生き物LIVEーカッコウ

9月下旬のある日、
学校の外廊下に佇むトリがいました。
茂みに逃げ込んだトリに近づいてみると…





↑ カッコウの幼鳥と思われます。
カッコウは『托卵』をする鳥として知られています。
このヒナも、小さい親鳥に育てられ、手狭になった巣から落ちてしまったのでしょうか。

その日はしばらく親鳥(養親)と思われる悲しげな鳴き声がしていましたが、やがてあきらめたのか、静かになってしまいました。

翌日、縞模様の羽根があたりに散乱していました。



かわいそうな結末でしたが、
自然界の秩序ですから手は出せません。

清陵の森の中では、日々いろいろな生物の営みがあるのでしょう。
その一端を垣間見た一件でした。