鹿沼組子
組手加工

地組(じぐみ)(*1)のパーツを作る工程です。
パーツに入れる切り込みなどの角度を決め、すみつけ(*2)・切り込み・切断をします。
勾配を間違えると後で組み立てることができなくなるので、とても重要な工程です。

使用する工具
①コンパス②回し金③しらがき④はたがね⑤曲尺⑥回し金

すみつけをします。
パーツとパーツが組み合う部分に印をつけます。

組手引きという機械ですみつけした部分に切り込みを入れます。

切り込みが入った状態です。

それぞれのパーツの長さに切断します。

それぞれのパーツの完成です。

用語解説

(*1)「地組」
ここでいう地組とは、基本となる正六角形のことです。

(*2)「すみつけ」
作業の基準となる芯や高さ・幅などに印をつけることです。


組手加工(154MB)