海短研11日目

海外短期研修11日目の様子です。

11日目報告書                                                                            

 

 

今朝は小雨が降っていて、肌寒いスタートとなりました。カリフォルニアと言えば常にお天気が良くてカラっとした気候のイメージですが、今月は残念ながら雨が多いようです。ただ、常に降水量が少なく給水制限をかけられる事もあるため、住んでいる方にすれば恵みの雨との事です。

 

授業にもすっかり慣れてきたので、ここ最近はファミリーに日本食を作ってあげている生徒さんが多くみられます。人気メニューはお好み焼きとお味噌汁(インスタント)のようで、これは比較的材料も手に入りやすいのと、安定した仕上がりになるのが人気の秘密かと思います。ロサンゼルスでは日本食はとても人気がありますので、どのファミリーもとても喜んでくれ、美味しい美味しいと食べてくれたようです。何より、ホームステイしている生徒さんが自分達に作ってくれたという事が嬉しいのだと思います。料理をしたり、洗濯をしたり、洗い物をしたりと普段は全部お母さんにお任せしている家事を自分でやってみて「初めてお母さんの有難みを感じた」と痛感している生徒さんもおりました。自分の事は自分で!は日本に帰国しても引き続き実践して欲しいものです。

 

     

                 FLSのロビーで

 

午後からはUniversity ofSouthern California(通称USC)の敷地に隣接したCalifornia Science Centerへ出かけました。途中フリーウェイ510⇒110号と経由し、遠くにLA Downtownを臨みながら1時間半かけて到着しました。Science Centerの一番の目玉といえば、宇宙を1992年~2011年迄合計25回も飛行したスペースシャトル「エンデバー」の実物展示です。日本人宇宙飛行士の中では、毛利衛さん、若田光一さん、土井隆雄さんが搭乗しています。事前に日本で調べて来ていた生徒さんもいましたが、今回の生徒さん達は20012002年生まれなので、エンデバーが現役で活躍していたという事はあまりピンと来ていないようでした。ただ、実際にエンデバーを見るとその巨大さに圧倒され、皆さん沢山写真を撮ってしました。何度も飛行を繰り返したため、胴体がボロボロになっておりその激務が伺えます。エンデバーの回りには宇宙飛行士の方の展示物もあり、もちろん中には日本人宇宙飛行士のパネル展示物もあります。そういった物を見て、始めてその偉大さを感じたようです。館内にはエンデバーがここCalifornia Science Centerにどうやって運ばれてきたのかというドキュメンタリービデオも流れており、一般道を閉鎖してゆっくりゆっくりと移動してきている姿はとても興味深かったです。実物のスペースシャトルを見られる場所は中々無いので、大変貴重な体験となりました。帰りはロサンゼルス名物とも言える大渋滞の中を、2時間かけてFLSに戻りました。皆さん爆睡していましたので、もしかしたら渋滞に気付いていなかったかもしれませんが・・・。

 

 

 

         CaliforniaScience Centerの前にて   スペースシャトルエンデバーの前で 

 

      

   エンデバー記念パネルと一緒に     Informationでパンフレットをもらいます