ブリティッシュヒルズ語学研修三日目
語学研修3日目は「Social Media」と「Fashion Design」の選択レッスンがありました。生徒たちには事前に、自分の興味関心に合ったレッスンの選択希望を取りました。
「Social Media」のレッスンでは、普段どの媒体でニュースや情報を得ているのかについて振り返り、オリジナルの番組を作るべく、人々の記憶に残るような伝え方やその効果について学びました。各グループでオリジナルの番組内容を練り、台本を作ったり、取材班と撮影班に分かれてそれぞれの動きを確認したりと、実際さながらの体験をすることができました。英語を即興で使う力も試され、刺激的で楽しいレッスン内容でした。
「Fashion Design」のレッスンでは、まずは体の部位、色や柄に関する語彙を学びました。その後、生徒たちは写真をみながら、モデルがそれぞれどのような服を着ているかを説明して学習した語彙を確認しました。”She is wearing a large, green, polka dot cloth from her neck to her waist.” (彼女は首から腰までの大きな緑色の水玉模様の布を身に着けています。)
英語となると大人でも苦戦するレベルですが、生徒たちは「何て言えばいいのかな」と相談し合いながら積極的に挑戦していました。レッスンの最後には、創意工夫を凝らし、それぞれ思い思いのドレスをデザインすることができました。なかには、ブロッコリーをモチーフにしたドレスをデザインした生徒もおり、豊かな発想力に驚かされました。
研修の締めくくりとなるClosing Ceremonyでは、先生たちからの最後の質問が待っていました。生徒たちは修了証書を受け取るために、先生たちからの”What is your best memory at BH?”などの質問に答えなくてはいけません。自信がなさそうに小さな声で英語を話していた1日目の姿とはうってかわり、今日の彼女たちは、楽しそうに英語でコミュニケーションを図っていました。BHでの思い出や出来事について、自分の気持ちを一生懸命伝えることができました。
3日間英語漬けのこの研修は、生徒たちにとっては大きな試練でしたが、その分英語に対する抵抗感が以前より減ったように感じます。レッスン内では、 間違えてもいい、自由に発言しようという外国人スタッフの徹底した指導のもと、積極的に英語を使って自分の意見を発信する生徒の姿がありました。この語学研修で触れた英語や、発揮した積極性、主体性を、ぜひ日々の生活のなかでもブラッシュアップしていってもらえたらなと思います。