキシコ風の家並みが続くエリア、オルベラ街へ。リトルトーキョーのメキシコ版です。カラフルな民芸品やおもちゃ、服、帽子などのお土産の屋台がたくさん並んでいました。

最後はグリフィス天文台へ。

ハリウッド観光時に見たHOLLYWOODの文字をもっと近くで見ることができました。

そして、ちょうどタイミング良くプラネタリウムのショーが始まるということで、希望の生徒さんはチケットを買い、30分のショーを見ました。

夜景のきれいな場所でもありますが、まだまだ日は高く、残念ながら夜景はポストカードで確認しました。

 

皆さん息がぴったりでした。いつもフランコだけタイミングが合いません。

 

本日の帰路は皆さん結構元気でいろいろお喋りも聞こえてきました。

もちろんフランコやジェームスと英語でお話した生徒さんもいます。

渋滞もあったので、シトラスカレッジに到着するとほとんどのホストファミリーがお迎えに来ており、皆さんそのままホームステイ先へ。

終日ホストと過ごす2回目で最後の週末です。

それぞれに行きたい所へ連れてってほしいとおねだりしてみたなど、何かのプランがあるようです。

「帰りたくない」という声も聞きました。それは充実した日々を過ごせている証拠ではないでしょうか。ジャーナルに「一瞬一瞬を大切にしたい」とありました。

今日と同じ日は二度ありません。毎日がたった1回の大切な日です。

残りのアメリカ滞在3日も、帰国してからの毎日も大切にしましょう。

海外短期研修13日目


13日目報告書

 

本日は2週目の金曜日でした。授業は残すところあと2回です。

ゲームをするという楽しそうなものから、発電方法について考えたり、地球温暖化について自分の意見を述べるなど、高度な英語力を必要とするのでは?と思われる授業内容でした。

エクストリームスポーツについてのプレゼンや、自分が過去にしてしまった恥ずかしいエピソードを話す、なども。皆のエピソードがおもしろかったそうです。

2週間アメリカでの授業を受け、人前で堂々と話すことができるようになった、という良い報告もあります。

 またまたお邪魔して授業風景を…

午後はハンティントンライブラリーを訪問しました。

ここは鉄道事業で富を築いた実業家ヘンリーEハンティントンの個人所有の邸宅だった所です。喧騒から離れた広い敷地に図書館や美術館に植物園、日本庭園や中国庭園、オーストラリア庭園などなど見所が本当にたくさんあります。

1日いても足りないくらいの場所ですが、到着後2時間半ほどのフリータイムを取り、各自で見学をしました。

AGのライアンとガビーと一緒に回り、英語を使った生徒さんもいます。

日本庭園では日本より一足早く桜が満開となっていました。

  

最後に集合写真を撮って、シトラスカレッジに戻りました。
   

学校に到着すると…本日が最後というカザフスタンのアンジェラと会う事ができました。約2週間、一緒に授業を受け、たくさん交流しました。この出会いを大切に、今後もずっと友達でいてほしいと思います。

 

 

海外短期研修11日目

 

11日目報告書

 

本日も晴天です。こちらに到着した当初よりも、だいぶ暖かく春らしい気候になってきました。

午前中の授業では、昨日より新しくウクライナ人も参加するようになりました。皆さんよりも年下なのに、とてもしっかりしていると感じたようです。授業中も積極的だそうで、負けずに頑張って発言をしたとか、話しかけたかったけどできず翌日の課題にする、という生徒さんも。また既にインスタグラムを交換した、という生徒さんもいるようです。

授業の内容としては、NICE PERSONとはどんな人かについて話し合う、短いビデオを見て接続詞をうまく使い内容を英語で説明する、など。また、ボブ先生の授業ではパンケーキを焼いていました。

授業中にバースデーケーキやパンケーキを食べたりしているので、自分で食べるオヤツに気を付けよう…と、自己管理も身に付いてきました。

わかる事は積極的に答えられるようになり、自分の成長を実感している生徒さんもいます。

 

午後は全米日系人博物館へ。

日系二世のヤエさんから日本語での説明を受けました。

皆さんと同じ年くらいの頃、ある日、突然家宅捜索が入り、お父様が連れて行かれ、自分たちも収容所に入れられた、という実体験をお話しくださいました。その他、写真でお嫁さんを選び、日本から到着したたくさんの女性たちの中から写真のお嫁さんを探し出すお話なども。途中リンダさんも加わり、英語での説明をしてくださいました。

実際に体験した方からお話を聞くというのは、とても貴重な事です。皆さんそれぞれに考えるところがあったと思います。とても真剣な表情でお話を聞いていました。

 

ヤエさん、リンダさんの説明後はフリータイム。残りの展示物を各自見学しました。

そして、博物館の前の通りを渡ると、そこはリトルトーキョー。日本食レストランや日本のお土産屋さんなどがたくさんある一帯です。気が付くと、日本食材スーパーの前にほぼ全員が集合していました。

 

FLSに到着すると、ホストのお迎えにはまだ早い時間でした。

サマータイムで1時間進んだこともあり、当初お迎え時は既に真っ暗だったのですが、本日はまだ太陽も高い所にありました。

いつも担当してくれるAGのライアンや、本日初のジュジュ(ジュリアン)と楽しく写真撮影などをしながらお迎えを待ちました。

クラスの仲間やホストファミリーだけでなく、彼らとの交流も大切な勉強と思い出になります。

生徒さん自身も後半に入ったことを意識し、あと1週間しかない事を寂しく感じているという感想もあります。

後悔のないよう…残りの滞在を有意義に過ごしてほしいです。

 

 

海外短期研修10日目


10日目報告書

 

本日、早朝にまたしても雨音が聞こえてきました。

先週水曜日に残念ながら大雨が降ってしまったので、アウトレットモールとハリウッド観光を交換し、本日はハリウッド訪問の日です。

しかし、登校時間の頃には雨は止み、その後は素晴らしい晴天となりました。

また気温も上がり、3月のロサンゼルスらしい青空のきれいな1日となりました。

まず、ハリウッドでの滞在時間をなるべく長く取るため、10:0511:05のブレイクの時間に皆さん軽食を取りました。

授業後はすぐに出発。約1時間かけてハリウッドへ。バスの中では担当AGジェームスより今までとは違う注意事項を確認しました。皆さん注意をしっかり守り、安全に何事もなく観光できました。

バス下車後、最初に訪れたのはドルビーシアター。ここは毎年行われるアカデミー賞授賞式の会場となる劇場です。ドルビーシアター入口よりも前の通りHollywood Blvd.の方が皆さんテレビでよく目にしていると思います。映画界の大スター達が満面の笑みをたたえながらインタビューなどをされる場所です。今回、もちろんレッドカーペットは敷いてありませんでしたが、全員女優になったつもりで集合写真を撮りました。

もしかしたら、将来演劇部から、ここのレッドカーペットを歩く生徒さんが出るかもしれませんね。

 

続いて、チャイニーズシアター。ここは有名人達が手形・足形を残しています。

ハリーポッターやジョニーデップ、マリリンモンローなどの手形足形の写真を撮りました。ドナルドダックも有名人として足形を残しています。

最後はHOLLYWOODのサインを写真におさめました。小さく見えますが、1文字約14mあります。しっかり写すにはハイキングしないといけません。

 

その後は2時間程のフリータイム。それぞれに昼食や買い物、目的、ミッションを果たしました。

復路のバス乗車後は…、今回の研修中にお誕生日を迎える生徒さんが3人います。ライアンの音頭でHappy Birthday To Youを皆で歌いました。

(ボブ先生のクラスでは、先生からのお誕生日ケーキのプレゼントをクラス皆で食べたそうです。)

そして、ライアンより最後の観光はLA(ロサンゼルス)の大渋滞を見ること、と。

見たのか?見てないのか?ほとんどの生徒さんが学校の駐車場に着いても眠ったままで、ジェームスに起こされました。

 

充実した盛沢山の毎日を送り、疲れも溜まってきているようです。

休める所ではしっかり休みましょう。そして、また明日元気に登校してきてください。

海外短期研修9日目


9
日目報告書

 

本日は月曜日。今朝の気温は6度という寒さでした。

この海外短期研修に来て初めての週末を迎えた後の登校でした。

週末はそれぞれにファミリーと過ごしました。

ホストファミリーとハイキングをしたり、チャイナタウンへ連れて行ってもらったり、映画を鑑賞に行き日本の映画館との違いを知ったり、ショッピングセンターやWiiやカードゲームをしたという報告もありました。

また、一番お気に入りの服を着るように言われ、パーティーに連れて行ってもらった生徒さんもいます。披露宴会場のような正式なパーティーで緊張したけれど楽しめたという事で、みなさんとても貴重な体験ができました。

そして、ホストファミリーに日本食を作った生徒さんもいます。作る際、キッチンで使いたい物を伝えたり、食べられない物を確認したりなど、これもまた良い英語の勉強になりました。

いつのまにか1週間が過ぎていた、という感想もあります。

毎日、二度とは体験できない新しい経験をしています。1つ1つを大切に、有意義に過ごし、たくさんの事を吸収して帰国できたら素晴らしいと思います。

そして、この週末にはサマータイムへの移行も体験しました。

ディズニーから帰った後、全員で時間変更の確認をしました。実際には日曜の午前2時が午前3時になります。本日月曜日、時間を間違え遅刻する生徒さんは1人もいませんでした。

3週間弱、ランチを自分で購入したり、ディズニーに行ったりなど、お金を使う機会も多いので、持ってきたお小遣いをやりくりする、という計画性も培われています。

 

授業に関しては、英語を学ぶのがとても楽しい、ディズニーより授業が楽しみという感想もあり、非常に感心しました。

本日は先生に許可を取って、教室にお邪魔し、授業の様子を写真に撮らせてもらいました。

 

午後はアメリカに移住して20年というゲストさんのお話を伺いました。

生まれ育ったのは日本。自分の意志で移住し、アメリカで仕事をしている方です。

現在日本語を使う機会の方が少ないという事ですが、やはり母国語ではなく、育った環境や文化も違うので、仕事をするにあたり今でも毎日勉強しているということでした。また、言葉のギャップと共に、マイノリティである事、女性である事が毎日の戦いというお話もしてくれました。

日本では大切な事ですが、協調性が重視され、個性を出すといけない場面もあったりしますが、アメリカでは個性や自主性を大切にしている、と。個性があって素晴らしい、みんな違うことが当たり前、努力すれば誰かに認められる国と。

女性に対するサポートも日本よりアメリカは進んでいる、というお話もありました。

興味があれば怖がらず飛び込んで!肌で感じて!皆さんの世代で、更なるグローバル化と女性に対するサポートなど、日本を変えていってほしい!というメッセージも頂きました。

そして最後は…元プロダンサーで、現在プロカメラマンであるユリさんのコーディネートで、アメリカで流行ったポーズで集合写真を撮りました。


海外短期研修7日目


7日目報告書

 

本日は授業から解放されて、楽しむ一日です。

一番?楽しみにしていた生徒さんも多いディズニーの日です。

ディズニーの為に節約するという生徒さんも多かったです。

まず、ここカリフォルニア・アナハイムのディズニーランドパークはディズニーランドとディズニーカリフォルニアアドベンチャーの2つのテーマパークがあります。

どちらかの入場となるので、前日、多数決で決定したのが、ディズニーカリフォルニアアドベンチャーへの入場でした。アドベンチャーの方には日本にはないアトラクションがたくさんあります。

朝は雨が降っていましたが、すぐに止み、パークにいる間は天候に恵まれました。例年よりは毎日寒い気候ですが、元気いっぱいでパーク中歩き回るには暑いより良かったのかもしれません。皆さんFAST PASSをうまく使い、集合時間まで思い切り楽しみました。

そして、パーク内で配っている“1st VISIT!”の缶バッチを全員もらいました。

授業からは解放されても、ここはアメリカです。何をしていてもすべては勉強につながります。

楽しみながら勉強のできた1日となりました。



海外短期研修6日目


6日目報告書

 

38日金曜日、今週、最後の授業で、初めての週末を迎えます。

まず午前中の授業では、店員と客に扮しレストランなどでの注文を練習したようです。そのおかげで休み時間に行ったスターバックスではスムーズに注文できた、という感想もありました。主に書くことより話すことを中心に授業しているようです。

授業にもだいぶ慣れてきて、緊張せず、先生の言っていることが理解できるようになったという報告があります。

また、臓器移植をすると性格は変わるのか?という課題で話し合ったそうです。日本語で話し合っても、なかなか深くて難しく、未知な事もあり、いろいろな意見が出たのではないでしょうか。

そして授業が進む中で、単語の重要さを強く感じているという意見がありました。

私自身も海外でいろいろな国の方々と接する中で、英単語の必要性を重く感じています。そのことに生徒さんたちはかなり早い段階で気付きました。人に言われるより自分で気付くことがとても大切です。是非今後の勉強に生かしてください。

 

授業外ではアンジェラと交流しました。日本のお菓子をあげ、カザフスタンのお菓子をもらったそうです。

 

午後のアクティビティはYAKULT USA INCの訪問でした。

 

近くのシトラスクロッシングの小さなショッピングモールでランチタイムでしたが、YAKULTさんとの待ち合わせ時間があるので、大急ぎのランチでした。

その後約1時間バスに揺られFOUNTAIN VALLEYYAKULT工場に到着です。

まずは大きなヤクルトと記念撮影をしました。

日本人スタッフの方が出迎え、案内をしてくれました。英語と日本語、どちらでの説明が良いですか?との質問に…いつもシャイな皆さんが「日本語!」と即答でした。

スタッフさんもせっかくいらしてくださったので、日本語で聞いてしっかりヤクルトのことを知って帰ってほしいですと、今回は日本語で説明を受けました。しかし、一緒に案内してくれた現地スタッフのフランクさんに頑張って英語で質問している生徒さんもいました。

ヤクルトの歴史や乳酸菌シロタ株について説明を受け、スライドを見ました。世界中のYAKULTのパッケージや、一部の国のテレビコマーシャルも見ました。よく冷えたヤクルトも頂きました。

その後は工場内に入り、生産工程を見学しました。パッケージされたヤクルトはロボットがパレットという台へ積み上げます。ちょうどパレットの交換工程なども見学でき、工場内では皆さんはとても集中していました。

工場見学を終え、かわいらしいヤクルトのキーホルダーをもらいました。

さて出発という時、「就職したい」とつぶやいた生徒さんがいました。

たくさんの可能性がある未来に、また一つ選択肢が増えました。

 

海外短期研修5日目


5日目報告書

 

アメリカに来て5日目、ホームステイは4泊しました。

ホームステイ先では、ホストマザーとたくさん喋れた、兄弟げんかでの注意を見て教育法の違いを発見した、2回目の訪問者と最初よりも会話ができた、など現在の環境にも慣れてきて、少しずつ成長している様子がうかがえます。

また小さな子に自分から声を掛け、一緒に卓球をしたというエピソードもありました。

 

授業に関しても、前日に学んだことを生かしてたくさん話すことができた…と、日々いろいろなことを吸収しているようです。

また、授業がおもしろい、学校に通うのが楽しい、明日が待ち遠しい、という声もあり、今のところホームシックの生徒さんは一人もいません。

そして、数人のグループ別で課題をしたときには他の生徒さんの英語力を知って不安になり、それが良い刺激となり、もっと英単語を!と、学習意欲の向上にもつながりました。

授業外でも、カザフスタン人のアンジェラちゃんや中国人のメイちゃんと交流を持とうと挨拶したり、お土産のお菓子をあげたりと、積極的にがんばっています。また、別のクラス(プラン)の中国人留学生も同じように休み時間にお菓子を持って声をかけに来てくれたりもしたそうです。

プランが違うと授業の時間割も違うので、初日のエリアツアーで一緒だったペルー人留学生ともなかなか会えなくなってしまいましたが、この中国人留学生のように積極的にどんどん交流してほしいです。

 

午後はUCLAを訪問しました。昨日の大雨とは打って変わり晴天です。青空のきれいな日です。

まずは学生さんも利用するフードコートでランチタイムです。

ホームシックはないようですが、そろそろ日本食が恋しくなったのでしょうか?お寿司屋さんの前で足が止まる生徒さんがたくさんいました。うどんを食べた生徒さんもいます。

食後はUCLAツアーでキャンパス内を案内してもらいました。

本日はいつものライヤンとフランコのコンビではなく、フランコとFERNANDOフェルナンドでした。初担当のフェルナンドの英語は少々早く、聞き取りづらかったようです。そんな時は是非自主的に一言「もう少しゆっくり喋ってください」といってほしいです。恥ずかしいことではありません。この海外研修が終わる頃はそういう発言もできるようになっていてほしいです。

ここは公立ですが授業料がとても高いというお話がありました。しかし、アメリカでもとても人気の大学で、ここに入学したい!という中学生くらいで制服の現地の生徒さん方も、大女生と同じようにキャンパスツアーに来ていました。

皆さんにはいろいろな可能性があり、これからいろいろな未来が待っています。もしかしたら、今回のプログラムに参加した誰かが将来ここでキャンパスライフを送っているという未来もあるかもしれませんね。



海外短期研修4日目


4日目報告書

 

本日は2日目の英語クラスです。

初日の授業の際、「発言が少なめ」と添乗員が感じたように、「消極的だった」など生徒さん自身でも自覚しているようです。また、担当の先生に「YESが小さい」と指摘されたりもしたようです。

しかし、それをしっかりと受け止めて、積極的に…ということを課題にあげている生徒さんが多いです。前向きに取り組んでおり、今後が楽しみです。

授業ではConfidence(自信)について語ったという報告もありました。

初日よりもだいぶ緊張がなくなり、リラックスできているのではないかと思います。

 

そして午後ですが、本日の予定はハリウッド観光でした。

しかし、残念ながら朝から大雨でした。せっかくハリウッドへ行ってもこれでは楽しめないという事で、急遽予定を変更しました。

来週火曜日に予定していたONTARIO MILLS (OUTLET SHOPPING)と交換です。

ONTARIO MILLSは完全に屋内の為、大雨でも問題なく傘も不要です。とても広い敷地内にたくさんのお店が入っており、アウトレットなので、通常より安めの価格となっています。掘り出し物が見付かるとお得に買い物ができる所です。

ただひたすらモール内を歩いたという生徒さんもいましたが、それぞれにショッピングを楽しんでいました。

ディズニーストアでお買い物をしたという生徒さんが何人かいました。土曜日にディズニーランドへ行くので何故だろうと思ったのですが、当日荷物にならないからと、とても合理的な考えで感心しました。

雨の少ないカリフォルニアですが、しばらく雨予報が続いており、今現在も雨音が響いています。ディズニーランドやハリウッドの日は是非晴れてほしいです。

海外短期研修3日目


3日目報告書

 

本日はプレイスメントテストによって分けられたレベル別での授業初日となります。

大田原女子高校の生徒さんは初級と中級の2クラスに分けられました。

現在この語学学校FLSに在籍しているのは、日本人の他にペルー人、中国人、カザフスタン人です。来週になるとさらにタイ人などが到着するようで、またクラス構成も変わるかもしれません。

いろいろなプランがあり、3週間のプランや半年という長期で学習しに来ている学生さんもいます。長期で来ている学生さんは上級クラスに在籍しているということが多いようです。

最初の授業開始時は皆さんかなり緊張しているようで、発言も少なめだったように感じます。しかし、毎日2回は発言できるよう頑張る、明日はもっとホストファミリーとお話できるよう努力するなど、しっかりと目標を掲げている生徒さんもいて、頼もしく感じました。

緊張がほぐれ、日本と違う授業スタイルや雰囲気にも慣れてくると、もっと楽しく勉強ができるようになるのではないでしょうか。

午後のアクティビティはカリフォルニアサイエンスセンターへ。

担当AGはまたまたRYANFRANCOです。3日間担当してくれているFRANCOは生徒さんの名前も覚え始め、たくさん交流を持ってくれています。

学校を出発後は近くの小さめなショッピングモールでランチタイムでした。

ここで初めてお金を使った生徒さんもいました。食べたいものを探し、入店、注文、会計…すべて自分たちで行動しました。カリフォルニアはメキシカンが豊富です。タコスを食べたり、2日連続ですが、美味しいハンバーガーに出会えて、嬉しそうに報告してくれた生徒さんもいます。

そして、カリフォルニアサイエンスセンターでは、まず皆でエンデバーを見に行きました。

 

その後はフリータイム。おもしろいゲームを見付け、くぎ付け状態でプレイしたり、自分で操縦できるゲームで大騒ぎしたり、とても楽しんでいる様子でした。

また併設のお店で家族や親戚、お友達などにお土産を買ったりもしました。

こちらシトラスカレッジのあるエリアはしばらく雨予報が出ています。しかし、本日は解散するまでお天気に恵まれまして、皆さん元気いっぱいでお迎えの車に乗り込んで帰りました。

海外短期研修2日目


2日目報告書

 

初登校です。昨晩は初めてのホームステイ先で1泊しました。

まず、登校後ジャーナルを集めます。長いフライトの疲れと、初めてホストファミリーとの対面と宿泊ということで緊張や不安もあり、なんと半数以上の生徒さんがジャーナルの存在を忘れていました!

明日からはしっかり書いて来ましょう!

初日の感想は…すごい優しい、ゲームで盛り上がった、パスタが美味しかった、もっとコミュニケーション取れるように頑張る、などなど。しっかり交流が持てていたり、皆さんの前向きな姿勢を感じました。意外と多いルールが“シャワー5分”ですね。

教室に入り、少し説明を受けた後、プレイスメントテストです。皆さん真剣に取り組んでいました。

テスト後はFLSについてのオリエンテーションです。各部門の責任者や学校のルールなどについて説明を受けたり、書類にサインをしたり…。3回の遅刻は1回の休み。スマホは禁止などなど。

午後はエリアツアーです。バスに乗り、まずはBIG TREE PARKへ。AGは自称イケメンのRYANと昨日もお世話になったFRANCOです。

このエリアツアーには他に日本人の大学生女子2人と高校生と大学生の男子4人組と、ペルー人2人、中国人1人がいました。圧倒的に日本人ばかりでしたが、ランチタイムに頑張ってペルー人と中国人とも交流した生徒さんもいます!せっかくですからね!日本人以外といっぱい交流しましょう!

WELCOMEランチではINNOUTでバーガーとフレンチフライとドリンクのセットでした。ここは普通のファーストフード店と違って、冷凍庫と電子レンジがありません。作り置きせず、オーダーが入ってから作り、ジャガイモも皮付きでカットされた後オイルの中へ。冷凍食品は一切使わないFRESHESTなファーストフード店なのです。大人気で途切れずにドライブスルーや一般オーダーのお客さんが来店していました。

その後のバス内はやっぱりお休みタイム。少しお昼寝した後はCLAREMONTの中心でフリータイムでした。ただただ歩いただけの生徒さんも多かったようですね。

最後はTARGETWALMARTなどのあるショッピングエリアでお買い物タイムでした。お水を32本買い、持ち運びで疲労困憊の生徒さんも…

学校に戻ったら、プレイスメントテストの結果が出ていました。クラスごとのテキストを受け取り、本日は終了!明日から授業が始まります。テキストでの予習復習ももちろん大切ですが、ホストファミリーと時間を過ごす!日本に帰ったら絶対に叶わない事です。引きこもったりせずにどんどん前に出て行って、いろいろな体験をしてほしいです。

 

海外短期研修1日目

1日目報告書

 

いよいよ海外短期研修の初日を迎えました。
午前10:30頃から皆さん集合し始め、全員揃ったところで出発式です。
校長先生、引率の先生、生徒代表竹根澤さんが挨拶しました。

   

11:05親御さんがいつまでも手を振る中、バスは成田空港へ向け出発。

3週間弱。これだけ家族と離れるのは初めて!という生徒さんばかりでしたね。

途中トイレ休憩やランチ購入休憩を取り、余裕を持って成田空港に到着。シンガポール航空のチェックインカウンターへ。機械チェックインで搭乗券を出し、荷物のタグも自分で付けました。早く到着できたので、誰もいないチェックイン機で、ゆっくり焦らず確認しながら、全部自分でやりました!

その後、液体を捨て、セキュリティチェックに並び、荷物検査。そして出国。日本国パスポート保持者は顔認証の出国でした。パスポートにスタンプをもらい、免税店エリアへ。モニターの見方を確認し、各自で免税店を見ながらゲートへ。配布物を受け取る時、ほとんどの生徒さんがありがとうございますと言ってくれ、感動しました。


ゲート集合後は全員揃って搭乗です!!

 

しかし、成田空港は離発着渋滞で、搭乗後は機内でかなり待ちました。

1時間遅れで成田出発!約9時間のフライトです。

ロサンゼルスに降り立った時は、よく眠ってスッキリした顔、眠れず疲れた顔、これからの入国が不安な顔、いろいろでした。

入国審査…まず笑顔でHELLO!とご挨拶から!!挨拶、返事、お礼はとても大切な事です。そして…無事に全員アメリカ合衆国に入国スーツケースを受け取り通関後出口を出ると、FLSのスタッフがお迎えしてくれました。
 
お迎えはAG(Activity Guides)FRANCOANTONIETTE

バス移動中は皆さんよーく眠っていましたが、飛行機は遅れたのに、これからの拠点となるシトラスカレッジには予定より早く着きました。早く着いたので、それぞれのお迎えが来るまでFRANCOANTONIETTEとゲームをしました。
   

明日に関する質問も先生ではなく、2人に自分で英語で聞きます!シャイだと損です!何でも積極的に自発的にどんどん参加してほしいです。しかし今日は当然ながらお疲れですね。

今晩は緊張のホストファミリーと過ごす初めての夜ですが、しっかり休んで疲れを取って、明日からは元気いっぱいでいろんな事をたくさん吸収してほしいです。

 

 

 

 

平成29年度海外短期研修

平成29年度 海外短期研修レポート
2018年3月3日(土)~19日(月)アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス近郊において海外短期研修を実施し、19名の生徒が参加しました。現地からのメールによる報告を掲載していますので、ご覧ください。

1日目報告書

 

 本日よりアメリカ合衆国 ロサンゼルス近郊での海外短期研修が始まりました。快晴の中まずは学校での出発式です。校長先生からの挨拶、生徒代表清水萌衣さんの意気込みに満ちた挨拶に一同身を引き締めて、成田空港へ向けて出発しました。
  

 清水萌衣さんの挨拶        お見送りの風景。お友達も来てくれました

 

 高速道路も順調で、予定よりも1時間弱早く空港に到着しました。ここで改めて荷造りが必要な人は荷造りをし直し、その後シンガポール航空のチェックインに向かいます。現在は殆どの航空会社が機械での個人チェックインとなっていますので、生徒さんも画面の指示に従いながら自分でやってみます。慣れない手続きに思い通りに行かなかった人もいましたが、無事に全員手続きが出来ました。「自分の事は自分でやる!」これも今回の研修で学びたい大切な事の一つです。

成田空港 出発ロビーにて

 

 その後は保安検査、出国審査を経て免税店やお土産店を見ながら全員で搭乗ゲートへ向かいます。本日はとても手続きがスムーズに進み、搭乗ゲートを確認した後は1時間半程フリータイムが取れました。普段あまり来ることもない成田空港で、皆さん思い思いのフリータイムを過ごしました。

 

 私達の乗るシンガポール航空12便はほぼ定刻通りに離陸をし、約9時間のフライトを経てロサンゼルス空港に到着いたしました。機内では上手に眠れなかった生徒さんもいたようですが、降機した時には皆とても元気でした。ここでもまた新しい経験をします。まずは機械(キオスクと呼ばれます)での自動入国審査、その後係の指示に従い有人入国審査の列へ。モニターでターンテーブルの番号を確認し、自分のスーツケースを引き上げます。入国審査では全員が同じ動きにならないという事はわかってはいましたが、やはり「自分だけキオスクから何か違うメッセージが出た・・・」や「自分だけあっちの列へ行けと言われた」等、集団行動に慣れている生徒さんにしてみたら友達と違うという事が心細くもありました。それでも事前に案内をしていた「とにかく係には逆らわずに」という入国審査でのルールを守り、全員無事にロサンゼルス空港での入国手続きを終えました。

 

 スーツケースを持って空港の出迎え口に進むと、FLSという看板を持った人々が笑顔で待っていました。これから私達がお世話になる現地語学学校のスタッフです。

 

ロサンゼルス空港でFLSスタッフと

 

 空港からバン2台に分乗し、月曜日から英語を学ぶ拠点となるSaddleback Collegeに向かいます。週末という事もあり道路が空いていたので1時間強の行程でしたが、生徒さんは時差ボケと疲れからかバンの中では眠りに落ちていました。予定通り14時にSaddleback Collegeに到着すると、既にいくつかのHost Familyがお迎えに来ていました。あっという間に全員自分のFamilyと対面をはたし、笑顔でそれぞれの家路につきました。本日の午後、明日終日はいきなりFamilyと過ごす時間となります。週明けからの通学方法や家でのルール等、全て自発的に自分から発信して、これからの学校生活がスムーズに進むためのコミュニケーション期間になればと思います。

35日には学校でプレイスメントテストがあり、それを元にクラス分けがされます。十分に睡眠を取り、元気に

登校してきてほしいと思います。

   

Saddleback College にて各Familyとご対面



 海外短期研修2日目は、各自ホストファミリーと過ごしました。今回は、3日目の様子です。


3日目報告書

 

 いよいよ本日よりFLSでの学校生活がスタートです。思い起こせば先週末、生徒さん達はアメリカ到着後いきなりホストファミリーと長い時間を過ごす事になり不安そうでしたが、本日話を聞いてみると皆さん「ショッピングセンターに連れて行ってもらった」「一緒に映画を見た」「ハンバーガーを食べに行った」「家族でゲームをして盛り上がった」など、ファミリーとの距離が縮まっていたようで一安心です。それと同時に「わかっていないのについYesと言ってしまう」等の言葉に関するコミュニケーションの問題も出ていました。それでも自分で振り返り「間違いを恐れずどんどん話していきたい」と気持ちを新たにしている生徒さんもいますので、これからの成長が楽しみです。

 

 本日から毎日8:25に学校に送り届けてもらう約束ですが、初日という事もあってか時間迄に来られなかった生徒さんも複数見受けられました。ファミリーの都合での遅刻ですので仕方がないのですが、これからは双方協力し合って時間通りに到着できるようになって欲しいものです。

 

        

Campustour  Cinemaprogramの撮影スタジオ  Libraryの前のWonderの文字

 

全員揃ったところでまずはCampus tourに出かけました。私達はSaddleback College敷地内のクラスルームを使用していますが、学部生が使用する共用エリアはとても広くこれぞアメリカの大学生活!という感じです。Cinema programのスタジオやLibraryCafeteriaなど、歩くとかなり距離のある広い敷地にびっくりしながら見学した後は、プレイスメントテストを受けました。この結果により明日からのクラスが決まる大切なテストです。リスニング、文法、リーディングと構成されてましたが、感想を聞くと皆さん「難しかった」「時間が足りなかった・・」と苦戦した模様。

果たしてどのようなクラス分けになったのでしょうか。

 

その後はFLSよりWelcome lunchとして大きなPizzaが振舞われました。Pizza、チョコチップクッキー、形容しがたい不思議な味のジュースという、アメリカならではの組み合わせのランチを楽しみました。

 

       

教室となるVIL3の建物(右)        Welcome lunchPizzaを皆で

 

 午後は近郊エリアツアーという事で、まずはLaguna Beachへ向かいました。FLSからは西へ約40分程の太平洋に面した上品なビーチです。大田原女子高校の生徒さんは海が身近に無い生活をしているためか、目の前に海が見えた時の皆さんの喜びようはとても可愛らしかったです。1時間半強ほどゆっくりビーチ界隈で楽しんだ後は、更に南下してDana pointという静かなヨットハーバーに行きました。ここはアメリカというよりはヨーロッパの趣があるこじんまりとした居心地の良い場所です。本日はお天気にも恵まれ、平日という事で人影も少なく、生徒さん達は砂浜でバレーボールをしたり、思い思いの写真を撮ったりとのんびりと過ごしました。明日からはレベル別英語レッスンです。色々な国の生徒と一緒に楽しんで授業を受けて欲しいものです。

     

LagunaBeachにて          Laguna Beachでアイスクリームを片手に

 

     

    Danapointの遠景        Dana pointの浜辺でFLSamanda



4
日目報告書

 

 本日から、プレイスメントテストによって分けられたレベル別の授業が始まりました。本人にも個別にクラスが伝えられましたが、掲示板にも全員のクラス分けが貼られ、やはり皆さん周りの友達がどのレベルになったのか・・・という事がとても気になるようです。それが良い意味で刺激となり、更に学習意欲を高めていって欲しいです。

 

 ここFLS(語学学校)では生徒のレベルに合った学習ができるように、全部で18段階(初級、中級、上級各6クラス)にクラス分けされていますが、今月は生徒数の関係もあり全部で5クラスが開設されています。大田原女子高校の生徒達も昨日のテストスコアを踏まえて、それぞれのクラス(初級クラス5名・中級クラス14名)に振り分けられました。初めての英語レッスンは新しいクラスメイト、日本とは違う授業スタイル等最初は戸惑いが多い様子ですたが、皆さん緊張しながらも少しずつ雰囲気に慣れてきています。

 

 午後はFLSより南下してSANCLEMENTEエリアに向かいます。まずは全員でランチを取る事にし、近くの

IN-N-OUT BURGERに行きました。ここはカリフォルニア生まれのハンバーガー屋で、地元の人のみならず海外にも多くのファンを持つ有名店です。アメリカに来て初めて自分で注文をするという生徒さんもいましたが、皆さん

意外にも堂々と物おじせずに注文が出来ていて、感心しました。中にはスムーズに小銭も使って払えたという生徒さんもおり、順応性の高さには目を見張るものがあります。

       
  IN-N-OUT BURGER
の店内      外のテラスで

 

 ランチの後はSAN CLEMENTE PIERに行きました。ここは滞在型のビーチリゾートエリアで、サーファー達には、天国と呼ばれている場所です。長さ約400mの木造桟橋を渡りきり、先端から見渡せる一面の太平洋に歓声があがりました。桟橋の手前には列車の線路もあり、タイミング良く列車が走ってくるところも見る事が出来ました。

 

      
 SAN CLEMENTE PIER
にて      先端での一コマ  後ろは太平洋です

 

 思い思いポーズで写真を撮りました

 

 その後はSAN CLEMENTE OUTLETMALLに行きました。高台にあり、太平洋を見下ろせる場所にあるこじんまりとしたショッピングモールです。ここでは約2時間半程フリータイムが取れましたので、それぞれ仲良し同士好きなペースでお買い物を楽しみました。再集合した際に戦利品について尋ねると、意外にも自分の物よりも家族へのお土産を購入していた生徒さんが多かったのが印象的でした。まず最初に家族へ思いを馳せるという事はいかに日本で家族を大切にし、仲良くしているかという事を物語っていて嬉しくなりました。

 

       

   SAN CLEMENTE OUTLET MALL  ショッピングを終えて        

 

 

 

 生徒さんの日記からは、「ホストファミリーにENGLISH NAMEを付けてもらった(日本人の名前は発音が難しい為)凄く嬉しかった!」「一緒に音楽番組を観て、本当の家族みたいに楽しんだ。アメリカ最高!」と書いてあったり、着々と打ち解けている様子が伝わってきます。ヒアリングにも慣れてきているようですので、これからも前向きにこの環境を楽しんで欲しいです。



5日目報告書

 

英語クラス2日目です。FLS(語学学校)では、大田原女子高校の生徒の他に中国、韓国、スイス、ブラジル、コロンビアの学生達が英語の学習に励んでいます。こうしたインターナショナル生は長い期間留学をしている生徒が多く、FLS英語力を身に付けて大学の学部へ進学する生徒が殆どです。日本では先生の話を聞いて書き取るという受け身の授業が多いですが、海外での授業スタイルは発言をする機会が多いのが特徴です。先生に質問をされてわかった誰かが答える・・というのではなく、全員が順番に自分の意見を答えていくという形が多いため、否が応でも発言しなければなりません。もちろん、すぐには質問の内容が理解できないという事もありますが、「わからない」と回答してもそれに対してまた英語で説明されますので、脳が英語一色となります。でもこれが、英語力が身に付く大切なポイントです。

 

本日の休み時間には外にFood Bankの団体が来ていました。Food Bankとは、包装の傷みなどで品質に問題がないにもかかわらず流通出来なくなった食品を、企業から寄附を受け生活困窮者などに配給する活動の事です。日本ではまだ馴染みの薄い活動ですが、アメリカでは歴史のある活動です。本日はパン、カップケーキ、野菜、果物etcがテントの中に並べられ、生徒さんの中には事情がわからず、Staffと何気ない会話をしながらカップケーキや果物をもらっていた人もおりましたが後で事情を説明したら納得の様子。「これからはもらうのを止めておきますね・・・」と謙虚な感想。また一つ新しい事を学びました。

 

午後からはFoutain ValleyにあるYakult USA Incの工場見学に行きました。FLSからは国道5号を北上し約40分の場所です。建物に入るとまず、大きなヤクルトに出迎えられ集合写真を撮りました。工場内では英語の勉強の為あえて英語メインのツアーをお願いしました。皆さん慣れない単語もある中、説明を一生懸命聞きYakultの歴史やその効能について学びました。とはいえ、全部が英語ですと専門用語が多すぎるのでその都度日本人Staffが通訳をしてくださり、そこで初めて納得の様子。スクリーンでヤクルトの効用や歴史を見た後は工場内へ進み生産過程の見学です。1つの大きなタンクで作られるヤクルトは75万本分との事で「今回見学に来ている大女生が毎日1本飲んでも、飲み切るのに100年以上かかる」との説明をされ、一同驚愕。「100年も生きられない~」という生徒さんの一言に笑いが漏れました。あの小さい容器が自動的に作られ、Yakultで満たされた後、パッケージされて配送過程へ進むオートメーションにも感動。案内してくださったガイドさん、日本人Staffも丁寧にご説明してくださり、今まで以上にYakultが身近に感じられるようになりました。工場見学を終えて出発した後、Staffの方々が私達のバンが見えなくなる迄手を振って見送ってくださり、久しぶりに感じる日本のおもてなしに感激した一日となりました。


  
     

  ヤクルトの効用や歴史のスライドを見ました 英語のガイドさんの話を一生懸命聞きます     

 

      

  各国のヤクルトが展示されていました    

  
  入口のヤクルト前で集合写真                

 

その後は道路の渋滞が無かった為、FLSに戻る途中にあるTrader Joe'sに立ち寄りました。ここはロサンゼルスを拠点とするOrganic食品スーパーです。日本ではオリジナルエコバッグが有名で、西海岸のお土産といえば必ず上位にランクインする人気のある商品です。お店の在庫が無くなる程エコバッグを買占め、これで友達へのお土産が少し片付いたと、皆さん安堵の表情でした。

    

      

   ついついCakeを食べてしまいました   Trader Joe’s隣のCaféにて

平成28年度 海外短期研修


平成28年度 海外短期研修レポート
2017年3月4日(土)~21日(火)アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス近郊において海外短期研修を実施し、19名の生徒が参加しました。現地からのメールによる報告を掲載していますので、ご覧ください。

【1日目】本日より18日間の海外研修がスタートいたしました。

学校で出発式を済ませ、バスにて成田空港へ向かいました。予定より早めに空港に到着し、その後各個人でチェックイン機にて搭乗手続きをしたりと早速新しい体験です。

 

出国審査もスムーズに済み、海外の雰囲気溢れる空港にて思ったよりも長い自由時間を楽しみました。

 

シンガポール航空12便は定刻通り成田を離陸し、約10時間のフライトの後、ロサンゼルス国際空港に到着いたしました。

機械での入国審査もスムーズにこなし、その後の入国係官との質疑応答にも笑顔で物おじせずに答える等、皆さん事前準備が活きています。空港から語学研修エリアとなるwhittierへは約1時間程度です。

これからお世話になる「Kaplan Internationl English」の迎えの車に乗り、早速ホストファミリー宅へ向かいます。それぞれのファミリーが到着を待ち、笑顔で迎えいれてくれましたのでさほど緊張せず、なごやかなファミリー対面となりました。

 

明日は1日ファミリーと過ごし、6日(月)から本格的に研修がスタートします。

本日は慣れない飛行機で疲れているのでゆっくり休み、来週からの研修に備えましょう。



【3日目】いよいよ本日よりKaplan International語学学校がスタートです。

殆どの生徒が自分達だけで路線バスにて登校し、時間前にはきちんと学校に集合できていました。オリエンテーションを受けた後は、英語のレベルチェックとなるプレースメントテストです。皆さん真剣な表情でテストを受けていました。

その後、同じ敷地内にあるWhittier Collegeキャンパスを案内してもらい、アメリカの大学の広さや、その整った設備に大変驚いている様子でした。キャンパス内で各自ランチを取った後、午後は学部生に近隣のWalk tourに連れて行ってもらいました。キャンパスを出て少し歩くと、とても可愛らしい街並みのGreenleaf Aveがあり、お洒落なCafeやShop、Restaurantが沢山並んでいます。ランチ時間にも立ち寄れる距離なので、皆さんとてもテンションが上がっていました。

本日は初日でプログラムが早めに終了しましたので、明るいうちに各ファミリーへ自分達の力で(路線バスor徒歩)で戻る事が出来ました。アメリカの路線バスは日本と違い、停留所の名前や時刻表がはっきりとはありません。それぞれ窓から見る道路の名前を確認しながら、該当しそうな停留所にて降りるという事を、同じファミリーにステイする友達と力を合わせて体験しました。
本日通学の方法を覚えたので明日からはもう大丈夫!

生徒達のキャッチアップ能力は本当に素晴らしいです。

  


【4日目】今日から自分達だけでの登校が始まりました。
同じファミリーの生徒同士助け合って、少ない本数の路線バスを上手に使いながらきちんと時間迄に登校出来ていました。

午前中は昨日受けたプレースメントテストによるクラス分けがありそれぞれのクラスルームに別れて、色々な国から来ている留学生と一緒に英語の勉強のスタートです。

机のサイズや授業の進め方、宿題のやり方も全て日本とは違い驚く事が沢山ありました。正午からは大学のクラスにて日本語を学んでいる学部生と交流したりおにぎりを作ってあげたり、書道を披露したりと他の国の生徒とCultural Exchange体験をしました。生まれて初めておにぎりを作るという生徒が多く、ぎこちない手つきでしたが他の国の生徒にもとても美味しいと大好評で、すぐになくなってしまいました。

生徒達も少しずつ英語での会話にも慣れてきて、積極的にコミュニケーションを取るなど、楽しんでいるのが伝わってきます。

  




【5日目】ここKaplan International語学学校には現在、トルコ、ブラジル、タイ、中国、韓国からの留学生がおり、それぞれの英語レベル毎のクラスで一緒に勉強しています。
日本では授業中は指名されるまで受け身の事が多いですが、こちらでは率先してドンドン発言するスタイルです。その積極性に最初は戸惑う生徒が多かったですが、その姿勢を見習い「これからは頑張って発言したい!」と皆さんとても意欲的です。
午後はExcursionとして、UCLA(University of California, Los Angeles)に行きました。ここWhittierからは高速605号を南へ、その後405号を西に走ります。アメリカの高速道路は片側5車線の所もあり、窓から見える雄大な景色も含めその広さには驚きです。現地では学部生のAdamとGarrettがキャンパスを案内してくれました。
UCLAは1919年創立で、世界大学ランキングでは常に上位に入る名門校です。広大なキャンパスでは多国籍の学生が伸び伸びと過ごしていて、アメリカでの大学生活の自由さを感じる事が出来ました。最後はUCLA Storeにて大学グッズのお買い物です。来校の記念に思い思いのお土産を購入していました。
今日をきっかけに近い将来、このキャンパスで勉強をする生徒が出ると嬉しいです^^

  

  


【6日目】今日もここWhittierは朝からお天気がとても良く、日中は30度にもなりました。生徒達は授業やクラスメートとのやり取りにも慣れてきて、すっかり打ち解けています。
ここアメリカでは、ホームワークはWebを使用する事がとても多いです。例えば、アップル社の共同設立者の一人である「Steve jobs」についてYoutubeを見てその動画の中から回答を探す・・・という課題を出された生徒もいました。日本でもコンピュータ使用の授業は増えてきていますが、ここアメリカはさすがにIT先進国だけあり、ホームワークに関してもとても進んでいると感心していました。
ランチをはさみ、午後からはUniversity of Southern Californiaの敷地に隣接したCalifornia Science Centerへ出かけました。途中高速605号⇒110号⇒10号と経由し
遠くにLA Downtownを臨みながら1時間弱で到着です。ScienCenterの一番の目玉といえば、宇宙を1992年~2011年迄合計25回も飛行したスペースシャトル「エンデバー」の実物展示です。事前に日本で調べて来ていた生徒の中からは「ぜひエンデバーを見たい!」との声もありましたので希望者を募り入場しました。途中実際にエンデバーに乗船したような体験ができるアトラクションにも乗り、そのスリルには大興奮でした。そしていよいよエンデバーとの対面です。実際に目にした時には、その大きさは圧巻でした。実物のスペースシャトルを見られる場所は中々無いので、大変貴重な体験となりました。

  



【7日目】語学学校に通学してから5日目、金曜日となりました。毎週金曜日には語学学校生徒の誰かがコースを修了/卒業していき、それぞれの進路へ進んでいきます。来週の金曜日には私達大田原女子生徒も卒業・・・本当にあっという間です。生徒達はすっかり授業のスタイルやホームワークのやり方にも慣れてきましたが依然として英語で発言するのは中々難しいようです。でも折角来たのだから・・と前向きに努力しており、日々提出しているJournal(日記)にも「毎日がとても楽しい♪」という言葉が並び、この環境を楽しんでいる事が伝わってきます。私達の語学学校があるWhittier Collegeは明日(3月11日)より春休みに入ります。その為、普段はランチで使えるCafeteriaもCloseとなります。Cafeteriaは入店の際にお金($9.95)を支払い、中では全て食べ放題のバイキングスタイルです。サラダ、ピザ、メインディッシュ、メキシカンフード、ドリンク、デザート、フルーツとなんでも食べ放題です。今日のランチは滞在中最後のCafeteriaを楽しみました。
午後は高速5号線で30分強のCitadel Outlets  Mallに行きました。有名ブランド(Calvin Klein、Nike、Adidas、COACH、UGG etc)が沢山入っている広大なモールです。生徒達はフリータイムにそれぞれ好きなお店で買い物を楽しみました。生徒達にとってはちょっと高級なお店が多かったかもしれませんが、日本よりも安く購入できるとの事で、散々悩みながらも楽しんでShoppingをしていました。
買い物となると目がキラキラするのは、さすが女の子です。



 
 



【8日目】本日はKaplan International語学学校主催のMetro Tourに、大田原女子高校から希望者20名が参加しました。8時に学校に集合し、路線バス50番に乗り1時間強でADowntownへ。そこから電車に乗り換えて、サンタモニカまで片道3時間の旅です。普段通学でバスを使用している生徒は多いのですが、今回は初めての電車となり勝手が違います。各自で自動販売機の指示に従いチケットを購入し、乗り方も学びました。
サンタモニカに到着後、生徒達はまずビーチへ直行!
人の波に乗り、サンタモニカピアを歩きます。
サンタ モニカピアとは、アメリカで最初に作られたシカゴとロサンゼルスを結ぶハイウェーイ(旧ルート 66) の西端として公式に認められている所です。折角なのでその看板の前でも記念写真をパチリ。目の前に見えるサンタモニカビーチは太平洋に面しているので、日本とも繋がっています。普段海に接してない土地で暮らしている生徒にとっては、とても貴重な体験となりました。ただ、霧が少しあり快晴とはいきませんでしたが・・・
フリータイム中ではSantamonica Placeという高級デパートも入るモールや3rd Street Promenadeというお店が立ち並ぶ歩行者天国にてそれぞれShopping自分へのお土産や、お友達へのお土産も買う事が出来ました。
帰りはDowntownでちょっと寄り道をし、Staples Centerに立ち寄りました。ここは毎年グラミー賞が行われる事でも知られている有名な施設ですがバスケットボールの試合等、年間250程のイベントが行われている広大な施設でもあります本日も沢山の人で賑わっており、少しだけDowntownの雰囲気を味わう事が出来ました。
帰りのバスを待っている時、やっとWhittierの町へ帰るバスが来たと思ったらなんと私達の前を素通り。。先生が猛ダッシュして止めに行き、生徒全員も走ってバスを捕まえてなんとか乗車。。これを逃すと1時間バスが無いので、本当に焦りました。
乗車するならもっと自己主張しないと!!とこれもまた良い思い出です。

  

  

【10日目】昨日はここWhittierでの最後の週末という事もあり、生徒達は各ファミリーで思い思いに過ごしました。日本食を作った生徒も多く、その中でも「お好み焼き」はこちらのファミリーにとても好評だったようです。折角日本からの留学生を受け入れているので、この機会に日本文化に触れ更に興味を持って次回以降も日本人留学生ファミリーになってもらえると嬉しいですよね。
さて、本日から語学学校の2週目がスタートしました。大学は春休みなのでCampusはいつもよりも静かな印象です。
午後にはBeverly Hills/Hollywood Tourに行きました。
高級ブティックが立ち並ぶRodeo Driveを歩き、その店構えや回りの高級車、闊歩するモデルのようなスタイル抜群の女性達に生徒達も釘付けです。Hollywoodはやはり有名観光地だけあって、世界中から沢山の人が来ていました。メイン通り(Hollywood Blvd)に面している大型ショッピングセンターのHollywood&Highlandで再びお買い物をしたり、Chinese Theaterで有名人の手形を探したりと、短い時間ながらもそれぞれ好きなところで楽しみました。また、Hollywood Blvdでは、着ぐるみを来たハイテンションな人達が沢山客引きをしていました。突然スパイダーマンに声をかけられ、びっくりさせられた生徒もいました。生徒達はお買い物の仕方や、待ち時間にすかさずアイスクリームを食べるなど興味のある事に関してはすっかり慣れたようです。

  

【11日目】
本日から新しい生徒がクラスに参加しています。ここKaplanでは毎週火曜日がNew Studentを迎え入れる日となっておりますのでこの日は事務方のStaffや先生もバタバタです。毎週新しい生徒が入学し、毎週誰かが卒業していく・・・そんな日常の語学学校です。今週は大学が春休みの為、生徒達は自分達でランチを準備しています。
自分で作ってきている人、ママが作ってくれている人等様々ですがいつも日本ではされていて当然の事を自分で体験して初めて、親の有難みがわかると生徒達は痛感しています。
午後からはFoutain ValleyにあるYakult USA Incの工場見学に行きました。工場に到着したとたん、待機していた日本人Staffが外で出迎えてくれるという日本的スタイルにまずは感激。その後は英語での説明を一生懸命聞きながら、Yakultの歴史やその効能について学びました。ハイライトは工場での生産過程の見学です。あの小さい容器が自動的に作られ、Yakultで満たされた後、パッケージされて配送へ進む姿には一同大興奮!案内してくださったガイドさん、日本人Staff2名も丁寧にご説明してくださり更にYakultが身近になったようです。これで大田原女子校内にある自動販売機のYakultの売り上げ増加も間違い無し♪
帰りには私達のバスが見えなくなる迄、正面玄関で大きく手を振って見送ってくださり久しぶりの日本のおもてなしに、本当に本当に感動した一日でした。

  

  

【12日目】本日は午後から近所のWhittier Union High Schoolを訪問しました。
ここは映画「Back to the Future」のロケ地になった高校だそうで、映画の中では「ヒル・バレー高校」という名前になっています。現地に到着するとASB(Association student buddy)のメンバーが笑顔で迎え入れてくれ、沢山の生徒が待つ教室へ。そこでいくつかゲームをした後は少人数グループに分かれて校内ツアーへ進みます。スペイン語クラス、フランス語クラス、ダンス、数学クラス等をのぞかせてもらい、アメリカの高校の自由な授業スタイルには皆驚いていました。そろそろお腹が減ってきたなと思った頃に校内ツアーは終了し、Cafeteriaでは私達の為に校長先生がピザとパスタを用意しておいてくれました。仲良くなった現地校生徒と一緒にランチを取りながら、日本の音楽について話したり写真を撮りあったりとすっかり打ち解け、皆笑顔です。
ランチ後は屋外でまたまた私達の為のイベントです。日本語で「ようこそ」と書かれた看板の前の広場で、音楽に合わせて大縄跳びをしたり、ダンスをしたり、ゲームしたり・・・総勢100名以上の生徒が集まり、思い切り体を動かして昼休みを大女生と一緒に楽しみました。私達が訪問するという事でASB生徒が自発的にプランを考え、周りの生徒達もとてもフレンドリーに話しかけて来てくれる等、広大なアメリカならではのオープンマインドを体感する事が出来た有意義な時間でした。
Whittier Union High Schoolを去りKaplanに戻ってからは、LAで働く日本人女性アキホさんにお話しを聞く時間です。高校卒業して留学をし、その後アメリカで就職をしているアキホさんは生徒達の未来像でもあります。
「どのようなきっかけで留学する事になったのか?」「親が留学に賛成ではないがどうしたらいいのか?」「海外で働く為には?」など、この滞在で見えてきた将来のvisonから生まれた疑問に、丁寧に答えていただきました。今回の滞在で、海外留学や海外勤務というプランも決して無理ではないという事を学ぶ事ができ、生徒達の今後の選択肢が広がったという実感があります。何より「知らない事を知り、自分で体験して自分で決める」という事が大切だと、生徒達本人が実感している事が収穫です。

  

  

  

【13日目】本日は午後からLA Downtownにある「Japanese American National Museum 全米日系人博物館」に行きました。全米日系人博物館は、日系アメリカ人の体験を伝えるアメリカで初めての博物館で、1992年の開館までは、長い年月と沢山の支援を必要としました。館内では日系アメリカ人に関する遺物や写真、フィルム、文書等広範囲に渡るコレクションを展示してあり、日本語/英語での説明があります。日系アメリカ人の歴史については事前に予習をしていた生徒もいましたが、殆どの生徒がきちんとした説明や資料を見るのが初めてという事で、その深く悲しい歴史、特に強制収容所での現実や収容される事になってしまった流れを目の当たりにし、とてもショックを受けていました。その後、目の前にあるLittle Tokyo にて久しぶりの日本人街を楽しみました。ここはLAに住んでいる日本人が買い物をしに来る場所でもあり、日本製品をお土産に買いたい外国人が来る場所でもあります。お寿司、ラーメン、カレー、焼肉、しゃぶしゃぶ、大判焼き、お団子etcなんでも揃う場所で、思い思いにフリータイムを楽しみました。
いよいよ明日でKaplanでのクラスも終わりです。来た時よりもクラスでの発言やクラスメイトとも会話も積極的にできるようになり「まだまだこのまま残って勉強を続けたい!」との声が多く、生徒達は本当に充実した日々を送っています。



【14日目】本日はGraduation ceremony。。。。
午前中はいつも通りのクラスをして、普段ならランチ時間に当たる時間帯に学校生徒全員でgraduation ceremony(卒業式)行いました。通学したのは10日間という短い時間ではありましたが、毎日3時間みっちりと英語に触れ、日本とは大きく違う授業スタイルに戸惑い、皆で助け合いながら学んできた学校には、生徒達も思い出がいっぱいです。卒業式では大田原女子高校から2名選ばれ、代表で謝辞を述べました。私達以外にもKaplanを卒業し次のSTEPに進む生徒もおり、思い出の沢山詰まった学校とのお別れは、泣き笑いの卒業式となりました。卒業式の後は初めてのゆっくりランチという事で、大勢の生徒達はUP TOWNにある「AMACHI(天地)」という日本食レストランでランチを楽しみました。ここは日本人シャフが作っており、安心していただけるお店です。その後はのんびりと最後の放課後を楽しみ、明日に備えて荷造り&ファミリーとの最後の夜を過ごします。渡米するまでは名前すら知らなかった町「Whittier」も、今となってはすっかり馴染み深く、思い出の多い町の一つとなりました。

  

  

  

【15日目】本日はいよいよ2週間過ごしたホストファミリーとのお別れ。。
朝学校に送ってきてもらい、荷物を降ろしながら御礼を伝え最後の別れを惜しみました。日本から来た私達を迎え入れてくれ、日々世話をしてくれたファミリーには本当に感謝です。
その後はドジャー・スタジアム見学に行きました。ここは私達が帰国した後、WBCの準決勝として侍ジャパンが試合をする場所です。かつては野茂選手、現在は前田健太選手のホームグラウンドのスタジアムはとても広大で、球場内に入った時には生徒達一同感嘆の声をあげていました。お土産屋でドジャーズグッズを購入後、Hollywoodの南にあるGroveというショッピングエリアに行きました。ここはFarmers Market を併設しており多国籍の料理が食べられたり、購入出来たりするとても賑やかな場所です。向かいにはTrader Joe's やオーガニックスーパーのWhole foods market、少し歩くと芸能人ご用達のお店が多いMelrose Ave があり、生徒達は 思い思いのエリアで最後のLAを過ごしました。ランチの後はいよいよDisney Areaへと向かいます。先にホテルにチェックインしてから、近くのOutlet mallにて夕食の買い出し。明日に備えて今日は早めにホテルに入り、お部屋で夕食を取りました。California DisneyLandでは毎日21時半頃から花火が上がります。私達のホテルはDisneylandから徒歩5分の立地なので、ホテルから花火を見る事が出来ます。花火の音を合図に皆部屋から飛び出し、東京Disneylandとはちょっと違う花火をしばし楽しみました。
明日はいよいよ最終日、早起きして朝一番でDisneylandです!

  

【17日目】本日は海外研修最後の行程、Disneyland訪問の日です。
8時前にホテルを徒歩で出発し、DisneyAreaに入る際に荷物、身体検査のセキュリティチェックを受けます。こういうところはやはりアメリカです。その後開門と同時に入場をし、最後の団体写真をパチリ。生徒達は思い思いのアトラクションへ駆け出して行きました。本日は日曜日という事もあり、園内は沢山の家族連れや学生達で賑わっています。それでも人気アトラクションが30分程度の待ち時間という事で、東京Disneylandに比べると実際は空いているようです。生徒達の中ではFastpassをうまく利用し、午前中だけで6か所のアトラクションに乗れていた生徒もいました。そのあたりはさすがにDisney慣れした女子高校生です。本日は様々なイベントがありましたが、中でも根強い人気なのが夜のパレード「Electrical Parade」です。これは東京Disneyland初の夜のパレードとして知られ、ここアナハイムでは期間限定で復活しています。色とりどりの電飾に飾られた台車が、夜のDisneylandを一層華やかにしていました。パレードを見た後にまっすぐ帰ると、就寝点呼の時間です。これは先生方のご配慮による時間設定でしたが、残念ながら生徒達は気づいていなかったようです。Disneylandでもお土産も沢山買って、最後のアメリカの夜を楽しみました。
明日は早朝出発でいよいよ日本へ帰国です。一回りも二回りも成長した生徒達の姿を楽しみにしていてください。


平成27年度 海外短期研修


平成27年度 海外短期研修レポート
2016年3月6日(日)~17日(木)アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス近郊において海外短期研修を実施し、19名の生徒が参加しました。現地からのメールによる報告を随時掲載していますので、ご覧ください。


【第1日】・・・日本時間3月7日(月)11:02現地からのメール報告
 いよいよ12日間の研修が始まりました。学校を出発してから順調に成田国際空港に到着し、予定よりも早く出国の手続きが済みました。
 案内を良く聞き、自発的に添乗員の点呼の手伝いをしたりする生徒達の助けもあり、空港では思いのほか長い自由時間をとることができました。多くの生徒にとって初めての成田国際空港、その大きさとお店の数の多さに驚きながらも思い思いにショッピングを楽しんでいる様子でした。

 定刻で日本を飛び立ち、安定飛行の後、ロサンゼルス国際空港に到着です。空港にはFLSからアクティビィティーガイドのティファニーが出迎えに来てくれており、生徒達はこれからお世話になるスタッフに元気に挨拶をしていました。
 空港からサドルバック・カレッジまでの約1時間、バスから見えるアメリカの大きな景色を楽しんだ後、いよいよカレッジでホストファミリーとの対面です。しっかりと予習をした言葉を使って、挨拶をすることができていました。

 研修初日は移動や重要手続きが多く、添乗員が撮影可能な状態ではなかったために添付写真はございませんが、学校が始まる明日以降はカレッジでのクラス + 校外学習、休み時間の様子などを、現地の写真と共にお知らせいたします。そして研修内容を可能な限り頻繁に、詳細にご報告いたします。
 同行添乗員として、生徒達がのびのびと楽しく学習し、研修の目標を達成できるよう全力でサポートをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

第2日】・・・日本時間3月8日(火)12:32現地からのメール報告

 いよいよ今日から本格的に研修が始まりました。
 学校初日の本日は午前中にクラス分けテストとオリエンテーション(滞在の注意点やFLSの業務責任などに関して)を受け、ディレクター(今回の研修の現地法人における責任者)やハウジングコーディネーター(ホームステイの責任者)といったスタッフらの紹介があり、「いよいよ研修が始まる!」と生徒の顔つきもやる気に満ち溢れていました。
 テストに関しては長い移動の翌日ということもあり、「なかなか集中力を保つのが難しかった」、「問題文が頭に入ってこなかった」、「時間が足りなかった」などの感想も聞かれましたが、現地FLSのスタッフからは「非常にモチベーションが高い生徒さん達なので、この調子で研修をこなしていけば必ず成果をあげられる!」といったお誉めの言葉もいただけました。
テストの結果は明日になりますので、クラスレベルや人数、国籍などの詳細はまた明日お伝えいたします。

 オリエンテーションでは安全や貴重品の管理に関してと、研修中の学習への向き合い方や諸注意などの案内があり、それが済んだ後にはアクティビィティーガイドのMsレイと広大なサドルバックカレッジを見て回り、日本とアメリカの学校の違いに生徒達はたいへん驚いている様子でした。バスを使って郊外を見て回るエリアツアーでは、サドルバックカレッジ周辺ではとても有名なショッピングモールに出かけ、初めてのアメリカでの買い物を体験し、注文の仕方やお金の数え方などを学びました。

 今のところ体調に問題がある生徒は出ておりません。紛失物に関しては、往路の飛行機で荷物を受け取った際に、スーツケースに着けていたバンドが無くなってしまったという生徒がおり、現在もシンガポール航空に問い合わせを続けている状態です。最終的には帰路にてチェックインをする際に、奇跡的に見つかれば現物を、見つからない場合は航空会社が保管している物の中から代替品を受け取る手はずとなっております。

 またホームステイに関しては、非常に手厚くもてなしていただいており、既に何名かの生徒達から「日本に帰りたくない」という声まで上がっているほどです。
 最後に、ファミリーインフォメーションに記載がなかった細かな変更が若干あったことを付け加えさせていただきます。よろしくお願いいたします。

【第3日】・・・日本時間3月9日(水)12:36現地からのメール報告 
 
 今回の研修では、毎日午前中はサドルバックカレッジの一部を会場としてFLSが運営する語学学校で英会話を学びます。この学校では、生徒のレベルに合った学習ができるように、18段階(初級、中級、上級各6クラス)に分けたクラスレベルを有していますが、現在(今月)は、生徒数の関係で、6クラスが開設されています。
 大田原女子高校の生徒達も昨日のテストスコアをふまえてそれぞれのクラス(初級クラス6人・中級クラス13人)に振り分けられています。
 この語学学校では、大田原女子高校の生徒の他に、10ヶ国(中国、韓国、タイ、ロシア、リビア、イラン、サウジアラビア、ブラジル、コロンビア、トルコ)の学生達が英語の学習に励んでいます。こうしたインターナショナル生は、長い期間留学をしている生徒がほとんどで、アドバンスクラス(上級クラス)に在籍している人が多いようです。
 また、クラスの生徒数は15名までで構成されていますので、それぞれの生徒に発言する機会がある環境となっています。クラス初日の今日は、先生やクラスメイトに馴染むために、ゲームやスポーツなどのアクティビィティーを多用した授業を受けていました。
 
 午後の校外学習はカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)訪問です。UCSDでは語学学校FLSのアクティビティーガイドのモリ―シオと、現地スタッフのジョンが広大なキャンパスの案内をしてくださいました。また、UCSDでは以前大田原女子高校でALTとして勤務していたイティス先生とお会いすることもできました。

第4】・・・日本時間3月10日(木)12:31現地からのメール報告

 サドルバックカレッジでの研修4日目です。今年のカリフォルニアは天候が不安定で雨も例年に比べ多いと聞いていたのですが、昨日からは雲ひとつない蒼天に恵まれ、休み時間などを外でスポーツしたり芝生に寝転んだりと生徒達はリラックスして過ごすことが出来ております。

 研修4日目の現地報告では、各クラスの様子などを少しご報告させて頂きます。

◇レベル5 

 大田原女子高生6名とインター生7名の混合クラス、担当する先生はMsサールングです。今日の授業ではそれぞれの国の習慣に関して学習しておりました。その国に行くにあたり予め知っておいた方が良い習慣や手続きなどを会話形式で学習しました。2人1組のペアになり、パートナーの国のカスタムをクラスに紹介したりと、クラスメイトと話しをする機会、クラス全体の前で発言をする機会の多いクラスになっています。先生がカナダ出身で、英語の発音が日本人の生徒達には聞き取りがし易く、また経験も豊富なので、生徒が「理解する」ことに努めた丁寧なクラスをしている印象です。

◇レベル7

 大田原女子高生10名とインター生1名(日本人)のオール日本人クラス、担当する先生はMrハワードです。カレンダーやスケジュールといった単語の意味は知っているけど、アジェンダの意味は?手帳を英語で何と表現するのか(プランナー)など、生徒達の知らない単語を中心に学習していました。またイントネーションの練習やグループエクササイズなどもしていて、会話や発言の機会が多いクラスです。ハワード先生は日本語が少し理解できるので、生徒の理解度合によっては簡単な日本語の単語を織り交ぜて生徒が「理解出来る」ように授業を進めていました。非常に和気あいあいととしていて雰囲気の良いカジュアルなクラスです。生徒達に大人気の先生で(なぜか他のクラスの生徒達にまで!)、楽しく学習が出来ている様子です。

◇レベル9

 大田原女子生3名とインター生9名の混合クラス、担当する先生はMsアビーです。人物を表現する形容詞の単語、それがポジティブかネガティブかどっちもの意味を含むのかなどのグループ分けをしたり、宿題に渡された小説の感想をクラスでシェアしたりと発言の機会も多く、非常に学習難易度の高いクラスです。インター生の語学力も高い生徒が多く、生徒の自発的な発言の機会が多いクラスで、在籍している生徒達の良い刺激になっているようです。


 午後の校外研修はカリフォルニアサイエンスセンターに行き、実際に使用されていたスペースシャトルを見学しました。日本では考えられないくらいまで実物に近づいて写真を撮ったりすることができ、みんな感動している様子でした。また、そのあまりの大きさと迫力に驚き、しばらく動けなかった生徒もいたほどです。実物(シャトル)の見学前には、実際にどのように使用されたものであったか、またミュージアムに運ぶ際にどのような手段をとったか、といった興味深い逸話などを学習する機会もありました。


第5日】・・・日本時間3月11日(金)11:57現地からのメール報告
 慣れない環境への疲れが見え始めたものの、生徒達はそれぞれ限られた時間をめいいっぱい新しいことへの学習に使っています。日々の様子や日記からも、非常に前向きに、また強い決意で研修に臨んでいるのが確認できます。ただ、あまり頑張り過ぎてしまうと体調を崩してしまうので、「焦らないで自分のペースでいこう」という話をさせていただきました。
 午後は「ブリッジUSA」という日本人が起業した現地在住日系人向けの無料情報誌を発行している会社を訪問し、社長の石井さんからアメリカで仕事をする大変さや楽しさなどを学びました。石井さんは趣味で俳優もされている方で(「硫黄島からの手紙」にも出演されています)、生徒達が興味を持って話を聞けるよう、会社やアメリカの文化のみならず、芸能のお話などもされていて、質疑応答では沢山質問が出ました。

第6日】・・・日本時間3月12日(土)14:07現地からのメール報告

 研修もいよいよ6日目、現地は金曜日とあって学校もこれでひと休みになります。今日は通常通りのスケジュールでクラスを受け、お昼をカレッジで食べた後、バスに乗って日系アメリカ博物館とその周辺にあるリトルトーキョーの散策に出かけました。
 博物館内では、日系2世の方と共に実際に使用された展示物を見て回りながら、日系1世達の悲惨ながらも逞しく生きたその移民初期の時代を学びました。生徒達はみな真剣に話に聞き入り、またメモを取りながら、しっかりと学習をしている様子でした。
添付写真からその様子をご確認下さいませ。
 なお、ここまで体調不良の生徒さんは出ておりません。若干ホームシック気味だった生徒さんも今日には元気いっぱいで、こちらでの滞在がもう折りかえしを過ぎたと知るや、逆に日本に帰りたくないなどと言っております・
 明日はいよいよ生徒達が待ちに待ったディズニーの日です!その次の日の日曜日はロスの市内観光になりますが、こちらに関しては全員参加ではないため、同行しない生徒達はホストファミリーと買い物に行ったり、ビーチに行ったり、教会に行ったり(このプランの家庭が多いようです)など、それぞれファミリーと計画を立てている様子ですので、まったく問題はなさそうです。

 なお、次の報告は、週末の様子も含めて現地時間での月曜日にお送りします。

第7・8・9日】・・・日本時間3月15日(火)10:31現地からのメール報告
 週末と月曜日の報告をさせていただきます。

 もともと雨予報のディズニーでしたが雲ひとつない蒼天に恵まれ、素晴らしい観光日和となりました。同行の先生から、生徒達がここまでの研修を素晴らしい評価で行ってきたご褒美にと、この日は全体で行動をするのではなく(もちろん単独での行動は厳禁です!)自由に園内を遊んで過ごして良いというお言葉があり、生徒達は大喜び!ここで巻き起こった歓声は、この研修一大きなものだったかもしれません。
 日曜日の市内観光ではハリウッドのサイン、アカデミー賞の会場であるドービーシアター、マイケルジャクソンやマリリンモンローといったスターの手形があるチャイニーズシアターを全体で見学し、その後お土産を買う自由時間をとったあと、桟橋やビーチプロムナード、映画の撮影などで有名なサンタモニカへ移動しました。
 実は、サンタモニカは今回のプランに始めから入っていたわけではないのですが、ここまで来てサンタモニカを見ないで帰るのはあまりにももったいない!という多くの声があり、なんとか現地とスケジュールの調整を図り、今回の観光が可能になりました。「ザ・アメリカ!」な雰囲気に、生徒さん達も大満足の観光となりました。

 いよいよ研修も最終の週に入りました、クラスは今日(現地での月曜日)を入れてあと2回のみとなります。午前中は通常通りのESLのクラス、お昼を挟んで午後はサウスコーストプラザというショッピンングモールに出かけました。屋内に150店舗以上のお店が入っている一大ショッピングモールです。あまりの広さに生徒達は大変驚いている様子でした。集合の場所には(屋内にも関わらず)メリーゴーランドがあったので、その前でみんなで写真を撮りました。

第10日目・・・日本時間3月16日(水)10:57現地からのメール報告

 いよいよ研修も終盤です。午前中は通常のESLクラスを、またクラスは今日が最終日になりますので、ディレクターのMsメイスーンから1人1人生徒の名前が呼ばれ、プログラムの終了証書が授与されました。彼女からは「大女高の生徒がいかに素晴らしく、学習意欲を高く持ってプログラムに臨んでいたか」のお褒めのコメントが付き、中には感激して涙する生徒の姿も見られました。

 そして、お昼を挟んで午後には念願のビーチに!もともとは初日のエリアツアーの際に行く予定であったアリソンクリークビーチですが、ここまでビーチを予定している日に限って雨に見舞われていたため、今日まで先延ばしになっていたのです。念願叶ってのやっとのビーチだったので、生徒達のテンションも最高潮でした。

 時間に余裕があったので観光客にも有名なラグナビーチにも立ち寄り、ゆっくりめの自由時間を取り、ビーチで寝転んだり、ビーチバレーやバスケをしたり、アイスクリームを食べたりと、楽しい時間を過ごすことが出来ました。写真よりその様子をご確認くださいませ。

 明日はいよいよ研修の最終日、日本帰国への移動日となります。現地からのレポートはこれをもちまして最終とさせていただきます。ここまでご覧いただきまして、誠にありがとうございました。19人の生徒さんと引率の先生と、元気に日本に帰ります。この後の報告に関しましては、生徒さんの口から直接お聞き頂ければと思います。

海外短期研修レポート

平成26年度 海外短期研修レポート
 
引率スタッフによる現地からのメールをもとに海外短期研修の実施状況をお知らせします。

12月15日(月)12:52(日本時間)現地レポートより
  只今、ボストン時間で日曜日の23時を迎えようとしています。全員そろって無事にボストンに到着し、ホストファミリー宅への移動も完了しています。
  大田原を出発してから丸1日の長旅でしたが、体調を崩す生徒もおらず、少し疲れは見られるものの全員元気にボストンに到着しました。シカゴでは、緊張感をもって行動してくれたおかげでなんとか無事に乗り継ぎを済ませることができました。ボストン空港ではFLSスタッフの出迎えを受け、4台のバスに分かれてホストファミリーのもとへと向かいました。緊張のホストファミリーとの対面については明日話を聞き、レポートします。
  明日は8:45に学校に集合します。初めてのバス・電車を使っての登校ですが、事前学習を思い出して頑張って欲しいです。明日からは活動の様子を写真でもお伝えします。

12月16日(火)10:26(日本時間)現地レポートより
 

 本日のボストンは快晴でとても気持ちの良い朝を迎えました。日中の気温は7度ほどでしたが風があったこともあり実際の気温よりも寒く感じた一日でした。今日からいよいよFLSでの研修がスタートです。初めての登校ということで朝の集合に間に合うか気にかけておりましたが、学校周辺で少し迷った生徒がいた程度で全員オリエンテーションの開始に間に合うように登校できました。
   1時間ほどボストンとFLSについてのオリエンテーションを受けたあとは、授業が行われました。本日は今週入学の生徒のみの授業日だったため、クラス編成を変えて2クラスに分かれて授業を行いましたが、明日からは4クラスに分かれて授業を受ける予定です。
   授業後にはウェルカムランチパーティが行われました。クリスマス間近ということもあり、アメリカのホリディフードと呼ばれる食事を用意していただき、ローストチキン、マッシュポテトなどを堪能しました。
   昼食の後はアメリカの建国の歴史を学ぶフリーダムトレイル(ボストン市内のウォーキングツアー)に参加しました。300年前の装いをしたガイドさんについて建国の史跡をたどります。少し難しい内容でしたが、とても興味深いお話しをたくさん聞くことができました。事前学習でフリーダムトレイルを勉強していたこともあり、単語をつなぎ合わせて理解しようと集中している生徒たちでした。
   ツアー後は5時前に早めの解散としました。登校よりも難易度の高いホストファミリー宅への道のりに緊張気味の表情でしたが、迷うことなく全員帰宅できたようです。バスに戸惑ったペアもいたようですが、自分で道を聞きしっかり対処することができました。

12月17日(水)11:01(日本時間)現地レポートより

   
 FLSでの研修2日目を迎えました。登校についてはとてもスムーズでバスや地下鉄にもすっかり慣れた様子です。昨晩の帰宅について聞いてみると、バスの降車場所を間違えたりバスを降りてから帰り道に迷ったなど、半数ほどの生徒が小さなトラブルに直面したようです。そんな中でも周りの人に聞いたり、ホストファミリーに電話したりと冷静に対応して解決できました。とても心細く緊張したと予想できますが、それを自力で乗り越えたことは自信につながったことと思います。
 FLSの授業は本日から本格的にインターナショナルクラスでの授業が始まりました。留学生たちと早速交流ができた生徒、まだ様子をみている生徒と様々ですが、残された時間を有効に活用して自分の目標を達成してもらいたいと思います。
 午後はハーバード大学を訪問しました。ハーバード大学4年生の小林さんに来ていただき、広大なキャンパス内をユーモアあふれるお話しを交えながら案内していただいた後は質問タイム。生徒からは「なぜハーバードを選んだのか?」「アメリカと日本の大学の違いは?」などの質問があり、それぞれに丁寧に答えていただきました。小林さんは幼少のことからサッカーをしており日本で初のハーバード出身Jリーガーとして活躍したいと夢を語ってくださいました。また自分の好きなことを突き詰めること、そしてそれがきっと将来につながるとエールを送っていただきました。
 明日はMITを訪問します。

12月18日(木)12:03(日本時間)現地レポートより
  
 FLSでの研修3日目を迎えました。朝は小雨が降っていましたが午前中でやみ、午後には晴れ間も見えて比較的暖かい一日でした。午前中は各クラスで授業を受けました。休み時間に他国からの留学生と話す姿も少しづつですが、見られるようになりました。
 午後はまずFLSにゲストスピーカーの林さんをお迎えして講演をいただきました。林さんは日本で生まれ育ち、早稲田大学を卒業した後に渡米、ボストン大学で学位を、ハーバード大学大学院にて修士課程を終え、現在はハーバード大学大学院にて博士課程に在籍しながら広告代理店にお勤めをされている女性です。林さんからはいままでの体験談を交えながら「夢の描き方」と「心の持ち方」についてお話しいただきました。生徒たちが一言も聞き逃さないようにと前のめりになって聞き入っている姿が印象的でした。世界で活躍する女性からのお話を聞くことができ、将来どんな未来を描きたいのか、そんなことを考えてもらうとても良い機会になったのではないでしょうか。
 そのあと、マサチューセッツ工科大学(MIT)を訪問。MITの大学院で経済を学んでいる成田さんにキャンパスを案内していただきました。ハーバード大学と違いモダンな建物や雰囲気を感じながら、様々な研究施設を駆け足で回りました。世界トップクラスの大学でありながら学生たちのユーモアあふれるいたずらのお話などとても興味深いお話しばかりでした。
 明日はボストンのビジネスの世界で活躍する日本人のスピーカーを招き講演いただきます。

12月19日(金)11:34(日本時間)現地レポートより
   

 ボストンに到着してから早いもので5日が経ち、FLSでの研修も明日で最後です。朝は小雨が降っていましたがお昼には上がり、大雪に見舞われた昨年に比べとても過ごしやすい気候です。午前中はいつも通り授業を受けました。授業を担当している先生が話してくれたところによると、生徒たちは日に日に活発に授業に参加するように なっているとのことでした。
 午後にはFLSにて講演を聞きました。お招きしたのはボストンでマーケティングやコンサルティングの会社を経営する松川原さんです。講演のテーマは「これからの社会に求められること」についてでした。今までにないスピードで変化する社会に対応するために、そんな社会で求められる能力についてお話しいただきました。講演の終了後にも個別に質問する生徒が多数おり、生徒にとってとても刺激となるお話だったようです。
 明日はFLSでの最後の授業です。修了証書授与式の後はボストン美術館を訪れます。

12月20日(土)12:14(日本時間)現地レポートより
  

 FLSでの研修は最終日を迎えました。最後の授業ではテストがあったクラスもあったようですが、1週間の学習の成果を出し切ることができたでしょうか。休み時間には仲良くなった留学生たちと連絡先を交換する姿や、名残惜しそうに話をする姿もちらほら見えました。5日間という短い期間でしたが初めて会うたくさん人々と話すことができたようです。

 昼食はFLSがフェアウェルランチを用意してくれました。イタリア系移民が多く本場のイタリアンでも知られるボストンらしくミートボールやラザニアなどとてもおいしいイタリアンをいただきました。続いて終了証書授与式です。修了証書と集合写真のプレゼントを一人一人名前を呼ばれ授与されました。

  午後のアクティビティではボストン美術館を訪れました。全米でも有数の美術館で教科書に載っているような作品の数々が展示されています。今回案内してくれたイザベラは大学でアートを学んでいたそうで作品の時代背景や豆知識を教えてくれ、美術が好きな生徒もそうでない生徒もとても興味を持って見学することができました。

  明日は班別自由行動を行います。

12月21日(日)7:51(日本時間)現地レポートより

 本日でボストンでの活動は最終日です。9時半にボストンコモンに集合し、各班に分かれて班別自由行動を行いました。事前に考えた計画に沿って自分たちの興味のある場所を巡ります。自由行動中に街の中で数組の班に遭遇しましたが、とても楽しんでいる様子が伝わってきました。

 5時ごろ帰路につき、各ホストファミリー宅で最終パッキング、そして7時ごろから4台のバスが各ファミリー宅を回って生徒のみなさんをホテルへ案内します。明日の飛行機は早朝6時45分ごろの出発のため、ホテルでは仮眠をとるような形になりますが、時差ボケ対策にはちょうどいいかもしれません。この1週間体調を崩す生徒もおらずタフなみなさんですので、学校にたどり着くまで全員で気を引き締めて臨みたいと思います。

 なおご報告はこれで最後とさせていただきますが、学校の先生方、保護者の皆様にはプログラム中ご理解、ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。楽しかったこと、大変だったことなどたくさんの思い出とともに帰国いたします。