定時制だより

租税教室

 今日は税理士の大根田先生をお招きして、租税教室を実施しました。アルバイトをしている人は、すでに給与明細書を受け取っていると思いますが、そこに示された様々な数字の意味や、源泉徴収票の意味、税金の使われ方などを教えてくださいました。

 ところで、皆さんは1年間に高校生一人あたりの教育費として、どの程度の税金が使われていると思いますか。令和2年度版『とちぎ教育のしおり』(栃木県教育委員会)によると、定時制高等学校では(平成30年度:一人あたり)1674千円だそうです。1か月当たりにすると14万円弱ですね。そのほとんどが県費からの支出、つまり、栃木県民の皆さんや県内にある企業から税金として納められたお金です。授業料以外にも、このような税金によって皆さんの学校生活が支えられているのですね。この数字を通して、なぜ税金を納めなければならないのかということについて、ちょっとだけ考えてほしいと思います。