鹿沼組子
鹿沼組子の知識

組子とは

組子とは、障子(しょうじ)などに使われる細かい部材(ぶざい)のことで、一般には桟(さん)と呼ばれるものより細かい部材のことを言います。 障子の格子(こうし)の部分を、職人たちが技術を競い合って細く、複雑にしていったものを組子と呼ぶようになりました。
細くひき割った木に切り込みを入れ、カンナやノコギリ、ノミなどで調節しながら、釘などを使わず手作業で組み合わせて何種類もの模様を作ります。

基本的な組子の模様


麻の葉模様
昔から魔除け(まよけ)の力があると信じられてきました。


胡麻柄模様


角麻の葉模様


桜亀甲模様


七宝亀甲模様