キャリア教育講演会

 10月21日(金) 本校体育館におきまして、キャリア教育講演会を行いました。
 この講演会は各分野で活躍する方々の優れたち知識や技能を学ぶと共に、経験を踏まえた職業人としての人生観等についての講話を聴き、生徒たちが自己の将来について深く考えキャリア発達の一助となることを目的としています。
 講師には、国境なき医師団 浦部優子さんをお招きしました。
 演題は、「国境なき医師団に参加して~世界の片隅から思うこと~」です。


現地での活動の様子をわかりやすく伝えていただきました。

生徒たちの真剣に聴き入っている様子


講演の最後に生徒会長のお礼の言葉の様子

 

~~講演後の生徒たちの感想を掲載いたします~~
●自分の知らない世界があった。今の日本にとっては非日常的な悲しい現実のお話をきいて、少しでも改善できる方法はないか考えた。
●自分のこれからの生き方が今回の講話で変わる気がした。食事には感謝し、大切にたべる。人を想う心。これらのことなどを大事に生活していきたい。
●自分が何をやりたくて、どうしなければ行けないのかより明確になった。今回の講演を聞いて、看護師になって人の命を救いたいという気持ちがより強くなった。
●私達が平和に暮らしているなか、紛争や武力戦争、日本でなら助かる病気に苦しむ人々がいることが分かり、安全に生きて居られることに感謝をしなければならないと感じた。
●自分がどれだけ恵まれた環境で生活しているのかが分かった。自分のお小遣いを少し削るだけでたくさんの人の命を救えることが分かったので、今の自分にできることを少しずつやっていこうと思った。
●医療環境の改善や、ワクチンや薬などの治療薬の普及など、たくさんの課題があることも分かりました。募金という形になりますが、支援していきたいです。
●現地のジェンダーギャップへの感じ方の違いからからわかる日本のジェンダーの認識への遅れに悲しさを感じたという話が心に刺さりました。国境なき医師団について深く知ることができたとても良い機会でした。
●先生のお話を伺い、やはり性別に格差があることを当たり前だと思ってはいけないのだと再認識することが出来ました。「世界は広い。日本はその片隅にすぎない」という言葉がとても響きました。私1人に出来ることは限られているかもしれないけれど、いつか必ず世界の役に立ちたいと強く思えました。