第4回  平成27年11月21日(土)



 「自己有用感」を高めるためには、他者や集団との関わりが重要であると学びました。



 子どもが、集団や社会の中で、自分の存在を価値あるものとして受け止めるための手立てについて話し合いました。




  • 「ほめる」ということは意識していましたが、それだけではなく、他者や集団との関わりを考えて、認めたり感謝したりする声かけや場の設定が大切であることに気付くことができました。【現職】
  • 他者との関わりの中で社会性が育つことを考えたとき、多様な人と多く関わることのできる学校という環境の可能性を感じるとともに、学校の役割の重要性を再認識しました。子どもの様子にしっかり目を向け、人と人をつなぐ意識をもって子どもたちと接していきたいと思いました。【現職】
  • 自己有用感は、子どもの人生に大きく関わる重要なテーマだと感じました。実際に子どもの自己有用感を高めることは簡単なことではないと思いますが、「貢献」「承認」「存在感」「関係性」を意識して、子ども一人一人を大切にし、自己有用感を高めることができる教師になりたいと思いました。【学生】
  • 自己有用感という言葉はなんとなく知っていましたが、今回の講座では具体的な手立てを考えることを通して、内容についての理解も深めることができました。手立てについて他の受講者と話し合うことで、子どもにとってはただほめられるより、みんなにとって良いことをしてくれたと感謝してもらえる方がこれからも頑張ろうという原動力になると実感できました。【学生】



 


 子どもたちの自己有用感を高めるために、教師としてどのような手立てを実践することが有効か協議しました。



 様々な手立てを考えたり聞いたりすることで、子どもたちの自己有用感を高める上で教師ができることはたくさんあることを再確認しました。




  • 自己有用感を高めるための場面設定が大切だと感じるとともに、特別な場面だけではなく、普段の言動も考えて行わなければならないと感じました。どんな子どもを育てたいのか、そのために教師はどうすればよいのかをしっかり考えて今後の指導に生かしていきたいと思いました。【現職】
  • 研究協議の中で、自己有用感を味わうことができたように思います。お互いに意見を出し合い、意見を認め合い、協力して意見をまとめ発表することを通して、認められている、役に立っていると感じることができました。子ども同士や子どもと教員など、様々な他者との関係性の中で、子どもたちがこのような体験をできるように努力していきたいと思いました。【現職】
  • 研究協議の中で、「愛のある観察」という言葉がでました。子ども一人一人をしっかり理解し、子どもの良いところを見ることがまずは大切だと感じました。そして、子どもの良い面を賞賛することや、その子が輝ける場面や認め合える場面をつくれるようにしたいと思いました。【学生】
  • 様々な手立てを聞くことで、視野が広がり大変勉強になりました。自分が過ごしてきた学校生活の中に、このような意図があったのかと驚くとともに、これまでお世話になった先生方への感謝の気持ちが強くなりました。今度は自分が子どもたちの自己有用感を育める教師になれるよう頑張りたいと思いました。【学生】