○ 古典の入門期において、古典への抵抗感を少しでも和らげ、親しみを持たせることができるように、「浦島太郎」の昔話や、文部省唱歌「浦島太郎」の歌詞を提示し、生徒が知っている「浦島太郎」の昔話の内容と「御伽草子」の原文の内容の違いを指摘させます。また、学習プリントを用いて現代語の表現と古文の表現の違いや語句の意味・用法などを確認させます。
※本事例は、栃木県総合教育センターの「平成14年度 調査研究 教科指導の工夫・改善 −指導事例集− 国語科 言語文化に対する関心を深める指導の工夫 −古典に親しむ態度の育成を目指して−」を再掲したものである。国立教育政策研究所教育課程研究センターの「評価規準の作成,評価方法の工夫改善のための参考資料−評価規準,評価方法等の研究開発(報告)−」(平成16年3月)が出される前の事例であり、評価規準の内容や表現は、その当時の考え方に則して書かれている。
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