第6回  平成28年1月9日(土)





道徳教育について、目標や育成すべき道徳性など、基本的な内容を確認しました。



具体的な場面を想定して、道徳的実践の指導の在り方について考え、協議しました。


  • 道徳教育は、教育活動全体を通じて行うものであること、子どもの発達の段階に応じて道徳的実践力、道徳的実践の指導を考えていかなければいけないことを改めて確認することができました。今回学んだことを、週明けの勤務から生かしていきたいと思います。【現職】
  • 普段、自分が子どもたちにかけている言葉に、たくさんの道徳的要素が含まれていることが分かり、自分が発する言葉の重みを実感しました。教えたいこと、伝えたいことを道徳の徳目と照らし合わせて、工夫した言い方をすると、さらに言葉が生きてくると感じました。今回のような内容を学んでから発する言葉は、今までとは重みが違ってくると思います。受講してよかったです。【現職】
  • 道徳教育については、大学においても力を入れている内容です。だからこそ、今回の講話で、より理解を深められたと思います。大学で学んではいても、「卒業式の練習の指導場面には、どのような道徳的価値が含まれているか」などを考えたことはなかったため、具体的に考えることができました。【学生】
  • 言葉かけ一つとっても、子どもの道徳性を養うことを考えながら実践することは難しいと感じました。子どもたち一人一人の道徳性を養えるような教師になりたいと思いました。【学生】






資料を読み、ねらいとする道徳的価値、発問、予想される児童生徒の反応を考えました。



班の中で意見を交換しました。


  • 場面設定を考え、中心発問を考えるという作業は、とても難しいものに感じました。苦しんで、苦しんで、考えたことを実践していくことによって、よりよい授業ができあがるのだと思いました。他の教科等においても言えることだと思いますが、「ねらい」をはっきりさせることは大切なことだと実感しました。【現職】
  • 一つの資料でも、取り上げたい場面や発問がいくつも出てくるため、学級の実態によって展開が変わることを実感しました。講師の「子どもの心が一番揺れる場面を選んで」との助言に「なるほど」と思いました。「ねらい」をはっきり定めることの大切さも分かり、是非、今後の実践に生かしていきたいと思います。【現職】
  • 一つの資料の中にも、子どもたちに教えたいこと、伝えたいことがいくつもあり、中心発問を考えることはとても難しかったです。発問の言葉を少し変えるだけでも、子どもたちが考えやすくなるのを実感できたので、将来、子どもたちに教える際に、活用したいと思いました。【学生】
  • 中心発問を考えることはとても難しかったです。しかし、実際の子どもの姿を想像することは楽しく、また勉強になりました。自分が授業を行う際も、一つ一つの発問をじっくり考えていきたいと思います。【学生】






キャリア教育について、目的や育成すべき能力など、基本的な内容を確認しました。


学校生活におけるキャリア教育の指導場面と指導の在り方について協議しました。


  • 「学校教育全体で」「その人の一生を通して」という意味では、道徳教育と近いものがあると感じました。「キャリア教育の時間」という時間が設定されているわけではないため、常に子どもたちの将来を考え、授業等を行っていく必要があると思いました。【現職】
  • これまで、進路指導とは、まさに出口指導のイメージでした。また、キャリア教育に関しても、特別に時間を作って行うというイメージがあり、考えを改めました。授業でも、行事でも、子どもたちに基礎的・汎用的能力を身に付けさせられるよう意識して実践していきたと思います。【現職】
  • 現職の方々から具体的なお話をたくさん聞くことができました。どのような視点からキャリア教育を考えていくのか、どのように能力を育てていくのか、様々な意見を聞くことができたので、自分の考えに幅をもたせていきたいと思います。【学生】
  • キャリア教育という言葉をよく見聞しますが、実際のところ、よく理解できていなかった部分があります。キャリア教育は、その場限りの教育・指導ではなく、子どもたちの将来を見据え、関わっていくことが必要であると感じました。【学生】