第2学年 ディベートマッチ


2学年で、クラスディベートの学年マッチを行いました。

これは、指定された題について、肯定側グループと否定側グループにわかれて意見を述べ、聞いているジャッジがどちらの側がより説得力があったかを判断するというものです。根拠をもって意見を考えていく思考力や、自分の考えを論理的に説明する表現力、相手の話を聞いて意見を把握する理解力などの育成を目指して、2学年で総合的な学習の時間に継続的に取り組んできました。

    

この日は、各クラスの予選を勝ち抜いたチームが、クラス代表として「日本は小売店の深夜営業を禁止すべきである」「日本は救急車の利用を有料化すべきである」「日本は消費税を20%に増税するべきである」のテーマについて他のクラスと熱い議論を交わしました。

 

どのチームもそれぞれの題について事前の調査を基に堂々と意見を述べており、反駁のための準備時間には、チーム内で活発に意見を出し合って協力する様子も見られました。

生徒からは、「意見を短い時間でまとめるのが大変だった。」「相手の話を聞いてすぐに質問をつくるのが難しかった。」などの意見が聞かれましたが、生徒の活動の様子を見ていると、順序立ててわかりやすく話す練習にもなっていたように思います。クラス代表の説得力のある話し方を聞くことができたのも、よい経験だったのではないかと思います。

今回の経験をこれからの学びに活かしてもらいたいと思います