「小倉百人一首」の和歌教材を学習材とした本実践では、大きく2つのことをねらいました。まず、和歌という短詩形文学になじみの薄い学習者が「暗唱することによって和歌に親しむ」ことを考えました。また、その「暗唱」という活動を「自己評価・相互評価」することによって、「どのようにしたら確実に暗唱することができるか」という暗唱の方法・コツを考えさせようとしました。次に、教師の一方的な講義調の授業を避け、関心や意欲を喚起しつつ、学習者が和歌の内容を調べ、その成果を発表します。ここでもまた、調べ学習を「自己評価・相互評価」
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